仮面の猫と青の光の戦士のデュエット   作:ジェットプテラ

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第五十二話が完成しました
其れではどうぞ


集う戦士たち

今回の戦場となったスカイタワーの上空に最初はただタワーの周辺を周回していた空母型ノイズたちは、ついに各々の腹部より、大量のノイズたちを投下し始めた。

地上型のノイズははコンクリートジャングルを闊歩し、空中型は空母型を防護するように飛び回る。

幸いなのは、スカイタワー周辺の避難は、一課と自衛隊の奮闘によって完了していることだ。

響、猫、青愛は特機部のヘリコプターで移動して居た

ヘリコプター(特機部の)がノイズの迎撃範囲に入る前に

 

響、猫、青愛

「「「!!」」」

 

ヘリコプター(特機部の)から飛び降りた

ヘリコプター(特機部の)は上空で飛行しているので猫達は重力に従って落ちると同時に猫達は其々の変身アイテムを取り出して

 

 

『SET』

 

『SET』

 

『かわるるん!』

 

「変身!」

 

青愛

「プリキュア!

 くるりんミラーチェンジ!」

 

『DUAL ON』

 

Balwisyall~Nescell~gungnir~tron(喪失へのカウントダウン)

 

 

PON!! PON!! PON!!

 

『MAGNUMARMED PROPELLER』

 

青愛

「歴史に刻まれる蒼き煌めき、キュアサファイア!」

 

『READY FIGHT』

 

其々変身を完了した響達は其々の攻撃体制に入り、響は伴奏をバックに戦闘歌を歌いつつ右腕のハンマーパーツを引き

 

『MAGNUM』

 

猫は〔マグナムレイズバックル〕を抜いて〔マグナムシューター40X〕にセットして

 

『かわるるん!』

 

青愛

「プリキュア!

 くるりんミラーチェンジ!」

 

PON!! PON!! PON!!

 

『知性の青き泉! キュアアクア!』

 

キュアアクアの能力を得て水の弓を生成して、構えて

 

「!!!」

 

『MAGNUM TACTICAL BLAST』

 

青愛

「!!!」

 

響は落下の勢いを相乗させた拳の一撃で、空母型のノイズの一体を打ち貫いて、猫と青愛は二人の必殺技で空母型のノイズの二体目を撃破した

空母型のノイズを撃破せしめた猫達は、地上のアスファルトに降り立つその直後に

 

Imyuteus amenohabakiri tron(羽撃きは鋭く、風切る如く)

 

天羽々斬(シンフォギア)〕の起動詠唱が響いて

 

響、猫、青愛

「「「!」」」

 

私達は起動詠唱がした方向を見ると、続いてバイクを駆り現場に到着した翼も、走行させたまま飛び上がり〔天羽々斬(シンフォギア)〕を起動、〔刀〕(アームドギア)を大剣に変形させ。

 

「ハァッ!」

 

蒼ノ一閃

 

 振り上げた刀身より三日月状のエネルギー波を放つが、光刃は空中型を数十体一度に撃破したものの、肝心の狙い目だった空母型には届かず、刃は虚しく途中で霧散した。

 

「くっ……」

 

仕留めきれず、眼を宙の敵へ突きつけたまま苦虫を噛む翼。

空を浮遊し、飛び続けられる術を持っていない現状の二人にとって、やはり自分たちの攻撃範囲外の上空にいる空母型は、手を焼く難敵だった。

無論、それで手を抜く相手ではなく、遠慮の欠片もなしに残った空母型ノイズたちは次々と小型ノイズの群れを大量に投下し続ける。響たちは、それらを迎撃するだけで手一杯な防戦状態に陥った。

響の鉄拳が炸裂しても、翼の斬撃が振るわれても、光面姉妹の遠距離攻撃が放たれても、空母型をどうにかしない限り、敵の数は一向に減る気配を見せてくれない。

 

「もう一度ヘリに乗って、私たちも空から…」

 

「と行きたいところだが……これ程の数の中では、ヘリなど絶好の鴨だ」

 

響は自分を現場にまで送ってきた特機のヘリコプター(特機部の)を呼び戻してもう一度搭乗し、空母型より高度から攻める案を提示するが、それが困難なほど既に多数のノイズが戦場を跋扈していた。

 

「一応私は飛行可能ですけど…」

 

青愛

「お姉ちゃん、着陸重視でプロペラレイズバックルを使ったからフォーゼフォームの様に早く移動できないけどね」

 

猫達が空母型ノイズをどうにかしろうと考えている間にも、戦場から退避中だったヘリコプター(特機部の)に、空中型ノイズが迫り、襲おうとしている。

 

「やらせるかッ!」

 

敵の真意に気づいた翼は、戦闘歌を奏で〔刀〕(アームドギア)を振り翳し。

 

千ノ落涙

 

諸刃な剣の驟雨を降らせ、空中型を撃ち落としていく

更に

 

猫、青愛

「「!!」」

 

猫、青愛も其々の遠距離攻撃で翼が撃ち漏らした飛行型ノイズを撃ち落とすが其れでも何体かは不幸にも逃れてしまう。

全速力で戦場を離れるヘリコプター(特機部の)を遥かに上回る速度で、飛行型ノイズは肉薄し、猫達の目の前で、人がノイズの犠牲者にされる直前。

 

ズドドドドドドドドドッ・・・

 

荒々しいギターサウンドが轟いたかと思うと横から弾丸の雨がヘリコプター(特機部の)に迫って居た飛行型ノイズを殲滅してくれて更に響たちのいる地点にも注がれる太陽光を一時遮るほどの大型ミサイルが彼女らの丁度真上を通過し、空母型の一体の、残っていたノイズ投下部分に命中。これで〝一時的〟ながら、空母型たちの攻撃手段は失われた。

そして響と翼の耳にも響く音色は近づいていき、見上げれば、雲の隙間より射し込む太陽光を背にした人影が、こちらへと迫り。

 

「く、クリスちゃん!?」

 

「お前は…」

 

猫達の目の前に、あの大型ミサイルに乗ってここまで来た、〔イチイバル(シンフォギア)〕のギアアーマーを纏うクリスが降り立った。

 

クリス

「何やらこの辺がぴーちくぱーちく騒わがしくって煩くてさ、その………ちょっとした気まぐれ来てやったんだ………か、勘違いすんじゃねえよ!」

 

響達には照れ臭そうに若干顔を赤らめて、口では〝気まぐれ〟だと表してスカイタワーに駆け付けたクリスが居た

 

「随分遅い到着だったね」

 

青愛

「私達は何時でもウェルカムだったけど

 やっと私達と一緒に協力する気になったの?」

 

クリス

「勘違いすんなよ!あたし達はお前らの助っ人で現れてきたんじゃないからな!」

 

クリスは、赤めにしながら反論しようとするが

 

「クリスちゃ~ん♪」

 

クリス

「ひゃあ!」

 

響はクリスをガッツリと抱きしめて

 

「クリスちゃーん!!ありがと~~♪」

 

クリス

「ってこら!」

 

 満面の笑顔を浮かべた響が、ぎゅ~うとなんて擬音が相応しいほどの密着具合で、溢れんばかりの愛想をたっぷりに抱き付いてくる。

 

「よかった~~~いつか絶対に分かり合えるって信じてたぁ!」

 

クリス

「こ、ここここのバカッ!

  鉄火場のど真ん中でベタベタ引っ付いてくんな!

 接着剤か何かかお前!」

 

猫達は、響とクリスを見守っていた

 

クリス

「おいそこのお前ら! 見てねえでこのひよこ頭のバカを何とかしてくれ」

 

響から振りほどこうにも離れないクリスは思わず助け船を求める為に猫達に言うが

猫と青愛は苦笑いして

翼は、全くやれやれと呆れ混じりに。

 

「そう言うことは家に帰ってからやれ」

 

見捨てると言わんばかりのお言葉を発した。

 

クリス

「なぁ………い………いいいい家なら良いってのかッ!?」

 

それを聞いたクリスは上ずって盛大に裏返った奇声を上げ、白磁の肌色の筈な彼女の顔は、すっかり茹蛸の域にまで真っ赤の鮮やかな色合いへと様変わりした。

翼はさらに無視して

 

「皆、息を抜くのはその辺にしておけ」

 

食う右傾終了の合図を出す

ひと時の息抜きは翼の言う通り、ここで休憩を終わらせないと雲の密度はまたさっきより増した空を泳ぐ空母型ノイズが、私達のいる地上に影を流し込んで通り過ぎ、気を締め直した私たちは敵の巨躯を見上げた。

 

「再生を終えるのも時間の問題か……」

 

こちらを見下ろす敵の状態を前に、翼が一言零す。

クリスの攻撃で大穴が抉られた空母型のノイズを投下する腹部は、先程より傷の大きさが小さくなっている。

この空母型ノイズにも、このタイプならではの厄介な巨体やノイズ投下以外にもう一つ有り、ご覧の通りの、自己再生能力。

喩え位相差障壁を無効化しても、並の攻撃ではダメージを与えられても仕留めきれず、短時間の内に受けた傷も修復されてしまう。

かと言って無闇に高威力の攻撃をぶつければ、巨体ゆえに生じた爆発による周囲への二次災害も甚大。

その為、奏さんが居た頃はお互いのギアの歌(フォニックゲイン)を重ね合わせた重ね撃ちで空高く打ち上げ、被害を最小限に止めつつ仕留める戦法を取ってた。

だけど今此処に居る奏者は戦場に出て一年未満の響とこの間敵対して居たクリスである

歌を重ね合うには無理だと思わず此処に居るメンバーは把握して

 

「さて、どう連中を片付けたものかな?」

 

クリス

「だったら、アタシに考えがある、連中を一網打尽にする手がな」

 

「なになに?」

 

クリスに妙案があるらしく、何やら自信満々げに自ら攻め手を切り出そうとしていた。

 

クリス

「〔イチイバル(シンフォギア)〕の特性は、長射程広域攻撃だ」

 

「!」

 

猫はクリスが言いたい事を瞬時に把握して

 

「つまりギアの出力を上げながらも放出を抑え、エネルギーを臨界ギリギリまでチャージさせた砲撃を残る五体全てへ撃ち込むと同時に、敵の体内で一気に解放して殲滅―――ってところか?」

 

クリス

「っ……そん通りだよ」

 

猫はクリスの妙案を予想して口にしてみたら、どうやら当たりらしい。

 

クリス

「先に言い当てんなっての……」

 

青愛

「手っ取り早くは、嫌いじゃないだろう」

 

青愛はクリスの頬っぺたを突っついてクリスはウザそうにしながら青愛の指を払って

 

クリス

「まあな、アタシも鉄火場がごちゃちゃする前にケリをとっとと着けたいからさ」

 

「だが、それ程の大技ともなれば、エネルギーの圧縮と蓄積中は丸裸も同然、その間に敵の再攻撃が始まれば」

 

クリスが大技の準備の為に身動きができなくなる以上、間違いなくクリスは格好の的になる上、一網打尽にするには、こちらからも向こうからも見晴らしの良いビルの屋上などに陣取るしかない

だから

 

「だから私達が囮役として派手に迎え撃つんだ、連中にクリスに構う暇を与えさせないくらいにね」

 

「承知、ならば猫と青愛は空から」

 

猫、青愛

「「了解!!」」

 

『かわるるん!』

 

青愛

「プリキュア!

 くるりんミラーチェンジ!」

 

PON!! PON!! PON!!

 

『天空に舞う蒼き風! キュアプリンセス!』

 

青愛はキュアプリンセスの飛行能力を得て猫は〔レイズプロペラ〕、青愛はキュアプリンセスの光の羽根で空を飛び

 

「私と翼さんは、地上からクリスちゃんを守り抜けば良いってことだね」

 

響は自分の役割を言って翼と一緒に移動を始めた

其れを見たクリスは、また白磁の頬を少々赤くして、そっぽを向きつつも、満更でもない様子を翼達を見送る




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