無職転生〜2周目だけど本気だす〜   作:そこらへんの競走馬

1 / 24
ずっと書きたかったので、
暖かい目で見守ってください


幼年期
プロローグ


 

 

 

 

 目覚めると、金髪の若い女性が俺をのぞき込んでいた。

 美少女……いや美女と言って良いだろう。だが俺はその人に見覚えがあった。

 

(ゼニス!)

 

 隣には茶髪の男がぎこちない笑みを浮かべていた。

 

(パウロ!)

 

 奥の方には同じく茶髪の美女がこちらを見ていた。

 

(リーリャ!)

 

 前回の時は何が起きているのかさっぱりだったが、2回目ともなれば俺もすぐに状況を理解した。

 転生したのだ。いや……この場合はリセットと言った方がいいかもしれない。

 

 

 

 

 1ヶ月が経過した。

 

 現状の把握をしよう。

 まず俺は間違いなくルーデウス・グレイラットとして再び生を得ている。何故だろうか。考えられる可能性は幾つかある。

 

 1.俺は永遠にルーデウスとして生まれ変わる

 

 全然有り得る話だ。そもそも日本から1度転生してきたのだ俺は。これぐらいの非現実はあってもおかしくないだろう。

 

 2.死ぬ間際にオルステッドに転生法を使われた

 

 これは恐らくありえない。確かに俺はオルステッドの目の前で死んだが彼は転生法を使うような素振りは見せていない。ましてや俺に黙って使うとかはありえないだろう。

 

 3.オルステッドがヒトガミに負けた

 

 残念だがこれが1番可能性が高い。ヒトガミは俺が死んだ後に俺のやったことを全てひっくり返す的なことを言っていたしな。

 そして俺がこの世に生を受けたのは未来のナナホシの彼氏のためにヒトガミを倒すためだとナナホシは言っていた。もしこれが正しければ、ヒトガミを倒すまで俺はルーデウスとして生まれ変わり続けるのかもしれない。

 

 

 とりあえず3であると仮定して話を進めよう。

 次に考えるべきはこの世界についてだ。この世界は前回と全く同じなのかそうでないのか。今のところ特に変わったところは無い。魔術も使える。

 

 赤ん坊が魔術を使うのは流石に怪しい。そこで俺は極小の水球を擬似おもらしにして誤魔化した。真水すぎて怪しまれたけど……

 

 とにかく魔術は使える

 

 差異がある可能性としてはやはりオルステッドだろう。もしかしたら彼は俺を覚えているかもしれない。何とか連絡をとりたいところだ。

 

 そしてやはりそこでネックになるのはヒトガミ。

 奴は覚えていないかもしれない。オルステッドの転生を感知できていなかったのだから俺の転生も感知できないだろう。

 ヒトガミに気付かれずにオルステッドと連絡をとる。厳しいなこりゃ。

 

 それでもやっていくしかないだろう。

 

 俺は前回も頑張ったと思うし悔いはなく死んだ。けれども失ったものも多い。2回目いや、3回目のこの人生は救ってみせる。

 

 俺はもう1度この世界で本気で生きていこう。

 前回よりもさらに。

 

 

 

 

 




プロローグなので短めです。

この先の展開どれがいい。(執筆スピードに影響はございません)

  • イージールート
  • ノーマルルート
  • ハードルート
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。