仮面の猫と青の光の戦士のデュエット   作:ジェットプテラ

69 / 70
第六十七話が完成しました
其れではどうぞ


S(Superb)2(Song)C(Combination)A(Arts)

武装組織フィーネがライブを乗っ取ったが猫達が直ぐに包囲網を作ってマリアを捕縛しろうとしたタイミングで

 

α

 百輪廻

 

切・りeッTぉ

 

マリアと異なる装者、切歌と調と呼ばれた少女達が現れて混戦になり

 

「響!

 善意や偽善とか関係ない!!

 取り敢えずこの子達はフィーネの元へ居たクリスと同じだから一先ずぶん殴ってO・HA・NA・SHIが出来るようにするよ」

 

「あ、うん……」

 

猫と響は構えて調に突撃しろうとした瞬間会場内に巨大な空間歪曲からの緑色の閃光が走りそしてそこに現れたのは

 

「なっ!?」

 

青愛

「デカッ!?」

 

肉塊たちが禍々しく寄り集まった大型ノイズが姿を現す

 

調

「増殖分裂タイプ…」

 

切歌

「こんなの使うなんて、聞いてないデスよ!?」

 

調や切歌、木陰で見守るカナメですらそのノイズの使用は想定外であったようで口々に驚きの声を上げる。

 

マリア

「マム…?」

 

マリアは通信機でマムと言う人物に連絡を取って

 

マリア

「分かったわ…」

 

マリアは調と切歌にアイコンタクトすると

 

「新しいのノイズっ……え!?」

 

クリス

「おいおい……呼んだの自分らだろ!?

 

明らかにあのノイズを召喚させたのは向こうの筈なのに

 

HORIZON†SPEAR

 

α

 百輪廻

 

切・りeッTぉ

 

マリア達は各々の武器(〈アームドギア〉)で攻撃して新たに表れたノイズの巨大な肉体をバラバラに四散させてそのまま退避行動に走った。

 

「ここで撤退だとッ!?」

 

クリス

「折角温まって来たってのに、尻尾を巻くのかよッ!?」

 

「ねえ!

 待って!!」

 

響がマリア達を追いかけようとした瞬間

 

青愛

「響待って!」

 

「マリアさんの友達は随分厄介な置き土産を置いて行きました!」

 

先程マリア達が攻撃したノイズは飛び散った肉塊は、その全てが秒刻みに体躯を急速に肥大化し続ける増殖分裂の特性を有した巨大アメーバ型のノイズなのだから

猫達が巨大アメーバ型のノイズを見ていると慎次から通信が入る。

 

慎次

『皆さん聴こえますかっ!?

 会場の外には避難したばかりの観客たちがいます!

 そのノイズをそこから出すわけには…!』

 

「観客!?みんなが…!」

 

響の脳裏に浮かぶのは創世たちみんなの顔。

このままノイズ(巨大アメーバ型の)が増殖し続ければそのうち会場からあふれ出し、響の友人達や観客たちにまで被害が及ぶ。

それだけは絶対に避けなければならない。

だが…。

 

「迂闊な攻撃では、悪戯に増殖と分裂を促進させるだけ…」

 

「私達には一撃で殲滅する技がありませんから」

 

青愛

「其れに私の凍結もその場しのぎの一時的な物で、其れに凍らせて砕いても問題の解決に繋がりません」

 

クリス

「どうすりゃいいんだよッ!?」

 

クリス達が如何やってノイズ(巨大アメーバ型の)を増殖させずに撃破させるのか悩んでいると

 

「あります!

 アレなら…!

 絶唱……〝絶唱〟と〝ユニゾン〟です!」

 

響の口から、その手段が発せられた。

単に殲滅するだけなら、増殖と再生速度を上回る火力を叩き込めばいい。

青愛がキュアビューティ、キュアダイヤモンド、キュアマーメイド、キュアジェラートの力を掛け合わせた上で最大火力を放てばノイズ(巨大アメーバ型の)を倒せることは可能ではある。

だがその選択肢を取った場合の二次災害も尋常ではない規模となってしまう、ノイズ(巨大アメーバ型の)撃破の余波だけで会場周辺の観客達は確実に呑み込まれ、最悪犠牲となる

観客をより遠方へ避難させようにも、ノイズの増殖速度では満足に逃げることもままならずノイズ(巨大アメーバ型の)の餌食になってしまう

無辜の人々を巻き込まずにノイズたちを滅する、その両方を成立させるには、響達3人全員で絶唱を歌い、協奏(ユニゾン)させて出力を上げた上で奴らの増殖活動を抑制、炭素化を促進させるの一択しかない

 

「増殖力を上回る破壊力で一気殲滅……仕方あるまい。

 あの技を使うべきか」

 

クリス

「おいおい!

 本気かよ!」

 

「実質それしか選択ありませんね」

 

青愛

「取り敢えず時間稼ぎをします」

 

猫と青愛は動いた

猫は〔デザイアドライバー〕にセットして居る〔モンスターバックル〕を外して

 

『WIZARDRIVER』

 

『DUAL ON』

 

 『GRAB! CLASHOUT!』

 

『ZOMBIE』

 

『Wooooo……』

 

『プリーズ!

 ヒー!ヒー!ヒーヒーヒィー!』

 

 

『READY FIGHT』

 

猫は仮面ライダーナーゴ ゾンビウィザードフォームになり

 

「!」

 

猫はノイズ(巨大アメーバ型の)の周りを走り出して同時に

 

『コピー! プリーズ!』

 

二つのウィザードの魔法陣が現れて、猫が一つの魔法陣に潜るともう一つのウィザードリングからもう一人の猫が現れて

 

『『コピー! プリーズ!』』

 

オリジナルの猫と複製の猫がもう一度コピーを発動して四人になり

 

『『『『コピー! プリーズ!』』』』

 

今度は八人になり

 

『『『『『『『『コピー! プリーズ!』』』』』』』』

 

段々と猫がネズミ算式に増えていき

 

『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『コピー! プリーズ!』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』

 

オリジナルの猫と複製の猫、合わせて64人になった頃にコピーを辞めてノイズ(巨大アメーバ型の)の囲みが終わったタイミングで(オリジナルの)が〔デザイアドライバー〕にセットして居る〔ゾンビバックル〕に触れると複製の猫達も(オリジナルの)と同様に〔ゾンビバックル〕を触り

 

『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『ZOMBIESTRIKE』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』

 

32人の猫達が〈バーサークロー〉を床に触れると床から〈バーサークロー〉が生えて、生えた〈バーサークロー〉の掌から更に新たな〈バーサークロー〉が増えて此方もネズミ算式に増えていき同時にそれらが編み物の様に編まれて網になって

 

ノイズ(巨大アメーバ型の)

「!?」

 

ノイズ(巨大アメーバ型の)を捕縛して

 

「青愛!」

 

青愛

「うん!」

 

青愛の手には〔キュアビューティーのプリカード〕、〔キュアダイヤモンドのプリカード〕、〔キュアマーメイドのプリカード〕、〔キュアジェラートのプリカード〕のカードを持っており

 

『かわるるん!』

 

青愛

「プリキュア!

 くるりんミラーチェンジ!」

 

PON!! PON!! PON!!

 

『しんしんと降りつもる清き心!キュアビューティ!!』

 

『英知の光!キュアダイヤモンド!!』

 

『澄み渡る海のプリンセス!キュアマーメイド!』

 

『キュアジェラート! できあがり!』

 

と青愛はキュアビューティー、キュアダイヤモンド、キュアマーメイド、キュアジェラートの能力を得て更に右手に〔アイスキー〕をセットして居る〔クリスタルプリンセスロッド〕を、左手には〔ダイヤモンドアローラビーズ〕をセットして居る〔ラブハートアロー〕を持っており

 

青愛

「プリキュア、フォルテットブリザードロック!!!!」

 

〔クリスタルプリンセスロッド〕(〔アイスキー〕をセットして居る)を撥の代わりに、〔ラブハートアロー〕(〔ダイヤモンドアローラビーズ〕セット済み)を太鼓の様に叩く

すると会場に物凄い勢いで吹雪が吹き荒れて

 

ノイズ(巨大アメーバ型の)

「!?」

 

ノイズ(巨大アメーバ型の)を巨大な氷塊に変えた

プリキュア、フォルテットブリザードロックはキュアビューティーのプリキュア・ビューティブリザード、キュアダイヤモンドのプリキュアダイヤモンドシャワー、キュアマーメイドのプリキュア・フローズン・リップル、キュアジェラートのジェラート・シェイクを掛け合わせた技である

 

青愛

「一応拘束しましたけど……一時的なその場しのぎのです」

 

青愛の言う通り氷塊の中に居るノイズ(巨大アメーバ型の)は今でも膨張して氷塊に罅が入り始めている

 

青愛

「なので」

 

青愛、猫

「「響!!」」

 

青愛と猫がほぼ同じタイミングで振り返ると

 

「行きます!

 S2CA・Quartet Burstッ!!」

 

響、翼、クリスは互いに手を繋いで

 

響、翼、クリス

「「「Gatrandis babel ziggurat edenal 

   Emustolronzen fine el baral zizzl

   Gatrandis babel ziggurat edenal

   Emustolronzen fine el zizzl」」」

 

響達が〔シンフォギア〕の決戦機能、絶唱の詩を歌い終えた瞬間、手を繋ぎ合った装者達の全身から荒ぶるフォニックゲインが迸り、

 

「スパーヴソング!」

 

クリス

「コンビネーションアーツ!」

 

「セット!ハーモニクス!!」

 

虹色に彩られた波となった歌声の奔流はドーム状に広がり、増大してゆく。

響達がカードを切った〝奥の手〟の名はS(Superb)2(Song)C(Combination)A(Arts)

翼やクリスが該当する《第一種適合者》でさえも心身に多大な負荷(バックファイア)を齎す〝諸刃の剣〟な絶唱を、響を中心に装者たちによる合唱ギア同士を共振と共鳴させることで出力を上げるユニゾンを以て緩和、制御下に置いて奏でられる装者たちの連携戦術(コンビネーションアーツ)でありその威力は絶大だ、その分響には相当の負担がかかる

この三重奏による〝調律〟を浴びた拘束されているノイズ(巨大アメーバ型の)は、最初に拘束して居た物が外れて再度再生を始めようとするが猛威を振るおうとしていた増殖活動を停止寸前にまで抑制されて其の上S2CAによって放たれた膨大なエネルギーが増殖分裂型のノイズの外装が外れ始めた

身ぐるみ剥がされた本体は尚も増殖しようと肉塊を纏おうとするが、絶唱とユニゾンの重ね掛けによる虹色の波動によりその進行は余りにも微々たるもの。

無論、装者たちはこの好機を逃さない

 

響 「レディ!」

 

響は両腕の籠手(〔アームドギア〕)を合体、右腕に変形装着された円錐状のハンマーパーツが回転し始め。

 

クリス「ぶちかませ!!」

 

響はノイズ(巨大アメーバ型の)の本体に目掛け跳躍し、推進器の火を盛大に点火させ急上昇。

 

「これが!私たちの――~~♪」

 

響の右腕から放出される膨大な《フォニックゲイン》が螺旋の槍となり。

 

「――絶唱ォォォォだァァァァ~~~♪」

 

攻撃の直撃を受けたノイズ(巨大アメーバ型の)の本体はフォニックゲインの奔流の竜巻に飲み込まれ浴びられるがまま更に空高く跳んで行き、成層圏の高度にまで突き飛ばされ、虹色の閃光となって四散していくのであった。




最後までお読みいただきありがとうございます
感想、評価、誤字脱字を待って居ます。
次回もお楽しみに
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。