チェンソーマン マキマルート   作:マイマイマン

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遅れてすいません、


襲撃する話2

パワー視点

 

 

6課襲撃前

 

ギャハハハハハ!!!ワシは長い長い勉学の末、賢者の域に達したのじゃ!!!ワシはもう差別はせん!!

謙虚で利他的で非差別主義者じゃ!!!

 

「デンジ、久しぶりのバディじゃな、ワシクシが学んでる間に少しは強くなったかの?」

 

おうおう、アホのデンジがしけたツラしてコーヒーを啜っとるわ。ワシのメガネバージョンの初御披露目じゃ。ワシから溢れ出る知性を毎日のように浴びておったから、アキと同じく驚きは少ないのォ。まあ良い、それよりもさっきからコベニとか言う気の弱い小娘がチラチラ見ておるのォ。後でちょっかいをかけておくかの。

 

「おう、久しぶりだな。前のようには行かねぇから任せとけよ?」

 

「ップ、ハハハハハハ!!クラゲの魔人と戦った時のデンジは今思い出しても傑作じゃった!!ギャハハハハハ!!」

 

「クソー、おいパワー!もう一回道徳の授業受けた方が良いんじゃないかァ?!」

 

「嫌じゃ嫌じゃァ!!思想の押し付けじゃァ!それに何より、マキ、、、」

 

ワシがアヤツの名前を言おうとしたら、デンジがしっーっと指を立てた。そうじゃったそうじゃった、ワシと違いアキ達はお通夜状態なんじゃったな。デンジは未だにマキマが生きていると信じておるし、マキマに惚れ込んでる奴は変なのしかおらんのォ。

マキマの死体が確認されたと言うのに事実を受け入れられ無いとは、人間は愚かじゃのォ。

 

 

その後、岸辺と言う頭の終わっている奴から意気込みを言わされ、ワシはコベニにちょっかいをかけた。

 

 

 

6課襲撃の日

 

「ギャハハハハハ!!殺戮じゃああ!!!!」

 

対6課対策部隊は、

デンジ、姫野、サメ

アキ、天使、コベニ

ワシ、暴力、あらい

岸辺

の四パーティで編成されておる。

 

ワシらに作戦は無く、「暴れろ」とだけ命令された。賢者のワシとは合わんと抗議したが、命令は絶対だと言われた。いずれ総理大臣になるワシに指図とは良い度胸じゃ。

 

「おいおい、パワーちゃん飛ばしすぎだぞぉ」

 

「ハハッ…」

 

 

 

暴力の魔人は普段と変わらない。しかし、荒井は少し気が乗らないようだ。なぜなら岸辺隊長テストで全バツを食らったからだ。

岸辺隊長曰く、実質死体が喋っているらしい。

または、岸辺隊長テストで全バツを食らったことよりも、パワーに金髪と絡めてさんざん煽られたのが効いたのだろうか。

パワーは勿論気にしていない。

 

 

 

「ワシは気高い!美しい!ワシが一番最強じゃ!!ガハハハハハ!!」

 

コイツら弱い!不死身の体を持っており、やがて復活すると言われたが、再生速度が遅い!

ワシが素早く戦闘不能にし、残り一人と一匹が再生困難になるまでぐちゃぐちゃにすればドンドン先に行ける!

やっぱりワシは最強じゃ!!

ギャハハハハハ!!!

 

 

 

デンジ視点

 

 

「うえぇ、コイツ切断された部位がナメクジみたいに本体に近づいて行ってる。デンジ君とは全然違うね、気持ちわるぅ」

 

「マジっすか、どこまで小さく出来るか試してみましょうよ!運良く弱点が見つかるかも」

 

「チェンソー様!賢い!スゲえ!」

 

「確かに、不死身の弱点が見つかるかも。どうせパワーちゃん達が殆んど蹴散らしてるでしょ」

 

「どうでしょうかね、アイツ自分より強い奴に当たったら、すぐ尻尾巻いて逃げますよ」

 

「大丈夫大丈夫、暴力の魔人がついてるからね」

 

暴力の魔人とは関わりなかったからなー、あんまり覚えてねぇ。

 

「何かすごいんすかソイツ?」

 

「そりゃ凄いよ、特異1課で岸辺隊長の次に強かったんだから。悪魔の捕獲のスペシャリストの一体が、殺戮だけをメインに戦うんだから一人欠けようがほぼ関係ないってこと」

 

「へぇ、そうなんすね」

 

でも、前回では瞬殺されてたけどな。

…闇の悪魔か。前回とかなり変わっちまってるが、多分アイツは来るよなぁ、つかどうやって召喚されたのかも良くわかんねぇし。

 

確か前回はマキマさんが助けてくれなければ俺も今ここにいないかもしれないんだよなあ。

 

不死身ってのは強力だ。だが、いくら死ななくても、無力化されれば戦えない。俺みたいに人体の仕組みが殆んど変わっていないから首を切られれば体が動かなくなったり、

スターターを引っ張ったりしないと復活しないだとかの制限があれば尚更だ。

 

だから、復活する為の条件を探すのが手っ取り早い。不死身の悪魔は今のところ再生時間が遅いって所か。だが親玉とかなら一瞬で復活とかもあるかも知れねぇ。

 

だから出来れば再生する時間以外の弱点もほしい。例えば切断した部位の退路を塞ぐとかそう言うのだ。

 

もっとも、不死身の悪魔と言うのも事実か分からない。悪魔が嘘を言ってる可能性すらある。今までの常識が実は間違いだったなんてことは悪魔と戦ってれば良くあることだ。

 

「んー、どれだけ切り刻んでもダメみたいだよ」

 

米粒ほどの小ささでもくっつこうとする。これは不死身だと言うのは間違いなさそうだ。

だったら…

 

「あむっ」

 

「は?」

 

前回マキマさんを倒したやり方だ。マキマさんは敵意のある攻撃では倒せないので、俺が愛しながら攻撃(食事)した。

 

「え、なにやってんの?」

 

「チェンソー様!?危険!吐こう!吐こう!」

 

姫野先輩とビームがドン引きしてるが、不死身の簡単な倒しかたはこれだ。コイツらも不死身が無力化されたら俺の考えが正しかったって気付くだろうな。そう言えば、俺よりもビームの方が食うのは速そうだな。よし、ビームにやらせるか!

 

「へへぇ、大丈夫何ですよ、これが。不死身はこうやって倒すのが一番 オエエエエエエエエ!!??」

 

なんでだ?気持ちわりいいいいいい!!??

 

俺は腹の中が膨れ上がるような、蠢くような感覚に襲われて全力で不死身の悪魔を戻し散らした。

 

「うわぁ、荒井君と同じくらい酷いねこりゃあ。そんな汚いもの食べるからだよ。ネジ外せって言われても、ここまでバカな事はできないなー。はい捕獲、げぇぇ」

 

そう言い、姫野先輩は俺から出てきた不死身を捕獲網で捕まえ、俺にバカと言った。

へへっ、後悔させてやるぜ。

 

そう、弱点のようなものを見つけたのだ。

分裂?した不死身の肉体は、理由は分からないが復活に時間がかかる。だが、おれの腹の中での蠢き方から考えると、急速に復活しようとしていた。現に不死身の悪魔の体は、俺が食った時よりも幾分かでかくなっている。つまりすぐに結合したのだ。

 

「姫野先輩、ソイツは消滅の危険を察知すると再生速度が急激に上がります。その証拠に俺が食った時よりもくっついてますよね?」

 

「本当だ!あぶねー、再生速度が一定って思い込んでたら危なかったなあ。と言うかこれはすぐに報告しないと、パワーちゃんたちが危ない」

 

そう言い、姫野先輩は幽霊の悪魔で岸辺隊長に情報伝達を行った。と言っても全員に伝達できるわけではなく、岸辺隊長にのみ出来る。

二人以上は契約が厳しくなるかららしい。

 

ちなみにこの契約で姫野先輩は、眼帯で塞いでた目が完全に無くなったらしい。今までは目の機能不全だけだったが、目その物が無くなったらしい。彼女曰く、元々使えないものが無くなっても問題ないらしい。

ただ無い目がスースーするとも言っていた。

スゲー共感する。俺も顔半分持ってかれた時、スゲースースーしたからな!アドレナリン出てないとやってられなかったぜ。

 

「オーケー報告終わった。直通だから意味伝わると良いけど」

 

「あれ、返事貰えないんすね」

 

「そうなんだよぉ、返事オーケーにするならもう片方の目を機能不全にさせるって言って聞かなくてさぁ、ウチの頑固なゴーストちゃんは!」

 

「大変っすね」

 

そうして俺達は6課の本拠地を進んでいった。

ここは殆どが地下室でできてる。

まさしく隠れ家だ。

 

 

 

 

 

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