仮面の猫と青の光の戦士のデュエット   作:ジェットプテラ

53 / 70
第五十一話が完成しました
其れではどうぞ


カ・ディンギル

私達が食堂で食事して居ると

 

pipipipi

 

猫の〔スパイダーフォン〕が鳴り出して

 

「はい?」

 

弦十郎

『あぁ、猫君か』

 

猫は周りを見て〔スパイダーフォン〕を机に置いて、食事して居た響達は其れを見て

 

響、未来、青愛

「「「!」」」

 

食事を辞めて全員〔スパイダーフォン〕を見ると同時に猫は更に〔ビートレイズバックル〕を取り出して

 

 

〔ビートレイズバックル〕の〈セレクトケンバーン〉をある法則に基づいて〈セレクトケンバーン〉の鍵盤を引くと急に周りの音が無くなった

此れには

 

響、未来

「「!?」」

 

響と未来は驚く

 

「二人とも大丈夫だよ

 この〔ビートレイズバックル〕で周りの音を消して同時に私達も会話も消す事が出来るようにちょっと弄ったっから

 其れで弦十郎さん続けて構いません」

 

弦十郎

『いきなりの通信で申し訳ないな。』

 

「今、休憩兼食事入った所ですし、其れで一体何があったのですか?」

 

青愛

「弦十郎さんから連絡ってことは?」

 

弦十郎

『カ・ディンギルについての情報を教えてくれ!』

 

「カ・ディンギル…」

 

猫が響、未来、青愛にアイコンタクトを送ると

 

響、未来、青愛

「「「……」」」

 

食事を中断してスマホを取り出してカ・ディンギルを調べ始める

 

「其れで如何言う経由でカ・ディンギルを調べる事になりました?…」

 

弦十郎

『あぁ……フィーネのアジトに突撃した時に俺達よりも先に突撃して居たアメリカのとあるP(private)M(military)C(company)の兵士達がフィーネによって殺され居た

 其れでクリス君に其処に居て彼女から「カ・ディンギルとやらと、もうそれが完成してる」と言っていたんだ』

 

「成程ですね」

 

猫は響達の方を見ると

 

未来

「えっと…カ・ディンギルを調べたら殆どゲーム関係しか出てこない」

 

未来はスマホを猫に見せて響達を調べ物を見る

一応、響達が調べられる一般的な日本のリサーチサイトで検索掛けてみたが、まともにヒットするのはRPG系のテレビゲームに関連する攻略サイトばかりだった。

私が見て居ると

 

未来

「一応其れで殆どのゲームのカ・ディンギルには〝天にそびえ立つ塔〟と書かれていた…」

 

未来が言っている部分を見ると確かに〝天にそびえ立つ塔〟だと書かれていた

 

「名前だけかもしれませんが、一応響達が調べた結果を送ります」

 

猫は〔スパイダーフォン〕と未来のスマホを同期して弦十郎達に送る

 

弦十郎

『あぁ、ありがとう』

 

話して居ると

 

朔也

『指令!』

 

弦十郎

『っ……どうしました?』

 

通話の向こうから朔也が割り込んで来た

 

弦十郎

『ようやくサボタージュしていた櫻井博士と、通信が繋がりました』

 

実は了子は今日は未だに二課本部に出勤していない。

猫達が知る限りでは…広木大臣が暗殺された日と今日を除けば、了子が遅刻をしたことはない。

本部でもこちらでも、朝から何度も連絡を試みていたが、音信不通の状態が続き、今やっと通信が繋がったのである。

 

朔也

『音声出します』

 

了子

『ごめんね、出勤どころか連絡まで大遅刻しちゃって♪』

 

了子のその声を聞いた私達は了子本人と判断する

 

了子

『良い歳して盛大に寝坊しちゃった上に通信機の調子が良くなくて、できる女と日々豪語しておいてこのザマ………面目ないわね』

 

相手の声音によく耳を澄ませつつ、猫は〔スパイダーフォン〕の〈SPPウェブディスプレイ〉の画面を操作して通話を維持しながら本部にいるあおいの携帯端末にこっそりと

 

〝博士からの通信に映像は?〟

 

メッセージを送ると、ほどなく。

 

〝いいえ、音声だけです〟

 

 と、返信のメールが即座に送り返された。

 今頃本部司令室に投影された大型立体モニターの中央には、『SOUND ONLY』と表示されていることだろう。

 

弦十郎

『無事か了子君?

 そっちに何も問題はないか?』

 

弦十郎が、了子に探りを入れる。

 

了子

『まあある意味で問題はあったわね、寝坊した上にいつもより髪は乱れてるし、溜まってたゴミを出し損ねちゃったし、早く仕事したいのに女子のお手入れにてんやわんやだし』

 

 声だけを表層的に聞く限りでは、いつもの能天気の陽気でマイペースな博士ではあるが

 

「青愛」

 

青愛

「うん、少し違和感を覚える」

 

青愛の言う通り猫と青愛の耳の聴覚は、違和感を覚えざるを得ないでいた。

女子のお手入れでてんやわんやにしては、やけに物音が少なくて静かすぎる。

何より忍として鍛えられた猫達の聴覚と、直感は…了子は無理にいつもの櫻井博士の了子で見せようとする声色に感じられた。

それにほんの微かだが、聴覚が捉えた……ヒールと金属質な物体との、接触音を。

まだ自宅にいるってのは、真っ赤な嘘だな。

 

弦十郎

『なら良い、それより準備に忙しいところすまないが、聞きたいことがある』

 

了子

『せっかちね~~なにかしら?』

 

弦十郎はさらに、一歩踏み込んだ質問を了子に送りつける。

 

弦十郎

『さっき仕入れたばかりの情報だ―――〝カ・ディンギル〟』

 

クリスが教えてくれた……この一連の事件を収束させる上で、間違いなく最も重要な手がかりだと言える――Keyword。

 

弦十郎

『この言葉が意味するものは何だ?』

 

了子にカ・ディンギルの事を質問した

 

了子

『カディンギルとは、古代シュメール語で〝高みの存在〟……転じて、〝天を仰ぐほどの塔〟を意味しているわね』

 

 そして研究者としての声色となった博士になった了子の口からも、響達が調べた内容と同様の意味が発せられる。

 

弦十郎

『何故、そんな物を我々は気付かなかったのだ?』

 

「確かにそう言われちゃうと…」

 

響が不安になってくるが

 

弦十郎

『だが、ようやく掴んだ敵の尻尾…このまま情報を集めれば、勝利も同然!

 相手の隙にこちらの全力を叩き込み、最終決戦を仕掛けるからには、仕損じるな!』

 

響、猫、青愛

「「「了解です」」」

 

『了解です!』

 

エージェント達

『了解です!』

 

別の場所で、同じく一連の通信のやり取りを聞いていたエージェント達と翼は承諾して通話が途切れて

同時に

 

猫、青愛、響、未来

((((翼さん参加して居たんだ…))))

 

そう思った

 

了子

『ちょっと野暮用を済ませてから、私もそっちに向かうわ、それじゃあ』

 

私達の耳からは明らかに曰くありげな言い回しで、了子も通信を切った。

了子を切った後も

 

「弦十郎さん

 もう少しいいですか?」

 

弦十郎

『どうかしたのか?』

 

「いや、了子さんが言っていた「古代シュメール語で〝高みの存在〟……転じて、〝天を仰ぐほどの塔〟を意味しているて言っていましたよね」

 

弦十郎

『あぁそうだな』

 

青愛

「私達、光面姉妹は本部司令室に行くために何度もエレベーターを使って居るとエレベーターが無駄に凝っている事に気が付いて居るんですよ」

 

弦十郎

『無駄に凝ってる?』

 

「はい、まるで古代遺跡みたいなデザインじゃないですか?」

 

「……あぁ、確かにエレベーター自体はシンプルだけどエレベーターシャフトの向こう側古代遺跡ぽいなと思う時がある」

 

未来

「確かに言われて見れば」

 

弦十郎

『確かに…エレベーター周りのデザインは了子に任せきったからな…」

 

「其れで2課本部から地上へ出る最短ルートであるエレベーターシャフトの長さって確か……」

 

猫がそう言って響の方を見て

 

「え!?

 私……!?」

 

「そう

 ついでに記憶力を確かめるのも丁度良いかなって」

 

「き、急に言われても……えっと」

 

響は前に了子からエレベーターシャフトの事を想い出そうと頭を考えて

 

「えっと…確か…東京スカイタワー3本分の地下1800mだった気がする」

 

響がそう言うと

 

「響正解」

 

「良かった…」

 

響は無事に正解を出した事にホッとして居た

 

「因みに1800mは2課が活動時に使用している映像や交信といった電波情報を統括役割も備わって東京スカイタワー位の高さを持っています」

 

猫の発言を聞いて

 

弦十郎

『エレベーターシャフトの向こう側に、東京スカイタワーと同じぐらいのエレベーターシャフトの高さ……まさか!?』

 

弦十郎が、猫の言った台詞で何かを感じたと思ったその時、突然警報が鳴り響いた!

当然通話をして居た私達も

 

猫、青愛、響、未来

「「「「!!」」」」

 

私達は身構えてしまう

 

弦十郎

『どうした!?』

 

弦十郎が警報の正体を探る為に指示を出すと

 

朔也

「飛行タイプの空母型ノイズが3体…いや、更に4体確認!

 合計7体確認!!」

 

猫は机に置いてある〔スパイダーフォン〕手に取り直ぐに操作して〈SPPウェブディスプレイ〉に展開して響達に見せると確かに飛行タイプの空母型ノイズが7体居て、更に

 

オペレーターA

『第四一区域は墨田区第二九区域へ、第一七、十八区域も同様の方角へ進行中』

 

オペレーターB

『いずれの個体も、進行経路の先に、東京スカイタワーがあります』

 

確かに〔スパイダーフォン〕の〈SPPウェブディスプレイ〉にも飛行タイプの空母型ノイズを示すマークの7体も東京スカイタワーに向かっていく

 

弦十郎『スカイタワーには、俺達2課が活動時に使用している映像や交信といった電波情報を統括役割も備わっている。』

 

響「そんな場所が破壊されたら…」

 

弦十郎

『ああ。

 なんとしても、スカイタワーへ急行し、全力で守れ!』

 

響、猫、青愛

「「「了解!!」」」

 

私達は直ぐに食堂から東京スカイタワーに向かう為に移動して、猫は〔スパイダーフォン〕と〔ビートレイズバックル〕を回収して

 

「未来は近くにシェルター向かって」

 

未来

「う、うん」

 

猫も遅れて響と青愛を追いかける




最後までお読みいただきありがとうございます
感想、評価、誤字脱字を待って居ます。
次回もお楽しみに
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。