デンジ視点
「グラアアアアアアア!!!」
何かの悪魔の叫び声が聞こえる
「なーんか暗いところっすねぇ」
俺と姫野先輩は、岸辺隊長に連れられて、公安の悪魔隔離施設に来ていた。
ちなみにビームは筋トレしてる。
悪魔隔離施設には、大きく分けて二つあるらしい。
人間と友好的な悪魔を入れておくところと、
人間に害をなす悪魔を入れておくところだ。
今回俺達が来たのは後者だ。
「なぁ、何で悪魔を隔離する必要があるんすか?」
「それには私が答えます!」
姫野先輩が名乗りをあげた。
「ズバリ、どちらも死なせないためです」
「あー…?どういう事だ」
「これは説でしかないんだけどね、悪魔は死んだら地獄に行く。そして、地獄で死んだら私達の世界に生まれてくる」
「それは知ってます」
説じゃなく事実だ。
なぜなら実体験として知ってるから。
「なーんだ話が早い、後は簡単だよ。隔離すると言うことは、死なせないと言うこと。
人間に友好的な悪魔が死んじゃったら、
例えば狐の悪魔とかが死んで地獄に行っちゃえば、
アキくんとかの狐の悪魔と契約してるデビルハンターは能力が使えなくなるでしょ?
だから本体を隔離しておく。
ちなみに狐の悪魔は京都にいるよ。」
「なるほど~、なんとなく分かってきたぜぇ!」
「反対に、人間に敵対してる悪魔を隔離する理由は、死なせちゃうと、また変なところでリスポーンしちゃうから」
悪魔の出現は神出鬼没だ。
唐突に家の中から出現したと言う事実もある。
悪魔の出現の傾向だとかは謎らしい。
上層部の奴らは知ってんのかな?
「まぁ捕獲できればの話だけどねぇ。
ぶっちゃけ殺す方が圧倒的に楽だから、大体のデビルハンターは捕獲しない。
出来るとするなら、それこそ我らが岸辺隊長の部隊、公安対魔特異1課の皆さんくらいでーす!ねー?先生」
「その通りだ、最強のデビルハンターである俺がまとめていると言うことは、最強の部隊が出来上がると言うことだ」
岸辺隊長は淡々とそう言った。
「へぇ凄いんすね、、、ってことは、捕獲された悪魔と戦うってことですよね?戦いになるんすか?」
我ながら考えなしな言葉だったと、今になって思う。
「そうだ、そしてここにいる悪魔とお前達は戦って貰う」
そこには、3体ほどの悪魔が縛られていた。
「ちょいちょい、岸辺隊長!
さっきの私の解説ガン無視ですか?!隔離施設を何だと!」
「だからお前はまともすぎるんだ、酒が足りてねぇぞ。
おい悪魔共、聞こえるか?」
「「「ギャアアアア」」」
「良し聞こえてるな、今からお前達にはチャンスをやる。今から1時間の間に、この金髪のガキを5回殺せたら、
お前達を外に出してやる。力を合わせて殺せ。」
「「「ギャアアアア!!!!!!」」」
今日一の叫び声が聞こえた。
汚く耳障りだが、悪魔達の喜びを感じさせるような声だ。
「、、、岸辺隊長マジっすか?」
「マジだ」
俺にも痛覚はあるんだけど?!
そこら辺忘れてねぇか岸辺隊長?!
「いやいや、許可は貰ってるんですか許可は?!」
「貰っていない」
「じゃあダメですって!?」
「問題ない。
デンジ、アイツらを殺すことは俺が許さない」
「いやいやいや、そんなの通りませんよ!?」
えげちぃ事するなぁ
だけど、、、
「良いっすよ、一時間ですよね?
パワーの宿題を手伝う方が時間も体力も使うし、よゆーっすよ」
「デンジ君も認めちゃダメ!
公安の上層部はマジで怖いんだから、何してくるか分かんないよ?」
「大丈夫大丈夫!岸辺隊長、いつでも良いっすよ」
「「「ガアァァア!!!!!」」」
即行でロック解除された。
容赦ねーな
「あぁ!ちょまっ、!」
姫野先輩は岸辺隊長に連れられて、監視室に行ったみたいだ。
独自解釈ばっかですいません
訂正
悪魔の数5→3
デンジを殺す回数30→5