最終回です
最後はオリキャラたちの日常を描いて終わろうかと思います
それではどうぞ
最終回 それぞれの日常
※結衣視点
結衣「ちゆ? ご飯食べなきゃ身体壊すよ?」
チュチュ「ユイはワタシのmomなのかしら……? 一食ぐらい平気よ!」
結衣「そんなだから背が伸びないんだよ〜?」
チュチュ「なっ!? これから伸びる予定よ!」
今日はちゆのマンションに来ている
理由は、パレオちゃんが山中くんとの遠くに買い出しに出かけてるため、ちゆの面倒を見れないとのことだからだ
チュチュ「はぁ……パレオ〜! 何とかして〜!!」
結衣「パレオちゃんは今日非番だから諦めてね?」
チュチュ「ぐぬぬ〜……」
結衣「遠くの町に売ってるジャーキー買ってきてって言ったのはちゆでしょ……? あ! 朝ご飯出来たよ!」
今日作ったのは、ご飯と味噌汁とウインナーの炒め物
私は自室に篭ったちゆを無理矢理引っ張り出して、テーブルに座らせた
チュチュ「ちょっと!? ワタシはこれから作曲をしたいんだけど!?」
結衣「その前に栄養付けなきゃ過労で倒れちゃうよ?」
チュチュ「……野菜は抜いてくれないのね……」
結衣「そりゃあ、栄養バランスは考えてるから!」
チュチュ「パレオのジャーキーおにぎりが恋しいわね……」
これは後でパレオちゃんにも、栄養管理について教えないとな……
チュチュ「what's? ユイ、何をしているの?」
結衣「いや〜、バイオリンの動画撮ろうと思ってさ。」
チュチュ「別にここじゃなくてもいいじゃない。」
結衣「ちゆの家のスタジオって音の環境良いからさ、何曲か撮っときたいんだけどダメかな?」
チュチュ「はぁ……好きに使いなさい。」
結衣「ありがと!」
ちゆは私の方を少し見た後、またPCへの打ち込み作業にかかる
結衣「ちゆって、いつもパソコンとにらめっこしてるの?」
チュチュ「にらめっこじゃない、これは作曲よ! ワタシたちは最強の音楽を目指してるの。」
結衣「ふ〜ん……」
私はちゆが打ち込んだ譜面を見てみた
なるほど、中々良いフレーズだけど……!
チュチュ「……!? なるほど、やるじゃない!」
結衣「へへ〜ん! 私だってバイオリンの腕だったら自信あるよ!」
そう、ちゆの譜面に書かれたフレーズをバイオリンでアレンジして弾いてみせたんだ
これにはちゆも少し驚いている様子だった
チュチュ「……少しだけアナタの力を借りたいのだけれど、どうかしら?」
結衣「もちろんだよ!」
私は幼馴染であり、ライバルであるちゆに力を貸すのだった
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※翼視点
パレオ「ちょ、ちょっと〜!? 早すぎだよ〜!」
翼「そうか〜!? かっ飛ばすと気持ち良いだろ〜!?」
俺たちは遠くのスーパーへ買い物に行くようチュチュに言われてるから、自前のバイクにパレオを乗せてぶっ飛ばしてる
翼「おっ! そろそろ着くぜ!」
パレオ「つ、翼くん……アクセル全開なんだね……」
翼「悪い、疲れちゃったか?」
パレオ「ううん、心配してくれてありがとう、RASで鍛えてるからスーパーに行く気力ならあるよ。」
「うえ〜ん! ママ〜!」
その時、近くに居た子供が泣いているのを見かけた
ぱっと見、小学校低学年ぐらいだろうか
翼「君、お母さんとはぐれちゃったの?」
「うん……」
パレオ「どんなお母さんですか?」
「髪が長くて……赤色のバッグ持ってる。」
翼「赤色のバッグか……パレオ、俺が近くを探してくるからこの子を頼む!」
パレオ「うん!」
俺は近隣に住む人たちや、お店の人たちに聞き込みを始めた
そして数時間後、子供の母親は無事に見つかり、事なきを得たのだった
その後、俺たちはチュチュに頼まれたジャーキー諸々購入し、買い物を楽しんだ
翼「今日はごめんな、チュチュの買い出しついでにデートしようって言ったのに。」
パレオ「気にしないで、私は翼くんと居れただけで楽しかったから。」
翼「パレオもバイクの免許取ったらどうだ? 楽しいぞ?」
パレオ「チュチュ様を後ろに載せるのならアリかも……!」
翼「ははは! 後2年ぐらい経ったら考えてみるのもいいな!」
今日は少しパレオに無理させちゃったかもしれないな
そういや、パレオはますき先輩のバイクに乗ったりはしないのだろうか?
六花ちゃんがますき先輩と乗ってるのなら、見たことあるけど
パレオ「むぅ〜……」
翼「ど、どうしたパレオ!?」
パレオ「今、他の女の子のこと考えてたでしょ?」
翼「そ、そんなことないよ!」
でも、こうして拗ねてるパレオも可愛い
パレオ「でも、許す……私は翼くんの1番なんだからさ……////」
翼「なら俺は、令王那の1番だな。」
パレオ「今は本名で呼ばないでよ……」
翼「俺はどっちも好きだぜ? パレオも令王那も。」
パレオ「もぅっ……////」
俺は少し拗ねてしまったパレオと、チュチュが欲しがってたジャーキーを購入し、彼女らの巣窟へと帰還するのだった
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※淳視点
淳「六花〜、上がったよ〜!」
六花「う、うん! 私も入ってくるね。」
今日は僕と六花のお泊まり会
六花の下宿先は銭湯だから、お風呂が広くてちょっと驚いちゃった
淳「あ、あれは六花の……!」
ふと目に留まったのは六花のギター
鮮やかな青色のヘッドレスという、同期の子では見たことがないギターを使ってる
綺麗に手入れされていて、今にも爆音を響かせられそうだ
淳「そうだ、僕もベース持ってきてるから、この後セッションしようかな。」
念の為ベースを持ってきたけど、六花とセッションできたらいいな
お? 適当に弾いてる内にRASのとある曲に近いメロディーが出来上がってきた
六花「お待たせ……あれ? それってOUTSIDER RODEO?」
淳「え……? う、うん、そうだよ……」
六花「あ、あれ? どうかしたの……?」
さすがRASのメンバーなだけあって、ベースラインを聞いて曲を一発で当てた
流石だ……けど、僕が言いたいのはそこじゃない
お風呂上がりの六花は眼鏡を外していて、髪もほどいてるからいつもと雰囲気が違って色っぽく見えた
要するに六花に見惚れてしまったのだ
淳「い、いや、六花が綺麗だな〜って……」
六花「き、綺麗!?//// そ、それはどうも……////」
淳「それならこの曲ならどうだっ……!」
僕が次に弾いたのは、SOUL SOLDIERのギターソロ
ベースに置き換えて弾いてみた(ドヤッ)
六花「で、でら凄い……!」
淳「うぅ、これって結構指にくるよね、六花はよく弾けるよね。」
六花「私も最初の頃は苦労したよ、たくさんチュチュさんにダメ出しされたし……」
淳「そうだったんだ、でもやっぱり諦めずに弾けるようになったのは凄いよ!」
僕は六花の頭を撫でてあげた
髪はサラサラで、いつまでも撫でてたいなとも思う
そんな六花は幸せそうな表情で、僕に身体を預けてきた
六花「あったかい……////」
淳「お風呂上がりだからね……何だか眠くなってきちゃった……」
六花の温もりを感じてる内に、段々と眠くなってきてしまった
小さい頃、お母さんに抱きしめられた時みたい
淳「六花はきっと……良いお母さんになると思うよ。」
六花「っ……!?//// そ、そう言うことは言わんといて!!////」
淳「えっ!? あっ、ご、ごめんね……」
六花「……でも、許す。」
六花が頬を膨らませて、僕に抱きついてくる
可愛い……
拗ねてる姿も愛らしいな
淳「明日のお出かけはさ、どういう感じにしようか?」
六花「気になってる服とかもあるから……最初はデパートがいいかな?」
淳「よし! 決まりだね!」
そして僕たちは寝る準備をし始めるのだが、ある問題が起こる
六花「じゅ、淳くん? 実はお布団がひとつしかなくて……」
淳「あぁ、なら僕は居間の方で寝るよ。」
六花「そ、それならさ、一緒に寝ない……?////」
淳「え? 一緒に……?」
一緒にってことは、かなり六花とは近い距離で寝るということだ
本人は期待しているかのような上目遣いで、僕を見つめてきている
答えは勿論……
淳「一緒に寝よう!」
六花「う、うん……!////」
僕と六花はお互いの体温を感じながら床につくのだった
またやってくる明日に向けて……
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〜?〜
さて、ここまで彼らの物語をお届けしてきたが、一区切り付けるために、ひとまず終わろうかと思う
だが、物語は終わったわけじゃない
彼らの先にあるものは何か、それは次なる作品で明かされるかもしれないね
君たちが見たものは、ほんの一部分に過ぎない
より近い内に、私は君たちと相見えることを願っている!!
Near future!!
はい、ということで彼らの物語はまだまだ終わりません!
活動報告の告知にもあった通り、今投稿しているバンドリ作品は他の作品と統合する形でひとつの新作として出す予定です
私自身、初めて完結に漕ぎつけた作品なので嬉しく思います
本作を読んでくださった方々には心より感謝します
ありがとうございました!