「それでは私はダンジョンへと行ってきます。」
アイゼは愛用の剣を持ちダンジョンの方へと向かおうと行こうとしたが、アリーゼ達が体に抱き付いて彼をダンジョンの方へと行かせないようにしていた。
「ぐおおおおおおおお・・・・・・」
「だめです!」
「絶対に!」
「いかせません!!」
「なんでですか!?行かせてください!すぐに戻ってきますので!!」
「「「「だめです!!」」」」
「ライラ!あなたも言ってあげてください!」
「悪い団長、あたしもこっち組だからよ!」
「そんなあああああああああああ!」
アイゼ・ヴィリディス、レベル8になったので調整をするためダンジョンへ向かおうとしたがアリーゼをはじめとしたメンバーに体を抱き付いて止められてしまう。
彼自身も力を込めているが、レベル8になったとはいえレベル6などが複数もいるので振りほどけないのである。
「輝夜、アリーゼお願いです!行かせてください!」
「駄目です!」
「駄目だ!また・・・私達の前から消えるのですか!!」
「消えません!すぐに調整を終わらせたら戻りますから!お願いですから行かせてください!!」
「「「「・・・・・・・・・・・・・・・」」」」
全員が不服そうな顔をしているので、彼はどうしたらいいのだろうか?と考えてピコーンと浮かんだ。
「そうです。私一人がだめなら誰かいっしょに来てもらえませんか?」
「「「「なら私が!!」」」」
全員が手をあげたのを見て彼はどうしたらいいのでしょうか?と思いながら全員が火花を散らしているのを見て彼は今のうちに剣以外の武器を持っていくことにした。
「よしこれにしましょう。作成をしてもらった武器「ウイングブーメラン」を持っていきましょう。」
彼は準備をしてリビングの方へと向かうとどうやら決まったみたいなので声をかける。
「えっと誰が決まりました?」
「あたしだ。」
「おやライラですか。わかりました。準備を「もうしているぜ?」速いですね・・・・・・さて行きましょう。」
「おう悪いなーーじゃあいってくるぜーーーー」
「「「「おのれえええええええええええ!!」」」」
アリーゼ達はライラに対して嫉妬した目で見ている。彼は首をかしげながらもライラと共に向かってダンジョンへと向かうのであった。
ライラside
あたしは団長と共にダンジョンへと向かっていく。アイゼ・ヴィリディス・・・・・・最初は異性としては見ていなかった。けどいつのまにかあたしはフィンよりも団長の方を気にするようになっていた。
あの人が呼んでいる本、武器、技など・・・・・・いつのまにか団長のことを見ていた。そしてあの日、あたしは後悔をしていた。
団長が自分で殿をすると言った時にあたしは声を出すことができなかった。いやあたしだけじゃない、ほかのメンバーも残ろうとした。
団長のしている目がいつもと違い、本気で行きなさいという目だったからだ。アリーゼが撤退命令を出して18階層まで撤退をしたがリオンの奴が戻っていくのを見てあたしたちも向かうことにした。
だがあたしたちは絶望をした。そこにあったのは団長が愛用をしていた剣が落ちてあった。
まるで主がいなくなったかのようにその剣だけが落ちていたからだ。あたしは泣いた・・・・・・いや皆で泣いたな。
もっとあたしたちが強かったら、団長を一人で戦わせるなんてことはしなかった。あたしたちが弱いから、あたしたちが・・・・・・
「ライラ!!」
「!!」
あたしは団長の声で意識を戻すと団長が心配そうな顔であたしを見ていた。もしかして・・・・・・あたし意識がとんでいたのか?
「先ほどから呼んでいたのですが、大丈夫ですか?」
「あ、えっとすみません。」
「いえ、さて今回は私の調整ってことで来たのですが・・・・・・すっかり忘れていることがありました。」
「なんだ?」
「鎧が壊されていたのをすっかり忘れていました。」
「・・・・・・あー・・・・・・」
確かに団長が装着をしていたアーマーはあたしたちが残骸を回収をしているから椿に頼んで修復をしてもらっているはず、まぁ団長もすっかり忘れていたみたいだな?どうすんるんだ?
「まぁ幸いゴブリンとかを倒せばいいので問題ありませんね。さて行きましょう。」
「お供をするぜ。」
こうしてあたしと団長はダンジョンへと一歩踏み出した。
ライラside終了
ダンジョンへと入ったアイゼとライラ、アイゼは調整をするためブーメランをとりだしたのを見てライラは驚いている。
「団長、あんたブーメランとか持っているのか?」
「えぇ一応ですけど、早速現れましたね。」
前の方からゴブリンが三体ほど現れたのでアイゼは真剣な目となりブーメランを構える。
「さてアイゼ・ヴィリディス参ります!せい!!」
投げたブーメランがゴブリン達に向かって飛んで行き首を切断させて三体を倒すと彼はブーメランをキャッチをする。
続けて現れたゴブリンに対して投げるとゴブリンを切り裂いた。
「流石団長だな、あたしも頑張るとするかな!おら!!」
ライラは両手に持っているブーメランで切り裂くとアイゼもやりますね?といいブーメランが炎の鳥のように飛んで行きゴブリン達を燃やしていく。
「バーニングバード!」
飛んで行ったブーメランをキャッチをしようとしたが、アイゼはミスをしてつかみそこなってしまう。
「あら?」
ブーメランが変なところへと飛んで行くのでアイゼは追いかけることにした。一方でライラも敵を倒したが、アイゼの姿がいなくなったので辺りを見ている。
「あ、あれ?団長はどこにいった!?」
一方でアイゼはブーメランを取りに下の方へと降りて行った。まさか下の方まで降りていくとは思ってもいなかったので彼はブーメランはどこへ行ったのかな?と思い探していると
「ほぐうううううううううううううううう!」
「え?」
声が聞こえてきたので向かうと一人の冒険者のおしりにアイゼのブーメランがささっている。
「な、なんでブーメランが!?」
「あーすみません私のブーメランがそっちに行ってしまいました。」
「てめぇ・・・・・・な!?」
「おごおおおおおお、お、おい俺の尻からブーメラン抜いてくれ!」
「あ、アイゼ・ヴィリディス!?馬鹿な!なぜお前が!?」
「おーーーい聞いているか?ブーメランを抜いてくれーーーーー」
一人の男性は刺さっているブーメランを抜いてと懇願をするが、アイゼの姿の見てもう一人は彼に武器を向けている。
「おや?私のことを知っているってことはあなたたち・・・・・・闇の派閥ですね?」
「死ねえええええ!!」
「おーいケツが死ぬーーーー!」
剣を抜いて切りかかってきたが、アイゼは素早くかわしてからもう一人に刺さっているブーメランを思いっきり引っ張った。
「アッー!!」
「あ、勢いよく抜いてしまいました。」
そのまま男性はぴくぴくと倒れているが生きているのでホッとするが、相手が切りかかってきたのでブーメランで相殺をする。
「仕方がありません!少しだけ痺れてください!ディン!」
「ぎょええええええええええええええ!」
そのまま相手を倒して彼はとりあえず動けないようにしないとなとロープでグルグル巻きにするとライラが走ってきた。
「団長!!」
「あーライラ。」
「えっと何があった?」
アイゼはこの二人が闇の派閥の残党だってことを話してギルドの方へとこいつらを渡すことにした。
そして二人は地上の方へと戻ることにして、ギルドに二人を受け渡した後ライラに先に帰るように指示を出す。
「悪いのですが、これからへファイトスファミリアの方へと行ってきます。あなたたちのことですから預けてくれたと思うので鎧を取りにね。」
「え、あぁ・・・・・・」
アイゼはライラに先に帰らせることにして自分の鎧を取りに向かうのであった。
次回 ライラに先に帰らせてアイゼはへファイトスファミリアの場所へと向かう。彼は鎧がおそらく彼女が治してくれているだろうと向かう。
次回「愛用の鎧を取りに」