7月17日…今日はRASのギター担当、朝日六花の誕生日ですよ!!
それを記念した回になります!!
7月17日…今日は僕の誕生日だ
今日は朝からメッセージがたくさん来ていた
主には僕のバンドメンバーたちだけどね
あと、もう1人お祝いしないといけない人がいる
淳「六花お待たせ! 待った?」
六花「ううん、待ってないよ、私も今来た所だから。」
そう、僕の恋人である六花だ
今日はお互い、午前中はバンドやら用事があったから午後に会うことにしていた
六花「淳くん、お誕生日おめでとう!」
淳「六花もおめでとう!」
六花「ふふっ、小学生以来かな?」
淳「久しぶりに言ったね。」
思えば、僕らは中学では離れ離れになってしまったから、約4年ぶりにお互いの誕生日を祝ったことになる
まぁ、連絡は取り合ったりはしてたんだけど、直接言いたかったからね
淳「さて、時間も時間だし、そろそろ行こうか!」
六花「うん! でもギターそのまま持ってきちゃったけどいいの?」
淳「大丈夫大丈夫。」
僕たちが向かったのは、近所のライブハウス
ここで今日、僕の憧れのベーシストがライブをするのだ
淳「六花、これがパンフレットだよ。」
六花「ありがとう! へぇ、この人が…」
淳「うん! その人のジャンルに囚われない演奏スタイルがたまらなく好きなんだよね!」
そのベーシストはツトムさんと言うのだが、彼はプロとして活動している
年齢は42歳とそこそこいっているが、昔と変わらぬ若々しい演奏を見せる
僕の永遠の憧れだよ…!
淳「あ…! そろそろ始まるよ!」
六花(淳くん、でら目を輝かせてる…本当に楽しみなんやなぁ…)
客席の照明が落ちると、代わりにステージが照らされる
チコ「皆さんこんにちは! ブレイクタイムです!」
今回参加しているのは、インストバンドのブレイクタイム
メンバーはMCをしているギターのチコさん(24歳)、ドラムのタカさん(28歳)、キーボードのスバルさん(36歳)、そしてベースのツトムさん(42歳)だ
ツトムさん以外も全員がプロとして活動していて、今回はセッションバンドととして結成されたのだそう
チコ「そんじゃ、1曲目いきま〜す!!」
チコさんの合図で曲が始まるのだった
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〜ライブ終了後〜
淳「やっぱり皆、凄い演奏力だなぁ…!」
六花「うん…! でら凄かった…!」
淳「しかもバースデーソングも歌ってくれたしね。」
ツトムさんには今日のライブへ行くことは伝えてあったから、即興で僕たちの誕生日を祝ってくれたのかもしれない
折角だから、楽屋に挨拶してこうかな?
ツトム「元気そうだね、淳。」
淳「ツトムさん!」
ツトム「なるほど…そっちが彼女さんなんだ。」
六花「あ、朝日六花です!」
ツトム「よろしく、六花ちゃん。」
チコ「聞いてくださいよツトムさ〜ん!! 弦が切れちゃって〜!!」
ツトム「あ、そっか、チコは自分で弦替えられないんだった…」
チコさん、まだ弦替えられないんだ…
あれ、意外と難しいんだよね、慣れるまでは時間かかるよ
チコ「お〜! ユウちゃん!! あたしのライブはどうだった!?」
淳「最高でした! 前に一緒に演奏した時も凄かったんですけど、今回のは更に磨きがかかってました!!」
六花「淳くん、チコさんと演奏したことあるの?」
淳「うん、中学生の頃からちょくちょくとね。」
チコ「ほほ〜、君がますきちゃんの所の六花ちゃんか〜!」
六花「ますきさんを知ってるんですか!?」
チコ「うん、たまにサポートで出てもらってたから知ってるよ、あの子のドラムプレイ、凄く激しくて私好みなんだよね!」
ちなみにチコさんはライブごとにサポートメンバーをコロコロ変えるから、僕とますきさんは一度もセッションしたことは無い
チコ「やだユウくん! 私を差し置いて、こんな可愛い彼女ちゃん捕まえてきたのね〜?」
淳「捕まえてきたかはちょっと違う気がしますが…自慢の恋人です!」
チコ「も〜! あたしも彼氏欲しいよ〜!!」
ツトム「こんな感じだけど、意外とファンも多いからなぁ…」
余談だが、チコさんはファンからかなりモテているらしいが、それを本人が気づいていないらしい
チコ「あっ、そうだ!」
ツトム「あっ…(察し)」
チコ「ユウくんと六花ちゃんに着てほしい服があるんだ! ちょっとこっち来てよ!」
淳「服ですか…?」
チコ「いいからいいから!」
ツトム「六花ちゃん、敵を見誤るなよ…?」
六花「は、はい…?」
ツトムさんはそう六花に口告げたけど、どういうことだろう…?
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※六花視点
六花「ほ、本当に着るんですか!?////」
チコ「え〜? だって六花ちゃん、めちゃくちゃ似合うと思うよ? 彼氏のハート撃ち抜きたくないの?」
六花「淳くんの…////」
淳くんってどんな格好の子が好みなんやろ…?
でも、こんなファンシーで可愛い系は…
チコ「さ〜て! そろそろユウくんにも見てもらおっか!」
淳「じゃあ、開けますよ…?」
チコさんは淳くんに合図すると、試着室のカーテンを開けさせた
淳「…!!」
六花「ど、どうかな…?////」
私がチコさんに着させられたのはメイド服
何でこんな服があるのかは置いといて……正直私には似合わないと思ってたから、着るのは躊躇してたけど……いざ着てみると凄く恥ずかしい…////
多分だけど……あんまり似合ってないよね…
淳「六花。」ポンッ
六花「え?」
淳くんは私の頭に手を乗せると、優しく撫で始めた
淳「凄い似合ってる、可愛いよ。」
六花「っ…!!////」ギュッ
淳「お〜、よしよし。」
チコ「青春してるね〜、2人とも!」
私は褒められた嬉しさのあまり、淳くんに抱きついてしまった
あ、チコさんとツトムさんが居るんやった…
チコ「ねぇねぇ、六花ちゃん!」
六花「は、はい?」
チコ「逆にさ、ユウくんのメイド服姿見てみたくない?」
六花「えぇっ!?」
あかん…イケない妄想が次々と浮かび上がってきてしまう…////
それだけはマズい!
チコ「てなわけでユウくん、出てきていいよ〜!」
ツトム「てことは…」
六花「ま、まさか…!?」
淳「あ、あはは……僕に似合いますかね?」
六花「〜〜!?!?」
そこからの記憶はあまり覚えていない
確か淳くんがメイド服を着てて、そのまま眩しい光に包まれたような気がする…
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六花「う、ううん…?」
淳「六花、大丈夫?」
六花「淳くん…?」
ツトム「いきなり倒れたからびっくりしたよ。」
六花「わ、私倒れてたんですか…?」
チコ「うん、これはユウくんのあの格好は封印だね。」
六花「封印…?」
よく分からないけど、封印って言ってるから何か危ないことでもあったんやろか…?
色々聞いてみたけど、話を凄い逸らされた
本当に何があったんや…?
チコ「そうだ、六花ちゃん。」
チコさんはメモ用紙に素早く書き込むと、それを私に手渡した
チコ「それあたしの連絡先、なんかあったらまた呼んでよ!」
六花「あ、ありがとうございます!」
ツトム「今日はありがとね、2人の誕生日も祝えて良かったよ。」
淳「はい、今日はありがとうございました!」
こうして私たちはチコさんたちと別れ、帰路を目指すのだった
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淳「今日のツトムさんの演奏、凄かったなぁ〜!」
六花「うん! 歌も演奏のバランスが絶妙で、観ててテンションが上がるライブやった!」
淳「少しベース弾いていきたい所だけど……今日は夜遅いし家で弾こうかな。」
六花「じゃあ、ここでバイバイだね。」
あっという間に旭湯に着いたみたいだ
う〜ん、せっかく誕生日だし、まだ何かしてやれないか…
淳「六花、やっぱり旭湯少し入っていっていい? ひとっ風呂浴びたくなった!」
六花「も、勿論だよ! まだ時間は大丈夫だし…」
淳「じゃあ、入らせてもらうね。」
六花「……////」
淳「ろ、六花…?」
六花「今日誕生日なのに……まだあれしてもらってない…////」
淳「あれ…? あっ…!」
六花の言うあれとは、俗に言うキスの事だ
さすがに人目のつかない所でやってるけど、今日は一日ライブを観に行ったらしていたから、この時が待ち遠しかったんだろう
淳「フフッ、そうだったね。」
六花「んっ…////」
そして僕たちは、優しい口付けを交わした
16年前の同じ日に生のヒカリを灯したんだなと思うと、僕たちが付き合う事になったのは運命だったのかもしれない
六花、お誕生日おめでとう
誕生日回でしたが、新キャラ登場やオリ主の男の娘化など情報が盛りだくさんでしたね笑
実はオリ主も六花ちゃんと同じ誕生日という運命的な設定がありまして……もうちょっと上手く書けたらなぁとつくづく思いました
次回以降は新章を予定しておりますのでご期待下さい!