そのヒカリが君を照らす   作:ローマン

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 GW中は部屋に篭って色んなアニメを見まくる予定のローマンです笑

 あ、小説の方もちゃんと更新しますからね!?

 今回は、少しR15注意でお願いします

 それではどうぞ!!





宿での一幕

 

 

 

※淳視点

 

 

 

 僕たちは浴衣に着替えて、男女で部屋分けをしたんだけど、圧倒的に女子の割合が多いんだよね

 

 凄い今更だけど…

 

 

 

未来「ふぅ〜疲れた〜!!」

 

真奈「今日はいつも以上に激しい弾き方だったわね。」

 

未来「そりゃあ、あのRASとの合同練習だったからさ、ついつい激しいパフォーマンスをやりたくなっちゃってね〜!!」

 

 

 

 あはは…確かに僕もいつも以上に動いて弾いたかもしれない

 

 パフォーマンスを大事にしながら、あの演奏だもんね

 

 RASは凄いよ

 

 

 

ますき「さてと、この後はどうする?」

 

レイ「さっき、ゲームセンターみたいなの見かけたんだよね。」

 

ますき「お、良いじゃねぇか!」

 

未来「真奈! それなら一緒に卓球しようよ!!」

 

真奈「良いわよ、私の本気を見せてあげるわ!!」

 

 

 

 真奈は運動全般が苦手だと言うけど、卓球だけはめちゃくちゃ強いんだよね

 

 あの未来以上だっていうんだから驚きだ

 

 

 

ますき「ロックたちはどうする?」

 

六花「私は淳くんと…夜の海を見に行きます。」

 

パレオ「パレオも、翼くんと夜の街を歩こうかって話してます。」

 

チュチュ「そう、ならワタシは作曲の続きをしてるから…」

 

未来「チュチュちゃ〜ん? そうはさせないよ〜!」

 

チュチュ「What!? 何するのよ!?」

 

真奈「1人だけ音楽の作業するなんて不公平よ、私たちと卓球をやりましょう!!」

 

ますき「あぁ、卓球なんて生まれて初めてだぜ!!」

 

レイ「あ、初めてなんだ。」

 

 

 

 そうしてチュチュは、ますきさんたちに連れて行かれたとさ

 

 

 

淳「お待たせ〜、あれ皆は?」

 

六花「なんか卓球やるって言って、行っちゃったよ。」

 

パレオ「チュチュ様も連れていかれましたね。」

 

翼「ドンマイだな。」

 

 

 

 チュチュは家でもずっと作業してるらしいし、こういう息抜きもたまにはいいんじゃないかな

 

 

 

翼「さてと、淳たちはどこに行くんだ?」

 

淳「僕たちは海辺を歩こうかなって思ってるよ、翼たちは?」

 

パレオ「私たちは中庭でゆっくりと恋のお話でもしようかなと!」

 

翼「ははは! 恋の話か!」

 

 

 

 恋の話って何だろう…?

 

 今後の関係性とか真面目な話? いや、それともただ共に時間が過ぎるのを待つだけとか…?

 

 

 

淳「まぁいいや、それじゃあ遅くならないようにしよう。」

 

翼「そうだな!」

 

パレオ「ロックさん。」

 

六花「はい?」

 

パレオ「今夜が勝負所ですよ!」

 

六花「ええっ!?////」

 

 

 

 パレオが何か六花に言った気がしたが、よく聞こえなかった

 

 顔赤くしてたけど、大丈夫かな…?

 

 

 

 

____________________________________________

 

 

 

※六花視点

 

 

 

 〜海辺〜

 

 

 

六花「なんか久々の2人きりだね。」

 

淳「そうだね。」

 

 

 

 最近はお互い忙しかったのもあって、恋人らしいことが出来ていなかった

 

 今日くらいは…甘えてもいいよね…?////

 

 

 

六花「淳くん、その…//// 私たちって恋人同士だよね…?////」

 

淳「当然だよ! でも何でそんな質問?」

 

六花「もっと淳くんと深く繋がりたいから…////」

 

淳「え…?」

 

六花「お願い…////」

 

 

 

 淳くんはよく分かってなさそうだったが、私は彼の背中に手を回し、そっと唇を重ねた

 

 

 

六花「んんっ…チュッ…////」

 

淳「ん…んんっ!?////」

 

 

 

 私は、ますきさんが読んでいた恋愛小説でしていたとあるキスを試してみた

 

 俗に言うディープキスと呼ばれるものだ

 

 

 

六花「んっ…!//// チュッ…クチュッ…!////」

 

淳「んんっ…!//// チュッ…ぷはっ!////」

 

 

 

 あかん…頭が蕩けそうや…////

 

 こんなに気持ちいいキスだったなんて…知らんかった…////

 

 1分以上重ね続けた唇を離すと、その間を銀色の糸が紡いでいた

 

 

 

六花「ぷはぁ…!!//// はぁはぁ…////」

 

淳「六花っ…凄いねこれ…////」

 

六花「まだ足りん…!////」

 

淳「んぐっ!?////」

 

 

 

 このキスには魔力があるのか、歯止めが全く効かない

 

 永遠していられそうなくらい、私は彼に想いをぶつけ続ける

 

 

 

淳「ぷはぁ…//// はぁ…はぁ…////」

 

六花「ぷはぁ…淳くんとのキス…でら気持ちいい…////」

 

淳「六花っ!!」バッ

 

 

 

 淳くんは私を抱きしめてくれた

 

 浴衣越しだからか、彼の体温を直に感じる

 

 

 

六花「この温もり、私大好き…!////」

 

淳「僕も六花の温もりから匂いまで、何もかもが好きだよ。」

 

六花「淳くんの音がする…////」

 

 

 

 私は彼の胸板に耳を当てる

 

 彼の命を刻む鼓動が私の耳に聞こえてくる

 

 そんな私を淳くんは優しく撫でてくれた

 

 

 

淳「六花、もう一度…」

 

六花「うん…////」

 

 

 

 そして、もう一度唇を重ねようとしたその時…!

 

 

 

?【これ、そこの2人。】

 

 

 

 ビクッと私たちは顔を見合わせるが、近くには誰の姿もない

 

 

 

六花「淳くん、何か言った?」

 

淳「六花こそ…って誰の声なんだ!?」

 

?【私に話しかける時は心の中で話してくれたまえ。】

 

六花【あ、あなたは誰なんですか!?】

 

?【やりかたは分かったようだね! それじゃあ説明しようか!】

 

 

 

 なんかやけにテンション高いな…

 

 こっちは姿が見えないから、余計怖いんだけど

 

 

 

神主【私はこの世の大神に仕える神社の神主だ。】

 

 

 

 周りは海なのに、何で神主?

 

 広島にある某神社的なものやろか…?

 

 そこは突っ込まないでおこう…

 

 

 

淳【それで、神主さんは僕たちに何の用なんですか?】

 

神主【私はこう見えて、幸せをもたらす神の1人だ、幸せそうな2人を見ていたら何か願いを叶えてあげたくなってね。】

 

六花【願い…?】

 

神主【何か願い事はないかい? 今なら何でも悪いことじゃなければ叶えてあげられるよ。】

 

淳【そうですね…】

 

 

 

 まだ神様のことを完全に信じた訳じゃないけど、私たちにはひとつだけ言えることがある

 

 

 

淳【僕は神様の力を借りずとも、六花を幸せにします、ですから願いはありません!】

 

六花【淳くん…!////】

 

神主【フフフ…面白い答えが出たね、実はね、私には願いは叶えられないんだよ。】

 

淳【あ、そうだったんですか?】

 

神主【色んな人に願いはないかって尋ねていったんだけど、君のような答えが出たのは初めてだよ。】

 

淳【それはつまり…どういうことですか?】

 

神主【皆が言うのは自分勝手な願いばかりだったんだ、そんな人には記憶を書き換えて私と会ったことは無かったことにしていたんだ。」

 

 

 

 それって記憶喪失にさせてたってことだよね!?

 

 考えるだけで、ぞっとする…

 

 

 

神主【でも君たちの心の中を覗く限り悪い人じゃなさそうだ、私と会ったことの記憶は消さないでおくよ。】

 

六花【よ、良かったです。】

 

神主【本当に面白い子たちだ! 私たちはまた会うことになるかもしれないね!】

 

 

 

 神主さんはそう言うと、私たちの耳に夜の波音が聞こえてきた

 

 元の世界に戻ってきたのか…?

 

 

 

六花「消えちゃった…のかな?」

 

淳「凄い不思議な体験だったね。」

 

 

 

 私と淳くんは目を合わせる

 

 

 

六花「また、会えるかな?」

 

淳「会えるよ、きっと。」

 

 

 

 朝日が昇りかけた海と淳くんは、とても綺麗に輝いて見えた

 

 大切な宝物のように

 

 

 

 

 

____________________________________________

 

 

 

※淳視点

 

 

 

 〜朝〜

 

 

 

 

淳「ふわぁ…おはよう翼。」

 

翼「おはよう淳!!」

 

 

 

 あれ? 翼が朝から元気だな…

 

 確か、凄い朝弱いはずだったけど…

 

 

 

翼「なぁ淳? 昨日の夜何してた?」

 

淳「昨日の夜中? 六花と夜の海を見に行ってたよ。」

 

翼「そうだったのか!? いいなぁ〜! 俺もパレオと行っときゃ良かったなよ〜!!」

 

淳「え? 昨日パレオと何処か行くって言ってなかったっけ?」

 

翼「そんなこと言ってたか? 忘れちまった。」

 

淳「ま、まさか…?」

 

 

 この時、僕の脳裏にある人物の存在が浮かび上がった

 

 それを確かめるべく、僕は女性陣の居る部屋を目指す

 

 

 

レイ「おはよう、夕日くん早いんだね。」

 

淳「おはようございます、パレオは居ますか?」

 

レイ「パレオならそこでチュチュのこと見てるよ。」

 

淳「ありがとうございます。」

 

 

 

 僕はレイさんにお礼を言って、部屋に上がらせてもらう

 

 

 

淳「おはようパレオ。」

 

パレオ「ユウさんおはようございます! どうかされましたか?」

 

淳「昨日の夜さ、翼と何処か行かなかった?」

 

パレオ「いえ、昨日はチュチュ様の子守りをずっとしていましたけど…?」

 

 

 

 パレオのこの発言に、僕は確信したことがある

 

 この2人、たぶんあの神主さんに記憶を消されてる

 

 消された理由は…何か願い事を言っちゃったんだろう

 

 

 

淳「そっか、ありがとう。」

 

ますき「よぉ夕日じゃねえか! パレオもこれ見てみろよ!」

 

パレオ「おおっ…!」

 

淳「ふふっ、可愛いですね。」

 

 

 

 僕とパレオが見ているのは、六花とチュチュの寝顔だ

 

 いつもRASの激しいサウンドを奏でているのに、眠っている時はどこか幼さや可憐さを感じる

 

 可愛いを通り越して美しいな

 

 こうして、2日目の朝が始まったのだった

 

 

 

 

 

 







 今回出てきた神主の元ネタが分かった人は同士!


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