エルフの青年の物語(リメイク)   作:桐野 ユウ

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欠伸をしながら現れるアイゼ

次の日、星屑の庭にてアイゼが欠伸をしながら現れた。

 

「ふああああ・・・・・・」

 

「団長、いつおかえりに?」

 

「夜中ですよ。マリューが起きていたので驚きましたが・・・・・・」

 

「あらマリュー起きていたの?」

 

「えぇ、本を読んでいたら団長が帰ってきたのを見て夜中だったのに気づいたの。」

 

「そういえばアリーゼ。」

 

「なんですか?」

 

「そういえば数日後に怪物祭りがあるのを知ったのですが?」

 

「あーそういえば、団長は帰ってから言うの忘れておりました。」

 

「そこはしっかりしてください。ガネーシャ・ファミリアとの共同警備をするとは言え、何が起こるかはわかりません。午前、午後で警備をするメンバーを決めましょう。私は後半の方をとらせてもらいます。皆さん、何が起こるのかはわかりません。だから油断をしないようにしてください。」

 

「「「「「はい!!」」」」」

 

アイゼは用事があるので立ちあがり、輝夜が尋ねる。

 

「あの団長、どちらへ?」

 

「へファイトスファミリアの方へと行ってまいります。そろそろ私のナイフが治っていると思いますので・・・・・・一人で大丈夫なので皆は警備を頼みます。(ついでに椿は私のことを知っているのでおそらくもう一つも完成をしていると思われますね。)」

 

彼はご飯を食べた後へファイトスファミリアの方へと行こうとしたが輝夜が一緒に来ているのに気づいた。

 

「輝夜?一人で大丈夫と」

 

「いえいえ、団長様?私も太刀を取りに行くところなのですよ。」

 

(そういえば、太刀をしていなかったですね。)

 

アイゼは仕方がないと二人で歩くことにした。オラリオをちらっと見ながら輝夜はふふと笑っている。

 

「おやおや団長様?何かあったのですか?」

 

「あーいえ、あなたたちが私がいなかった5年間、しっかりとオラリオを守っていたのでホッとしているのですよ。」

 

(当たり前だ。あなたが守ってきたのを私達は失わせないために奮闘をしてきた。あなたを2度と失わないためにな。)

 

輝夜は目から光が消えた状態で共に歩きながら、へファイトスファミリアの鍛冶屋に到着をして椿を呼ぶように言う。

すると彼女は現れて彼に抱き付いた。

 

「アイゼ、はぁーーー落ち着く。」

 

「あ、あの椿・・・・・・いきなり抱き付かないでください。あなたのが当たっているのですよ・・・・・・」

 

アイゼは顔を赤くなり、輝夜のほうはつまんなそうな顔をしていると椿は輝夜の方を見てニヤリと笑っている。

 

お互いに火花を散らしており、アイゼは何があったのかわからない状態である。数分後椿は満足をしたのか彼から離れる。

 

「さて、アイゼお前さんのナイフの改良が終わったぞ?」

 

アイゼは今まで使用をしていたナイフ4本と新しく製造された2つのナイフを受け取りいつもの場所に装着をすると椿はもう一つ何かを持ってきた。

 

「ほれ、お前さんの盾をさらに改良をして完成をさせておいたぞ?」

 

5年前の戦いで粉砕された盾が新たな姿となり彼の手に戻ってきた。彼はそれを受け取り左手に装着をする中あることに気づいた。

 

「おや?盾の裏に何かありますけど?」

 

「あーそれは隠し武器ってやつだ。展開させてみろ。」

 

すると先端の方で刀身が現れたので隠し武装というのがこういうのか?と思いながらスライドさせて戻した。

 

「感謝をしますよ椿、これでまた戦い方を変えることができます。」

 

「気にするな、それが手前の仕事だからな。ならお礼としてあたしと「団長、次の場所がありますのでこれで失礼しますよ?」な!?おい!」

 

「え?わ、わかりました。ではまた来ます。」

 

輝夜に押されてへファイトスファミリアを後にする。輝夜はニヤリと笑いながら去ったのを見て椿は舌打ちをしながら仕事の間へと戻っていく。

一方で盾を装着をしながら輝夜と共にへファイトスファミリアを後にしたアイゼ、新しい盾を見ながら二人でアストレア・ファミリアの方へと帰る方角を歩いていると彼はミナミの方を見ているので輝夜が首をかしげる。

 

「おやおや団長様?何を南の方を見ておりますのですか?」

 

「・・・・・・あ、いえ、南の方は確かイシュタルファミリアが統治をしている場所でもありましたねと思いまして、どーうもきな臭い感じがするのですが・・・・・・後は以前からソーマ・ファミリアのこともありますけどね。」

 

歩きながらアイゼはナイフを6本ちらっと見ながらも振り返ったので輝夜は太刀に手を添える。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「いかがしました?」

 

「・・・・・・なんでもありません。帰りましょう。」

 

「は、はい。」

 

二人は星屑の庭の方へと歩いていき到着後アイゼは盾を置いた後壁にセットされている武器を見ている。

槍、剣が置いておりその横に盾をセットをしている。ナイフは個人的にいつも装備をしているのでそのままにしている。

 

「やはり自分が普段から使用をしている武器の方が使いやすいですね。5年間落ちていた武器などで交戦をして降りましたが、ギガブレイクなどを放つ際に破損をしてしまうのが欠点ですね。私の場合は破損をしないようにデュランダルがつけられていますからね。さていよいよあと少ししたら怪物祭りが開催されますね。私は午後からの方に選択をしているので午前中は空いています。ですが念のために武装などは装備をしておいた方がいいかもしれませんね。何が起こるかわかりませんから。」

 

そういってアイゼは飾られている武器を見ながら怪物祭りが無事に終わることを祈ることにした。




次回 それから数日が経ち、オラリオでは怪物祭りが開催される。アイゼは念のために武器を所持をして周っており異常がないのかを調べながら祭りを楽しむことにした。
すると咆哮などが聞こえてきたので彼はモンスター達が脱走をしたと言うのを聞いて走るとレフィーヤ達が何かと交戦をしているのを見つける。

次回「怪物祭り」
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