ゴミ野郎が心を読めてかぐや様に告白されるのは間違っている、第一シリーズ完結   作:ブラックマッハ

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オバケ屋敷に行くと笑いたくなるよな

「ちょっと待ったー!!」

 

「おっとここで乱闘パーティを仕掛けるのでしょうか。客席から探偵がやってきました」

 

「虫眼鏡の色はピンク色!これが本当の色眼鏡!ラブ探偵参上!」

 

「これは中二病前回のあだ名、恥ずかしくないんでしょうか?きっと後で後悔する事でしょう」

 

「中二病てなんですか?」

 

「知らないなら、永遠に知らない方がいい」

 

 そういうと俺の言葉を軽々と無視されてしまう。

 

「で、どういう相談なんです?」

 

 

 

「いや、何。彼が彼女と手を繋ぐにはどうしたらいいかと…」

 

「ふむふむなるほど!ふーむふむ!」

 

 

 藤原は白銀の簡単な説明を聞くと

 

「普通に繋げばいいじゃないですか。どこに悩む要素あるんですか?」

 

 普通そうか自然に繋いでしまえばいいのだ。

 

「「すべてはお化け屋敷にある」」

 


 あれは、俺らが小学校四年生の夏だった話だ。そして俺にとって最後のモテ期が来た時でもある。

 

 その頃俺は、伊達メガネをつけて学校に登校していた。

 

教室に入って直ぐに後ろの席に座って話しかける。

 

「なぁ白銀、最近お化け屋敷が出来たらしいが見に行かないか」

 

「え、お化け屋敷か?なんで俺を誘うんだ?」

 

 

 質問を質問で返された。実はまだその頃はお互い友達ではなくて、ただ同じクラスが続いただけの関係だった。

 

「ほらよく考えたら俺とお前て、クラス運は良い方なんだよな。だからせっかく三年間同じクラスなんだから仲良くなりたいと思うのが普通だろう」

 

 その頃の白銀は、余り人と関わらなかった。だから俺もそんなによく分かっていなかった。

 

 だが俺はなんとなくコイツと運命的な何かを感じとったのだ。

 

 今でも誘えた事に嬉しく思う。俺にとって白銀は唯一俺の目と関係なく友達でいてくれた幼馴染だから。

 

「まぁそこまで言うなら行ってやらんこともない」

 

「ありがとうよ」

 

 白銀は照れた顔をしていた。こんな一面をしれて俺は嬉しかった。

 

「何処のお化け屋敷なんだ?」

 

「えっとだな。聞いて驚け!!この学校から歩いて6分で着く場所だ」

 

「近いな、今日は暇だから、学校終わったら直ぐに行くとしよう」

 

 そう言って俺は別れると女子に囲まれてしまった。その頃は本当にモテ期だったからな。

 

 このモテ期は小学校卒業したとたん嘘だと思うほどなくなってしまった。

 

 学校を終えて女子から逃げるように素早く帰宅した。帰宅してランドセルをおろして直ぐに母親に友達と遊ぶと伝えて学校に行く。

 

 学校に着いて2、3分過ぎに白銀が来た。

 

「待たせて悪かったな古見出汁」

 

「古魅と言ってくれないか?」

 

「別にいいがどうしてなんだ」

 

 そう言われて俺は古見出汁が嫌な理由を正直に教えた。すると、白銀のみるみる怒りのオーラが溢れていた。

 

「そうか?辛かったんだな。それにしても希望を与えてくれたいい妹だったな」

 

「ああ本当にその通りだよ」

 

 その頃の妹は俺を兄として慕ってくれていた。だが中学生になった途端に性格が嘘みたいに変わってしまった。

 

「じゃあ行こうか?」

 

 俺は、白銀の前に立って案内をした。

 


 

 お化け屋敷に着くと迫力があった。

 

「今からここに入るんだよな」

 

 と震えた声で聞いて来た。

 

「ああ行こう。お金は俺が持っているから」

 

 俺は、お金を払って白銀と中に入った。

 

 中に入ると早々にお化けが出て来て白銀はビビって俺の右腕に抱きついて来た。

 

「ギャっっはははお化けだ。面白レェ」

 

と笑っているお馬鹿さんがそこにいた。

 

「白銀、お化けが出て来て面白い」

 

 自分でもバカだなと思ってしまう。

 

「ああそうだな」

 

 震えていた。俺はその声に気づいていなかった。そして俺しか楽しんでいない事に気づいた。

 

「ほら、手を貸してごらん。大丈夫怖くないから」

 

 白銀は、俺の手にギュッと握った。

 

「行くぞ全力で走るぞ」

 

「ああ」

 

そう言って俺は、白銀のペースで走った。走った。ひたすらお化けが出て来ても笑いながら前に走った。

 

そしてやっとゴールに辿り着いた、

 

「手を握って走ったおかげで怖くなかった。ありがとうな」

 

 その時感謝されたことを今でも覚えている。

 

 でなんの話だったけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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