最近、章分けしました
のんびりと投稿していきたい
ますき「あった! ここだ!!」
僕たちは出演者の楽屋を一つ一つ通過し、遂に楽器破壊の犯人の候補であるdead strikerの扉の前まで辿り着いた
ますき「よくもあたしたちの楽器をっ…!?」
チュチュ「どうしたのよマスキン…グ…?」
真奈「こ、これは…!?」
僕たちはdead strikerの楽屋前で思わず立ち尽くしてしまった
なぜなら、そのメンバーと思われる男たちが倒れていたからだ
翼「…気を失ってるだけみたいだな。」
運転手「この方たちが犯人のようですね。」
淳「あ、運転手さん。」
運転手「警備員は呼びました、皆さんはライブを。」
未来「でも、私たちは楽器が…」
運転手「はて? 何のことでしょう?」
淳「え?」
運転手さんの言われた通り楽屋に戻ってみると、先程までの光景が嘘だったかのように楽器たちが元通りになっていた
淳「あなたは一体…?」
翼「って、さっきの運転手さん居ないぞ!?」
パレオ「う、運転手さん、どこですか〜!?」
チュチュ「どうなってるのよ…まぁいいわ、ワタシたちは目の前のライブに集中するわよ!」
レイ「う、うん!」
不思議なことが目の前で起きてるけど、今はお客さんを待たせるわけにはいかない
僕たちはステージに向かった
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〜ツーフェス、出番終了後〜
チュチュ「ユウ、機材の調子はどうだったかしら?」
淳「…いつも通りだった、怖いくらいに。」
あれだけの破損を受けていたはずなのに、音には1ミリも誤差が無かった
こんな完璧に修理出来る業者は、見たことも聞いたこともない
あの運転手さんは何者なんだ…?
チュチュ「とにかくワタシたちも行くわ、最高のステージにするからカクゴしなさい?」
翼「あぁ、当然だ!」
レイ「じゃあ、行ってくる!」
そしてRASもステージに立ったが、いつも通り…いや、それ以上の演奏を披露していた
運転手「フフフ、やはりRASは素晴らしい演奏ですな。」
淳「あ…! あなたは一体何者なんですか?」
運転手「私ですか? 私は一介の運転手ですよ…って言っても信じませんよね。」
淳「あなた、もしかして…!」
神主「そう、私だよ。」
一瞬だけ、もの凄い霧が目の前を横切った
目の前には、カジュアルとは程遠い和服を着用している人がいる
やっぱりこの運転手は、あの神主さんだったんだ!
今回は前と違って、姿もはっきり見えてる
和装に狼のお面を被っている…相変わらず異様な雰囲気だ
淳「でも何で運転手さんに? まさか初めから…!?」
神主「まぁ、こう見えても結構人間には化けてるからね、でもまた君に会うことになるとは思わなかったけど。」
淳「これが…運命ってやつですかね?」
神主「ははっ! そうかもしれないね!」
未来「淳〜? 誰と話してるの〜?」
真奈「この会場に和服の人なんて居たかしら?」
え…?
2人は、今なんて言ったんだ…!?
淳「真奈、神主さんの姿が見えるの?」
真奈「神主? あぁ、だから和服なのね。」
神主「一応この姿なら誰にでも見えるから、驚かなくてもいいよ。」
未来「おぉ〜! なんかカッコいい〜!!」
未来は神主さんの風貌に、目を輝かせている
未来「あなたはどこの神主さんなんですか!? 今度参拝しに行きます!!」
神主「残念だけどそれは言えないんだ、私の神社に参拝出来るのは極僅かだからね。」
未来「え〜!? どうすれば行けるんですか!?」
神主「…彼の行動次第かな。」
淳「え、僕?」
神主「また会おう、小さな挑戦者たち!!」
そう言って周りが眩しく光ったのを最後に、神主さんの姿は消えた
真奈「何だったのかしら…?」
未来「ねぇねぇ! 今の絶対神様だよね!? 神様に会えちゃった〜!!」
淳「神主さん、今度はいつ会えるのかな…?」
翼「おーい! 皆〜!!」
翼が僕たちを呼んでる
RASのライブもいよいよ大詰めみたいだな
レイ「最後はこの曲、【R・I・O・T】…暴れろ!!」
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未来「う〜ん!! ライブってやっぱサイコー!!」
チュチュ「声大きいわね…」
真奈「それだけ未来も嬉しいのよ。」
僕たちは出番を終え、東京へ帰る準備をしていた
だが、ここで1つ問題が発生する
チュチュ「ねぇ…あの運転手はどこ…?」
淳「あっ…」
そっか、あの運転手さん自体が神主さんだったから…って帰りはどうすればいいわけ!?
ますき「運転手はどこ行っちまったんだよ!?」
パレオ「どこへ行ってしまったんでしょう…?」
?「おや? 私のことを呼んだかい?」
真奈「だ、誰!?」
すると周りが突然、異空間のような世界に切り替わる
?「ごめんごめん、君たちの帰りのことを想定していなかったよ。」
翼「ど、どういうことだ!?」
?「私が君たちの運転手だったんだよ。」
チュチュ「な、何ですって!?」
淳&六花「あっ…(察し)」
薄々勘づいていたけど、これも神主さんか
多分記憶も消されちゃうんだろうし、ここは思い切って…!
淳「神主さん、僕のお願いを聞いてくれませんか?」
神主「何だい?」
淳「僕たちをチュチュのマンションまで送り届けてください!」
未来「淳、神主さんってどういう事!?」
神主「OK! それじゃあ君たちのスタジオへと送り届けてみせよう!!」
レイ「な、何!? 辺りが眩し…っ!?」
そして僕たちの視界は、強い光いっぱいに包まれるのだった
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淳「あれ…? ここは…?」
そうだ! 確か、神主さんにチュチュのマンションに飛ばしてもらうようお願いしたんだっけ!
淳「皆さん、起きてください!!」
翼「ううん…? もう着いたのか? つい寝ちまった…」
未来「う〜ん! よく寝た!」
レイ「思ったより早く着いたんだね。」
チュチュ「あら? ユウはワタシたちの機材を元通りにしててくれたのかしら?」
ますき「そうなのか? ありがとな!」
淳「え?」
ふと目を向けると、ますきさんのドラムセットやチュチュのDJ機材などが綺麗に戻されていた
六花「淳くん…」
淳「六花、これって…」
皆は記憶を消されてるけど、六花は覚えてるみたいだ
神主さんが願いを叶えてくれたんだな
翼「とりあえずお疲れ様だな、皆はどうする?」
真奈「私は帰るわ、明日生徒会の集まりがあるから。」
淳「時間も時間だし、僕も帰るよ。」
六花「わ、私も帰ります。」
未来「私も帰ろっかな〜、皆さんもお疲れ様で〜す!」
チュチュ「そうね、今日は各自身体を休めなさい。」
そして、各々が帰り支度を始める中…
淳「翼はまだ残ってくの?」
翼「あぁ、俺はいつもパレオと帰ってるからな。」
淳「そっか、それじゃお先に…六花、一緒に帰ろう。」
六花「うん、皆さんもお疲れ様でした!」
翼「お疲れ様。」
こうして僕は、六花と一緒に自宅を目指すのだった
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※翼視点
チュチュ「……」
翼「チュチュ、何か食いたそうって顔してるな?」
チュチュ「えぇ、Very hungry…」
パレオ「なら、パレオと翼くんの特上料理でチュチュ様をおもてなしします!!」
翼「お、それ良いな! 何作るよ?」
パレオ「そうですね〜、やっぱりジャーキーをふんだんに使った料理がよろしいかと!」
翼「ならプロのビーフジャーキーを作ってやるぜ!」
チュチュ「プ、プロの!?」
翼「あぁ、少し時間はかかるかもしれないがいいか?」
チュチュ「ジャーキーのためよ、いくらでも待つわ!」
翼「まずは仕込みから…」
チュチュのやつ、結構腹空かせてたみたいだけど大丈夫かな?
とにかく最高の肉を…!
…ヤベェ! 今何分だ!?
結構経っちまったような気がする…!
チュチュ「……」
パレオ「チュ、チュチュ様! もう少しですよ!?」
チュチュも限界みたいだな
よし、これを最後に盛り付ければ…!
翼「2人とも出来たぞ!!」
パレオ「お〜! 待ってました〜!」
チュチュ「さ、早速ジャーキーを…」
翼「あぁ、遠慮なく食ってくれ!!」
「「「いただきま〜す!!」」」
本当に美味しそうに食ってくれるな、2人とも
俺も食べちまうか!
チュチュ「ご馳走様、相変わらずdeliciousな料理だったわ!」
翼「お粗末さま、食器は俺が片しておくぜ。」
チュチュ「ツバサ、これを見てみなさい。」
翼「ん?」
チュチュに言われて見てみると、パレオが静かに寝息を立てて寝ていた
翼「幸せそうに寝てるな。」
チュチュ「パレオ、今日はお疲れ様。」
チュチュは近くにあった抱き枕をパレオの頭の下に置くと、自身も寝る準備をし始めた
翼「毛布掛けないと風邪引くぞ?」
チュチュ「掛けてくれない?」
翼「しょうがねぇな。」
そしたら案の定、俺も寝落ちしてしまったため、その日はチュチュの家に泊まることにしたのだった
それにしてもこいつらの寝顔、本当に可愛いな…!
写真撮っとこ…
後日、ますき先輩たちにこの事をからかわれたのは言うまでもない
次回は誕生日回を予定