仮面の猫と青の光の戦士のデュエット   作:ジェットプテラ

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第四十九話が完成しました
其れではどうぞ


サプライズツヴァイウィング解散宣言

《id:#》猫とクリスがノイズ退治をしている間に翼のライブが進んで奏と青愛は其々役目を果たそうと待機しており一応連絡を取れるようにバイク用にインカムを付けており

 

「ありがとう!

 みんな!

 こんな気持ちで歌のは久し振り!

 私は歌が好き…其れを思い出せたの!

 聴いてくれるみんなの前で歌うのが好き!」

 

会場から歓声が響いた

 

「皆はもう知ってるけど、私は海外で歌うかというオファーが来ている…」

 

翼がそう言って青愛直ぐに奏に連絡を入れる

 

青愛

「奏さん?

 雲行き怪しくないですか」

 

『奇遇だな

 アタシもそう思った』

 

「今までは何のために歌っていたかは分からなかった。

 けど今ならこれだけは言える!

 “私は世界に歌を届けたい”!」

 

翼は自ら私は世界に歌を届けたいと言った

 

『翼…成長したな…』

 

奏は翼が自ら世界に歌を届けたいと、言った事に感心して居たが

 

青愛

「いや、如何するんですか?

 明らかに翼さん自らツヴァイウィング解散と言いそうですけど?」

 

『いや解散宣言するならあたしもそろった上で解散を言うのが筋と言うのもだと思うがな

 兎に角やってくれ』

 

青愛

「了解!」

 

会場は歓声と拍手に包まれようとしたその時に青愛は手に持って居るスマホを操作すると

 

『“世界に歌を届けたい”…では、この私をあなたの歌はどの程度聴くか試してみようじゃない!』

 

ライブ会場のスピーカーから突然青愛の声が響いた

 

「え?」

 

翼は唖然して居ると突然、ライブ会場の中央から徐々に光が消えていき、唯一の光が観客達のペンライトだけとなっていた。

 

「これは…一体…?」

 

翼は打ち合わせした時にこんな演出の事は一切聞いておらず困惑する中

ステージの照明機材が突然動き出して照明機材の光がとある場所を照らす

照らした場所は会場の屋根の上でそこには黒いローブーを纏った不審者(青愛)が居た

観客達が黒いローブーを纏った不審者(青愛)に視線が集中した瞬間に

 

黒いローブーを纏った不審者(青愛)

「!」

 

黒いローブーを纏った不審者(青愛)は何の躊躇もなく飛び降りた

翼と観客達はいきなり黒いローブーを纏った不審者(青愛)が飛び降りた事に驚く

その間に青愛は身に纏って居る黒いローブーの下で〔プリチェンミラ〕とこの日の為に今は亡き猫と青愛の父、学一が残した資料に存在して居た資料から作った新たな〔プリカード〕を出して

 

青愛

「!、!」

 

落下しながら二種類の〔プリカード〕を〔プリチェンミラ〕にセットして地面すれすれで〔プリチェンミラ〕を起動させると

黒いローブーを纏った不審者(青愛)を包み込む様に氷塊が出て来て

 

翼、観客達

『……』

 

静かに見つめると氷塊に

 

ピキピキ

 

と亀裂が走って

 

バキンッ

 

氷塊が砕けると其処に居たのは黒いローブーを纏った不審者(青愛)ではなく薄暗い青色と黒色の女性が居た

 

【挿絵表示】

 

(青愛)

「この私……(えっと)

 

(青愛)ぱっと見で今の自分を見て

 

フォルテットディーブブルー(青愛)

「ゴホン!

 この、フォルテットディーブブルーが、片翼であるあなたの歌をどの程度満足してくれるのか試してみようではないでしょうか!」

 

翼のライブに乱入した人物はフォルテットディーブブルー(青愛)と名乗った


その姿を見ていた響と未来は

 

未来

「は…話を聞いてはいましたけど…」

 

「あれも青愛の力かな?」

 

前に以て知っていたが、|フォルテットディーブブルーの姿の青愛を見るのが初めて驚愕していた

 

響は予め猫から受け取っていたメモを取り出して

 

未来

「響、なんて書いてあるの?」

 

「えっとね……

やっほー!

響がこのメモを見ている事は私が何らかのノイズ退治もしくはトラブルに巻き込まれて青愛の限定コスチューム、フォルテットディーブブルーが解説できない事になって居ると思うから

今回青愛が変身して居るフォルテットディーブブルーはこのイラストでダークアクア、バッドエンドビューティ、ダークスカイ、ブラックスカイの〔プリカード〕から抽出して新たに作ったキュアサファイヤの逆一の存在だから

後はライブを楽しんでね

猫より

……だってさ」

 

未来

「そ、そうなんだ……」

 

響と未来はステージの方を見る


「フォルテットディーブブルー…?」

 

翼は打ち合わせの時にこんな予定をする事など弦十郎、慎次、スタッフから一切効いておらず完全に宇宙猫状態になっており

 

フォルテットディーブブルー(青愛)

「そ、その通り。

 えっと2年前、お前のもう1人の片翼の歌を歌えなくなったのは、この私が呪いをかけたのだ!!」

 

フォルテットディーブブルー(青愛)に変身して居る青愛も必死に言葉を選んで其れっぽい演出をする

 

「はぁ!?」

 

翼はフォルテットディーブブルー(青愛)が言っている噓に何言って居るんだ顔をしてしまう

 

フォルテットディーブブルー(青愛)

「!?

 ほ、本当はお前達2人を呪いかけようとしていたが、片翼の根性がお前の分の呪いを与えてしまった…これには、私の予想外だった…立派な片翼だったよ」

 

フォルテットディーブブルー(青愛)は必死な事を隠す為に笑いながら翼を見つめる

 

フォルテットディーブブルー(青愛)

「お前の呪いを与える為の力を2年間蓄える為に密かに休めた…今こそお前を呪いにかける時が来た!」

 

フォルテットディーブブルー(青愛)は、翼の元へ歩き出そうとしたその時

 

「ちょいと待ちな!」

 

「この声は…!?」

 

フォルテットディーブブルー(青愛)

「ほう・・・来たか。もう1人の片翼よ」

 

するとフォルテットディーブブルー(青愛)が見た方向にフォルテットディーブブルー(青愛)の時の様にライブ会場の屋根にライトが照らされ、そこにはローブを纏っていて、顔を隠した謎の存在基奏がいた

謎の存在()はそのままライブ会場内へとダイブした

フォルテットディーブブルー(青愛)とは違いこっちはワイヤーアクションでくるくると回転しながら、翼の隣に降り立ち、ローブを纏った謎の存在がすかさずそのローブを外した

此れには翼は目を見開いた!

 

「お前の呪いから解放するのには、あたし達風鳴 翼と…この私、天羽 奏と言う“ツヴァイウイング”の歌を聴かせてやるからな!」

 

謎のフォルテットディーブブルー(青愛)の出現と最近まで消息不明だった《ツヴァイウイング》の片翼、天羽 奏のサプライズ登場に会場は一気に騒ぎ始め、我に戻った翼はピンマイクとマイクの電源を落として

 

「なんで奏が此処に!?」

 

奏に色々と質問した

奏はピンマイクを装着していないので、マイクの電源だけ落として

 

「そんなのを決まってるじゃん。お前と一緒に歌いたいからだ!」

 

「それじゃあ、あのフォルテットディーブブルーは何者?

 奏を呪いにかけたって出鱈目を…」

 

翼が言いかけている途中で奏は人差し指で翼の口を閉じて

 

「あ~…あれは演技だ」

 

「えっ?」

 

奏の言葉を聞いた翼は首を傾けていた

 

「…詳しい事は後で説明するから、今は付き合ってくれ……。」

 

「え…ええ。

 解ったわ。けど、どうすればいいの?」

 

「大丈夫さ…私と翼。

 両翼揃った“ツヴァイウイング”は何処までも飛べるだろ?」

 

「うん!」

 

そう言うと2人はマイクの電源を付けて、マイク越しに観客に話しかけ、奏は自分が如何して今の今まで表舞台から姿を消したのかを話し始めた

 

「私は2年前のあの日からそこにいる謎の存在、フォルテットディーブブルーが現れ、そいつが私に呪いをかけられ、表舞台を出る事が出来なくなった…」

 

それを聞いた皆は驚きを隠せなかったが、観客の響と未来は、演技である事を知っている為苦笑していた

 

「だけど、私は諦めない!

 何故ならフォルテットディーブブルーと戦った事がある人から話を聞くと、私の中にある呪いを無くなるのには、フォルテットディーブブルーの前に歌を歌えば解放されると…だからフォルテットディーブブルーが現れるまで私は密かに練習した!

 歌を歌う度に呪いが発生してしまうけど、それでも諦めずに最後まで私は歌う!

 だから皆、こんな私だけど最後まで見守ってくれ!!」

 

奏の叫びを聞いた観客は沈黙が続いていく

すると

 

パチ…

 

1人の拍手が聞こえて来た

それを境に

 

パチパチパチパチッ・・・

 

1人、2人、4人、8人と、徐々にその拍手をする人が多くなり、終いには…

 

観客A

「お帰りなさい!奏さん!」

 

観客B

「貴方と翼さんの歌をもう一度聴かせて!!」

 

観客C

「フォルテットディーブブルーの呪いを歌で吹き飛ばせ!!」

 

と、奏を歓迎する声が聞こえ、聞いた奏からは涙が溢れていた

 

フォルテットディーブブルー(青愛)

「片翼がそう言うなら歌ってみるが良い!

 風が鳴りし翼と天へと奏でる羽と名乗る歌姫よ!

 その2つのウイングで私の呪いを吹き飛ばす歌を!!」

 

フォルテットディーブブルー(青愛)の言葉を宣言した後に隠し持っていたスマホを操作した直後、ツヴァイウイングの2人にとっても、観客の人達にとっても懐かしい曲が流れてきたのだ

 

「この曲って!」

 

響は、この曲のイントロを聞いて、すぐにこの曲が何かがわかり、未来は目を輝きだした

奏と翼の2人は、その曲を聞いて、顔をあわせると頷きそして、マイクを握って、歌い出した

曲名は“逆光のフリューゲル”

翼と奏、ツヴァイウイングの代表曲であった

 

(推薦BGM 逆光のフリューゲル)

 

会場のオーディエンス達が曲を聞き始めるや、其処から一気にヒートアップしていた


逆行のフリューゲルを聴いていたフォルテットディーブブルー(青愛)がいきなり

 

フォルテットディーブブルー(青愛)

「きゃぁあああ!」

 

少し可愛い悲鳴を挙げながら苦しみ始め、歌を終わる同時に、奏と翼は、苦しんでいるフォルテットディーブブルー(青愛)を睨むように見つめていた

 

フォルテットディーブブルー(青愛)

「ま…まさかこれ程の…歌姫の力…とは…見くびって居た…」

 

「フォルテットディーブブルー!

 奏の呪いを解いて!」

 

フォルテットディーブブルー(青愛)

「フッ…今の歌で既に解いている。

 この私を苦しめたのだからな。」

 

苦しんでいるフォルテットディーブブルー(青愛)は、にステージを離れる為に〔プリチェンミラー〕に〔バッドエンドビューティのプリカード〕をセットして

 

『かわるるん!』

 

PON!! PON!! PON!!

 

バッドエンドビューティの能力を得てドライアイスを生成して其れを煙幕代わりにする

 

フォルテットディーブブルー(青愛)

「だが、かなりのダメージを受けてしまった…完全に休めるのは、何年かかかるだろうな…最後に言わせてもらおう!

 いずれは貴様らの歌を闇に呑みこむ!

 歌うなら今の内だぞ!

 ハハハハハハハハ!!』

 

フォルテットディーブブルー(青愛)は笑いながらドライアイスの煙がフォルテットディーブブルー(青愛)の身体を全て包み込んで煙が晴れると、消え去って居た

 

「皆の応援のお蔭で私の中にある呪いが完全に消え去った!

 ありがとう!」

 

「私の片翼を助けてくれて本当にありがとう!!」

 

奏と翼の叫びを聞こえた観客は、おめでとうと言う叫びを叫んでいた

しかし

 

「…皆聞いてくれ!

 これは私からの重大発表があるんだ!」

 

奏の重大発表という言葉を聞こえた観客は、静かになった

 

「この場に借りて、私は飛び降りる……事になった!」

 

「えっ?」

 

観客達

『ええええええぇぇぇぇぇっ!!??』

 

奏のとんでもない発言を聞いた翼を含めた観客は驚愕する叫びを叫んでいた

因みに前に以て知っている響と未来そして、会場の天井から見つめているフォルテットディーブブルーの返信を解いて居た青愛、映像で見守っている弦十郎達は、真剣に見守っていた

 

因みに奏が言った飛び降りるは隠語で引退する意味であった

 

「理由は、2つ!

 1つ目は、フォルテットディーブブルーを倒す為に、私の身体が限界…に超えたからだ!

 呪いを解けたとはいえ、身体を一番休めるのには、かなり時間が要ると、医者から宣言された。

 だから飛び降りる事になった!2つ目は…」

 

奏は目を閉じ、落ち着いてから目を開け、翼の方を向いて呟き始めた

 

「2つ目は、世界を旅立つ翼を羽ばたくのを最後まで見守りたいんだ!」

 

奏の言葉を聞いた観客は、騒ぎ始めた

もちろん、奏が飛び降りる事を聞いていない翼は、固まっていた

 

「ツヴァイウイングを解散する形になってしまうけど、ツヴァイウイングを解散になっても、私達の事を忘れないでくれよ!」

 

奏は、最後の笑顔で観客達の前に見せる

すると

 

パチ…

 

パチパチパチパチッ・・・

 

先程よりも大きな拍手喝さいが鳴り響

 

観客A

「お疲れ様!

 奏さん!」

 

観客B

「最後まで良い曲を歌ってくれてありがとう!!」

 

観客C

「解散になっても忘れなくても、ツヴァイウイングは、俺達の2人の翼だからな!」

 

観客は、解散になっても忘れなくても最後まで見守る事を叫んでいた

 

「皆!

 本当にありがとう!!

 これからは、ツヴァイウイングの事を忘れずに、翼の事を応援よろしくな~!!」

 

そう宣言した奏は、マイクをステージの上に置き、ワイヤーアクションで利用しながら翼のように飛び上がった瞬間に会場のライトが全て消え、1分に関わらずライトが照らすと、会場の周りには、朱色の羽が落ち始めた

つまり、天羽 奏は朱色の羽となってアイドル界から去ったのであった

そして、今回のライブは大成功を納めたのであった




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