エルフの青年の物語(リメイク)   作:桐野 ユウ

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レベルアップとため息

アストレア・ファミリアの拠点「星屑の庭」は、はしゃいでいる。その理由は彼女達の団長でもあり5年前骨のモンスターを倒す為自ら囮となり行方不明になっていた人物アイゼ・ヴィリディスが帰ってきたからである。

現在、アストレアの部屋にアイゼは入り、ステータスを更新をするため彼は上半身裸となり彼女は彼の背中に乗りステータスを更新をする。

5年ぶりに行うためアストレアもじーっと見ているとため息をついてしまう。

 

「・・・・・・はぁ・・・・・・」

 

「いきなり人の上に乗りながらため息をつかないでください。」

 

「ごめんなさい、確かアイゼ、あなた5年前のレベル覚えているかしら?」

 

「えっと確かレベルは5のはずでしたよね?」

 

「えぇそうだったわね。あなたが階層主など色々と倒している結果なのか知らないけどレベルが上がっているわ。3もね?」

 

「・・・・・・えっとつまり私は?」

 

「レベル8、一気に上がっているわけよ。」

 

「・・・・・・まじですか?オッタルよりも上ですよね?」

 

「えぇフィン達よりもね。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

アイゼはまさか自分がレベルを8にまでなってしまうとは思ってもいなかったので、またオッタルとかが攻撃をしてきそうでため息をついてしまう。

 

「はぁ・・・・・えっとギルドにも報告をした方がいいですよね?」

 

「えぇその通りよ。明日一緒に行ってあげるからね。」

 

「はい。」

 

彼はステータスの更新を終えて部屋を出てリビングの方へと行きほかのメンバー達を見ていた。5年ぶりに再会をして涙を流されたなと思いつつ考えているとアリーゼが近づいてきた。

 

「団長、その・・・・・・これをお返しします。」

 

彼女が渡してきたのは、5年前殿をする際に彼女に託していた団長の証のリングである。

 

「やっぱりこれはアイゼ団長、あなたの方が似合っています!それに団長が帰ってきたのでこれはあなたに返した方がいいと思いましたので!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

アイゼはアリーゼから団長の証を受け取るが、彼自身はじーっと見ているのでほかのメンバーはどうしたのだろうか?と思い見ていると彼は口を開いた。

 

「私は、これを付ける資格があるのでしょうか?5年とはいえ・・・・・・私はあなたたちの団長としてこれをつけてもいいのでしょうか?」

 

「何を言っているのですか。私達の団長はあなたしかいません。」

 

「確かに5年という年月は私達は寂しかったです。でも団長がこうして私達の前に帰ってきてくれただけでも良かったのですから。」

 

「・・・・・・そうですか、なら受け取ります。」

 

アイゼはアリーゼから団長の証を受け取るとかつてつけていた腕部分に装着。彼は久しぶりにこれをつけましたね?といいアーマーなどもボロボロになっていることを思いだした。

 

「そういえば私の剣は?」

 

「団長の剣でしたら、あそこにありますよ?」

 

彼は後ろを振り返ると飾ってあったのを見て取り外して鞘から抜いて構える。

 

「やはりこれじゃないと落ち着きませんね。」

 

彼は剣を背中に装着をして今日は疲れてしまったのでお風呂へと向かう。星屑の庭には男性の湯、女性の湯があるが・・・・・・男の湯はアイゼ専用とも言えるお風呂である。

彼はエルフだが、普通の異性に触ることなど恐れておらずリヴェリアなども普通に接している。

彼もハイエルフなので慕われているが、彼もリヴェリア同様あまりそういうのは苦手なので苦笑いをしてしまう。

 

「ふぃーーーーやっぱりお風呂はいいですねーーーー」

 

彼はのびーと体を伸ばしながらレベル8ですか・・・・・・と思いながら上を見るのであった。




次回 ギルドにアストレアと共に向かうアイゼ、彼はすごく見られているのでちらちらと辺りを見てしまう。
アストレアも苦笑いをしながら彼と共にギルドへ行き受付の嬢を呼ぶ。

次回「こちらとも再会」
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