そのヒカリが君を照らす   作:ローマン

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 バンドリ関係の小説は久々になってしまいましたね

 今回から、チュチュメインの新章でオリキャラが登場します






因縁とバイオリン編
消えた天才


 

 

 

※チュチュ視点

 

 

 

 

パレオ「チュチュ様、何を見てるんですか?」

 

チュチュ「……動画投稿サイトにある弾いてみた動画よ。」

 

パレオ「バイオリンを弾いている動画のようですが……もしかして興味があるんですか!?」

 

チュチュ「馬鹿言わないで、ワタシはもうバイオリンはやらないって決めたの。」

 

 

 

 ワタシには才能が無かった……

 

 でも、mamはどんな結果であれワタシを褒めてくれた、それは何かに挑んだ努力だったのだけどね……

 

 結局のところ、ワタシの実力は認められていなかった

 

 でも今は、RAISE A SUILENのプロデューサー兼DJとして活動している

 

 自分で最強のバンドを作ると豪語しただけあって、Specialなメンバーと出会うことができた

 

 このバンドは、ワタシにとって大切な居場所であり宝物…

 

 

 

パレオ「チュチュ様? どうされました?」

 

チュチュ「なんでもないわ、それとパレオ……いつも感謝してるわ。」

 

パレオ「チュ、チュチュ様!? 熱でもあるんですか!? 普段はそんなこと言わないのに……!」

 

チュチュ「平気よ、ちょっと気分が良いだけだから。」

 

 

 

 仲間たちのことを考えると、自然と笑顔になれる

 

 ココロツルマキもそう言っていたわ

 

 ワタシだって昔は、目の前で活躍してる人たちの才能を妬んだこともあった

 

 特にアイツは……

 

 

 

チュチュ「一体、今どこで何をしているのかしら……?」

 

パレオ「何がですか?」

 

チュチュ「ちょっ!? まだいたの!?」

 

パレオ「それよりもチュチュ様、さっきの何してるっていうのはどういうことですか?」

 

チュチュ「……昔、バイオリンがとても上手な子がいたのよ、今は何しているのかさっぱり分からないけどね。」

 

パレオ「その子のお名前は何と言うんですか?」

 

チュチュ「ユイ シノハラ…天才バイオリニストと呼ばれていたのに、何故か表舞台から姿を消した……完全に音楽の世界からは身を引いたと思っていたのに…」

 

 

 

 ワタシは再び、スマホの画面のバイオリン演奏の動画に目を向ける

 

 

 

チュチュ「顔出しはしていないけど間違いなくユイだわ、あの弾き方は変わっていないもの。」

 

 

 

 音楽を捨てたはずのユイは、何故また戻ってきたのかしら……?

 

 まだ海外に住んでいるのかしら……?

 

 

 

パレオ「なら、会いに行ってみてはどうですか?」

 

チュチュ「どこにいるのか分からないし、ワタシ自身もう会いたくないのよ……」

 

パレオ「そうですか……」

 

 

 

 もしあの頃のワタシが、コンクールに入賞していたら……

 

 考えても無駄なことね

 

 ユイの実力は飛び抜けていたから、そんなことは不可能だわ

 

 もし再会したら、何も話せなくなってしまいそうだもの……

 

 

 

 

 

____________________________________________

 

 

 

 

 〜篠原家〜

 

 

 

 

 私の名前は篠原結衣(しのはら ゆい)

 

 バイオリンが大好きな高校1年生

 

 身長158cmで体重は……秘密♪

 

 今日は帰国して最初の登校日

 

 学校の名前は羽丘女子学園って言って、進学校で有名な所だ

 

 見学に行った時も凄い綺麗な校舎で雰囲気も良かったからそこに決めた

 

 

 

結衣「それじゃあ行ってきます!」

 

 

 

 去年まで海外にいたから、日本の学校の雰囲気ってテレビとかでしか見たことなかったけど、居心地は悪くない

 

 ちなみに両親は日本人だから日本語は分かるし、英語も人並みには出来る

 

 学校に着くと、先生から説明を受けて自分の教室に入った

 

 うわ〜 緊張する〜!

 

 

 

先生「それじゃあ自己紹介をしてもらいます、篠原結衣さんです。」

 

 

 

 私の入るクラスからは、小さな拍手が起こった

 

 自己紹介はちゃんと考えてきたから大丈夫なはず…!

 

 

 

結衣「えっと、篠原結衣です、少し前まで海外に住んでて、また日本に戻ってきました、趣味はバイオリンです。」

 

クラスメイト「バイオリンはどれぐらい弾けるんですか?」

 

結衣「小5までは毎日やってたんですけど、色々あって辞めちゃって……でもそのままじゃいられないって思って去年からまた始めたんです、趣味として。」

 

クラスメイト「凄い〜!」

 

 

 

 バイオリンやってる人って、極一部だからね

 

 自己紹介の時には使えるネタだよ〜!

 

 

 

先生「他に質問はありませんか? じゃあ篠原さん、1番後ろの空いている席に座って。」

 

結衣「はい。」

 

?「結衣ちゃん、こっちだよ。」

 

結衣「お、ありがとう。」

 

楓「私、駒形楓、よろしくね!」

 

結衣「よろしく!」

 

 

 

 駒形さんか

 

 凄い気さくで面白そうな人だ

 

 

 

楓「そうだ! 放課後、私とライブに行かない?」

 

結衣「ライブ?」

 

楓「チケット1枚余っちゃっててさ〜、友達が今日行けなくなっちゃったみたいだからさ〜、良かったら一緒に行こうかな〜って思ってたんだけど。」

 

結衣「ふ〜ん、ちなみになんのライブなの?」

 

楓「話題のガールズバンド、Pastel Palettesだよ!」

 

 

 

 へぇ〜、クラシック一筋だったから全然分かんないや

 

 でも、せっかくなら見てみたいかも

 

 

 

結衣「駒形さん、私もそのライブ行きたい!」

 

楓「やった〜! あと、駒形さんって呼び方じゃ堅苦しいから、楓でいいよ。」

 

結衣「オッケー、楓ちゃん!」

 

楓「ありがとう、結衣ちゃん!」

 

 

 

 こうして私は、転入先で新しい友達を見つけたのだった

 

 

 

 

 

________________________________________________

 

 

 

 

楓「ここだよ!」

 

結衣「ここが……!」

 

 

 

 私は、楓ちゃんに連れられてライブハウスにやってきた

 

 名前はCIRCLEって言うらしい

 

 

 

楓「今日はバスパレの他に、MorfonicaとRAISE A SUILENってバンドも出るんだよ。」

 

結衣「へぇ〜、ガールズバンドって今は凄いんだね。」

 

楓「そうだよ! なんてったって今はガールズバンド戦国時代だからね!」

 

 

 

 今は、そんな感じになってるんだ

 

 いや、全然詳しくないから何とも言えないけど…

 

 そして私たちは、チケットを払ってライブハウスの中に入っていく

 

 

 

楓「うわ〜、お客さんいっぱいだ!」

 

結衣「これっていつ始まるの? ブザーとか鳴る感じ?」

 

楓「あはは、ミュージカルとかじゃないから、ブザーは鳴らないよ! バンドの人たちが出てきたら始まりって感じかな?」

 

結衣「なるほど!」

 

 

 

 最初は、月の森女子学園で結成されたMorfonicaというバンドの演奏だった

 

 名門と聞いていただけに堅苦しい感じなのかなと思っていたら、そんなことはなく心に問いかけてくる印象のある楽曲が多かった

 

 何よりも私が驚いたのは、バイオリンパートの人が居たことだ

 

 あの人どこかで……? 気のせいか

 

 

 

結衣「す、凄いね、楓ちゃん!」

 

楓「でしょ〜? あ、次はPastel'palletsの番だよ!」

 

 

 

 楓ちゃん一押しのバンドか〜

 

 どんな感じなんだ〜?

 

 

 

彩「まんまるお山に彩りを! 丸山彩です!」

 

?「きゃー!! 彩ちゃーん!!」

 

 

 

 先頭のカラフルな髪の人、凄いペンライトを振ってる

 

 相当なファンなのかな?

 

 

 

楓「こっち向いてー!!」

 

 

 

 楓ちゃんも、めちゃくちゃなファンだったみたい

 

 先頭の人と同様に凄い盛り上がってる

 

 

 

?「彩ちゃん、可愛いですよね!」

 

楓「へへ! 皆、可愛いですよ!」

 

?「分かります!?」

 

 

 

 す、凄いカラフルな髪の人と話が盛り上がってるな

 

 どうしよう……? これ1人でも大丈夫かな?

 

 そんなことを考えていると、パスパレの人たちのライブが終わっていた

 

 

 

?「さてと、そろそろ……」

 

楓「どうかしたんですか?」

 

?「私、次が出番なので!」

 

楓「もしかしてあなた…RAISE A SUILENの!?」

 

パレオ「はい! キーボードメイドのパレオと申します!」

 

楓「やっぱりパレオちゃんだ〜! パスパレの大ファンなんだよね!?」

 

パレオ「ふふっ、ライブが終わったら一緒に語り合いしましょう!」

 

 

 

 そう言って、パレオさん?はステージ裏に歩いていった

 

 

 

?「ちょっとパレオ!? 出番はもうすぐなのよ、急ぎなさい!」

 

パレオ「は〜い、チュチュ様!」

 

 

 

 ん……? 今の声って……!?

 

 私が振り向いた時には、パレオさんは行った後だったみたいで、誰が彼女を呼んだのか分からなかった

 

 チュチュ?って呼んでたし、人違いか……

 

 

 

楓「さぁ、最後はRASの出番だよ!」

 

結衣「あっという間だね。」

 

 

 

 そしてぞろぞろと、RASのメンバーがステージに上がってくる

 

 あれ? あそこにいるのがパレオちゃんじゃない!?

 

 担当はキーボードなんだ!

 

 

 

チュチュ「Hello everyone! We are the RAISE A SUILEN!!」

 

結衣「え……?」

 

楓「ふふ〜ん、驚いたでしょ? これがRAISE A SUILENだよ!」

 

結衣「いや、そうじゃなくて……」

 

 

 

 何であの子が……!?

 

 私の憧れだった人がなんでバンドを……!?

 

 ど、どういうことなの……!?

 

 

 

?「それじゃあ1曲目、R・I・O・T!!」

 

 

 

 あなたはちゆ……ちゆなんだよね……!?

 

 今まで何をしてたの……?

 

 私はお客さんたちの歓声に飲み込まれながら、心の中で自らにそう問いかけるのであった

 

 

 

 

 

 







 少し不穏な終わり方でしたね

 そして、私はこれからMyGO!!!!.のアニメを見ます!!(第10話)

 次回もお楽しみに!!



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