チェンソーマン マキマルート   作:マイマイマン

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決着した後の話。

マキマ視点

 

 

ニャーコちゃんは、コウモリの悪魔に捕まっている時から支配していました。

 

パワーちゃんにとって最大の精神的弱点だったので、動向が読みやすくなり、パワーちゃんをより支配しやすくなるからです。

 

 

 

プランAである、デンジ君を幸せにして、全てを奪い取って絶望させるためには、親しい人を与える必要があります。

 

なので、パワーちゃんの精神的弱点は、

プランAにとって、とても好都合でした。

 

 

なので、アキ君とのパトロール練習の時間を縮めて、バディを組んで貰いました。

 

アキくんには、

「問題児二人でパトロールは危険です。」

と忠告を受けていたけど、コウモリの悪魔がいつ、ニャーコちゃんを食べてしまうか分からなかったので、強引にやってしまいました。

 

アキくんには、多少の違和感を与えてしまいました。

 

ですがそれよりも、デンジ君がニャーコちゃんを助けることで、パワーちゃんとの距離が縮んでくれれば、プランAにとっては成功です。

 

パワーちゃんは、人間に対して心を開きにくいですからね

 

アキくんに関しては、思い出してしまえば消すだけです。

 

それにしても、ニャーコちゃんは良い駒となってくれましたね。

 

…後少しで藤宮さんにデンジ君が奪われてしまうところでした。

 

チェンソーマンは渡しません。

その契約主であるデンジ君も。

 

特異6課がチェンソーマンの存在を知ってしまえば、デンジ君を幸せにするどころの話では無くなるでしょう。

 

彼らは"私と違い"、私利私欲の為にチェンソーマンを使おうとするでしょうから。

 

それで…

 

「なあ、マキマさん。無限の悪魔は支配しないのかい?

それに、支配しなくてもあんたならすぐに倒せるだろう?

もしかして怒ってま イダダダダダ!!!!」

 

おっと、考え事に集中しすぎて、藤宮椅子に力を入れてしまいました。

 

悪いことをしてしまいましたね。

 

「なあ、マキマさんっていつも作り笑いばかりしてるイメージがあったのに、結構表情豊かなんすね。彼が謝ったとき、凄い顔してましたよ?もしかして嫉 イダダダダダダ!!!」

 

 

…………デンジ君ね。

 

 

支配されてない人間の中ではマシかな

 

でも、デンジ君が特別なだけ。

皆がデンジ君と同じなら、私は心置きなく、チェンソーマンと幸せに暮らせるのに。

 

私はそれが出来る力がある。

 

ただ付いていくだけのレベルの低いファンと同じでは無いのだ。

 

 

 

 

デンジ視点

 

 

「なんじゃと?!

ワシが眠っている間に、

ワシの秘めたる真の力が覚醒し、藤宮とデンジと無限の悪魔を華麗に三人とも蹴散らしたじゃと?!」

 

「コイツ全然話聞いてねーじゃん。」

 

こっちサイドの主要人物が全部パワーになってんじゃねぇか。

 

あの後、パワーが寝てる間にアキから尋問された。

 

だが、マキマさんに嘘は吐けないので俺は…

 

「ちなみにお前はデビルハンターの仕事停職な。」

 

アキがそう言った。

 

「そうか!そうか!ワシの力が認められて、大統領になるんじゃな。やっとか!遅かったのォ」

 

「いや、勉強だ。」

 

「は?」

 

「お前がデンジを殺そうとしてたのは、確認済みだ。本当なら殺処分だった所を、マキマさんが今回の働きに免じてと言うことで、停職処分にしてくれたんだ。

マキマさんに感謝しておけよ?」

 

マキマさんのお陰で、パワーは停職処分で済んだ。

マキマさんの陰謀が絡んでそうだが、パワーが殺されなくて良かったぜ。

 

「まあ、パワーはこれから勉強漬けになるわけだけどな!ギャハハ、おもしれぇ!!」

 

「おのれデンジ、ウヌはずっと羽虫の如く、

ブンブン飛び回っておっただけじゃろうが!!

それに、勉強するならウヌが先じゃろう!!」

 

「残ね~ん、マキマさんに言われてないからやらねぇよ~だ!!」

 

「嫌じゃあああああああああ!!!!!!!」

 

 

でも確かに、藤宮に対してほぼ無力だった。

 

それに、マキマさんが来てくれて無かったらマジでパワーを殺していたかも知れねぇ。

 

だが、チャンスはあったはずだ。

今回は確実に油断したのも関わっていた。

 

違和感があったら、一旦冷静に俯瞰して見る必要がある。

 

もう二度と同じへまはしねぇ…

 

俺とアキとパワーが談笑していると、コンコンとノックをされた。

 

「どうぞ。」

 

「失礼します。民間デビルハンターの、鍵崎と申します。パワーさんとデンジさんに面会に参りました。」

 

スキンヘッドのメガネ、、、

 

ではなく、坊主のメガネがやって来た。

 

「おいデンジ、ハゲメガネがカツラを着けておる。」

 

「あれカツラなのか?

坊主だし、自然と生えてきたりしたんじゃねーのか。」

 

「悪魔との契約で使った髪の毛は生えてこん。わざわざ坊主にしとるのは、スキンヘッドがいきなりさらさらヘアーになったらカツラだと疑われるからじゃろう。」

 

「成る程そう言うことか、完全に理解したぜ。」

 

「空しい奴じゃのォ」

 

俺達は、メガネに聞こえないように小さな声でこそこそとそう話した。

 

「…聞こえてるぞ。」

 

「あ、あなたが鍵崎さんですか。

この度はウチのパワーがお世話になりました。」

 

「ありがとうございます。

しかし、私の方こそ皆さんにお世話になりっぱなしでした。

ことの発端は、私のミスです。」

 

「そうじゃぞ、カツラハゲメガネはずっとワシの戦いを口を開けて見ていただけじゃ。」

 

「カ、カツラハゲメガネ…?」

 

まだ増えるのか…と、カツラハゲメガネはショックを受けていた。

 

「あー、コイツ虚言癖があるので、気にしなくて良いですよ。

それに、悪魔との契約で髪が無くなった先輩を何度も見てきました。

鍵崎さんだけではありませんよ。」

 

アキはフォローするように、カツラハゲメガネの傷を抉った。

 

「そうですよね。ハハ…」

 

「うわー、アキ、お前やベーな」

 

「鬼畜じゃ!」

 

「ど、どう言うことだ?」

 

困惑してるアキを見るのはやっぱおもしれぇな。

 

鍵崎が帰った後、俺のチェンソーマンの能力を軽く説明しておいた。

 

流石に鍵崎にも教えたらアキからお叱りをくらいそうだしな。

 

 

家に帰り、眠った。

 

 

 

………どこだ?ここは。

 

 

 

 

 




取りあえず一段落ですね。

ニャーコをマキマさんが支配してる云々の話は、独自解釈です。
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