エルフの青年の物語(リメイク)   作:桐野 ユウ

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怪物祭

新たなナイフ及び盾をゲットをしてから数日が経ち、オラリオはガネーシャ・ファミリアが主催する祭り「怪物祭」が開催をすることになり、その護衛のためアストレア・ファミリアも午前と午後とで分けられていた。

アストレア・ファミリア団長を務めるアイゼ・ウィリディスは午後から入ることになっているので午前中は祭りを楽しむことにした。

だが彼自身も警備のこともあるので武装をしたままになるが、彼は5年ぶりの怪物祭なので色んな商店が出て売り込んでいるなーと思いながら街を歩いていた。

 

「あれ?兄さん?」

 

「ん?」

 

声がした方を見るとレフィーヤとアマゾネスの二人がいたので彼自身もロキ・ファミリアで馴染んだのですねと思いながら話をする。

 

「おやレフィーヤに?えっと・・・・・・」

 

「あぁ私はティオネでこっちは妹の」

 

「ティオナだよーーーよろしくねレフィーヤのお兄さん!」

 

「そうですか、ティオネさんにティオナさんですか、私の妹と仲良くしてくださりありがとうございます。」

 

「いえいえ、こちらこそ・・・・・・でもレフィーヤとお兄さんってあまり似てないわね。」

 

「まぁ私の場合は養子ですから似てないのですよ。まぁ私からしたら可愛い妹ですよ(笑)」

 

「イモウトデスカ」

 

レフィーヤの呟きは近くのティオネ達しか聞こえていないので苦笑いをしながら、話をしているとアイゼは突然として目を鋭くさせて走りだしたのでレフィーヤ達は追いかける。

 

「ってはや!!」

 

「兄さんまってくださーーーい!!」

 

アイゼは妹達が何かを言っているが、無視をして感じた場所へと行くと地面から花のような化け物が現れているのを見て新種のモンスター?と思いながら腰の鞘から剣を抜いて花の化け物の蔦を切る。

だがすぐに再生をしたのを見て驚いている。

 

「再生をしたのですか!?」

 

「にいさーーーん!!」

 

そこにレフィーヤ達が駆けつけてティオネ、ティオナの二人も花のような化け物を見て驚いている。

 

「何よアイツ!?」

 

「二人とも武器の方は?」

 

「ごめんなさい、こんなことになるなんて思ってもいなかったから置いてきています。」

 

「でもあたしたち力が強いから大丈夫!!」

 

ティオナは拳を鳴らしながらいるのを見て、アイゼは二人に攻撃補助魔法をかけることにした。

 

「バイキルト」

 

「おおおおお!力がみなぎる!!」

 

「行くわよ!!」

 

二人は突撃をしてアイゼはさてと構え直すと地面からさらに花のモンスターが現れたのを見て構え直すと風が発生をしたのを見てアイズがやってきたのだな?と判断をする。

その通りにアイズが現れて花のモンスターに攻撃をしているが、彼女が使用をしている武器を見てアイゼは行けないと思っている。

 

(あれは代用の武器ですね?しかもアイズ自身の戦い方を見ていると壊れてしまう可能性があります。なら!こっちの方が彼女に合っていますね。レフィーヤが魔法を唱えようとしているので・・・・・・ちぃ!!)

 

アイゼは何かに気づいてレフィーヤの方へと走っていく。彼女は呪文を唱えるため詠唱をしていると地面から蔦が現れて彼女を貫こうとしていた。

 

「レフィーヤ!!」

 

戦っているティオネ達は気づいたが、レフィーヤは交わすことができない。だが彼女を守るためアイゼが左手に装備をしている盾で蔦をガードをする。

 

「ぐ!!」

 

「兄さん!!」

 

そのまま反転をしてアイズ達の方を見ていると彼女が使用をしている武器が砕けたのを見てアイゼは自身が持っている剣を投げた。

 

「アイズ!受け取りなさい!!」

 

「!!」

 

アイズは気づいてアイゼが投げた剣を受け取り風を纏わせて切りかかる。アイゼは吹き飛ばされながらも鎧などのダメージでガードをされていたので、レフィーヤの方を見て彼女は詠唱を続けて構える。

 

「ヒュゼレイド・ファラ―リカ!!」

 

放たれた炎の矢が雨のように振り花のモンスター達を燃やし尽くしていく。

 

「よくやったじゃないレフィーヤ!」

 

「うんすごいよ!!」

 

「えへへへへ・・・・・・」

 

ティオネ達に褒められたレフィーヤ、一方でアイゼは燃やし尽くした花のモンスターの残骸を調べている。

 

(妙ですね、ガネ―ジャ・ファミリアがあんな花のモンスターを入れていたのでしょうか?いえ違いますね。誰かがこの混乱を生じて生み出したもので間違いないでしょう。なら一体誰が?・・・・・・まさか闇の派閥が動きだしたというのでしょうか?)

 

アイゼは今回の騒動で闇の派閥の残党が動きだしたのではないかと思いながら考えているとアイズが声をかける。

 

「アイゼ?・・・・・・?」

 

だがアイゼから反応がないので彼女はどうしようと考えて風を起こすことにした。

 

「テンペスト!」

 

「え?ほぐううううううううううううううう!!」

 

「「「えええええええええええええええええええ!!」」」

 

「あ、アイズ・・・何をするんですか。しかもエアリアルを纏わせるなんて・・・・・・てか地味にいたい。」

 

「ごめんなさい、でもアイゼが無視をするから。これを返そうと思って。」

 

「あぁそういうことですか、ですがいくらなんでもエアリアルで攻撃はしないでください。それ痛いのですからね?」

 

アイゼはアイズから剣を受け取り鞘へとしまい、改めてレフィーヤの頭を撫でる。

 

「よくやりましたねレフィーヤ。」

 

「えへへへ兄さんに褒められるのも久しぶりですね・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

レフィーヤの言葉を聞いて、彼は久しぶりという単語を聞いた。

 

(そうでした、レフィーヤとまともに話したのも随分と前になりますからね。私はオラリオでアストレア・ファミリアとして活動をして、この5年間の間にダンジョンで過ごしていましたから、彼女がロキ・ファミリアに入ったことも知らなかった。こうして話をするものあの遠征以来になります。だから久しぶりという単語を聞いて私は・・・・・・)

 

「兄さん?」

 

「団長!!」

 

「!!」

 

団長という単語で意識が戻り彼は振り返るとリュー達が走ってきたので彼女達も対応をしていたのだな?と思いながら話しかける。

 

「ご苦労様ですリュー達、その様子ですとモンスター達はなんとかなったみたいですね?」

 

「はい、団長も何かあったのですか?」

 

「えぇそれについては帰ってからお話をします。どうも嫌な感じがしますので。」

 

「わかりました。無事で何よりです。」

 

「だから言っただろ?団長は強いのだからな。」

 

こうして怪物祭は各冒険者たちによって鎮圧される。




次回 星屑の庭へと帰還をして今回あったことを話しあうアストレア・ファミリア、その中でアリーゼは白い髪をした男の子がツインテールをした女性を抱えながらシルバーバックから逃げていたのを聞いた。

次回「報告」
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