○○、親になる   作:葵・Rain

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部活中に考えたものです。


一章 子育てアイルー
アイルー、親になりました


 特定のハンターしか入れない樹海のさらに奥にアイルーたちの村がある。そこにはモンスターは勿論ハンターすら見つけられないくらい奥にある。

 その村では大変な騒ぎが起きていた。

 髭をはやした老人もとい老アイルーの目の前に黒い毛の色をした虎柄のアイルーと白い色をした虎柄のアイルーが正座していた。

「クロ、シロお前たちは何をしたのかわかるニャ?」

「わかっているニャ」

「ではニャぜ、人間の子を連れて来たのニャ?」

「訳をいいますと村に戻ってくる前ニャ」

 

 

「ニャ~、シロいいのとれニャかったニャ~」

「確かにニャんにもとれなかったニャ」

 樹海の獣道を二匹は歩いていた。この二匹は村の中では高い実力を持ち、小型や群れ、中型は一匹で狩れる実力は勿論、二匹だけで空の王者の異名があるリオレウスを狩ることができるアイルー。

 そんな二匹は今日も狩りをしょうとして樹海に入ったのだが鉱石は勿論薬草、キノコ類などが減っていたのだ。二匹はハンターがやって来て、採取しにきたのだろうと思っていた。

 二匹は獣道を出ると近くにある人間の村を通るのだが騒がしかった。二匹は走り出した。村に着いたとき、あるモンスターと見つけた。獣竜種と呼ばれるモンスターを見つけたのだが、そいつはイビルジョーといわれるモンスターなのだが、そいつは赤黒い息、竜ブレスが漏れていたのだ。

 怒り狂うイビルジョー。ギルドでは激昂ラージャンと同等言われているくらい凶暴なモンスター。こいつが現れただけで村が壊滅する。

 二匹はイビルジョーを見ていると満足したのか、それとも食い足りないのかイビルジョーは村を後にした。

 二匹は動けなかった。圧倒的な力の前では無力だった。

「し、シロ?」

「……わかっているニャ。逃げるニャ」

 二匹は村を出ようとしたら、泣き声が聞こえた。二匹は泣き声がする方へいってみた。そこには虫の息の女性と赤ん坊がいた。

「お、お願いです。私は生きられない。この子だけ救ってください」

「……いいニャ。この子を育てるニャ」

「し、シロ!ダメニャ。人間を村に入れるのは禁止されているのに育てるのは前代未聞ニャ!」

「村長に言って許可をもらうニャ。ダメニャら、村を出ていって、旅にでるニャ」

「……わかったニャ。そのときは俺もついていくニャ」

「あ、りがと……ござい…ます。……この子名前は……ユキネ……」

 女性は息を引き取った。二匹は赤ん坊を抱いてアイルーの村に向かった。

 

「と言うわけお願いニャ!」

「…………」

「村長」

「……ならぬ。ならぬニャ」

「わかったニャ。長い間ありがとうございニャした」

「村長、お世話になりニャした」

 二匹は旅支度をしていた。食料は勿論、必要最低限のゼニーと自分たちの使っている武器を持ち、赤ん坊を巻いたポポの毛皮を背中に背負い、旅に出た。

「クロ、後悔してニャいか?」

「ああ、してないニャ。それよりも東を目指さないニャ?」

「ニャぜ東?」

「ユクモ村を目指そうと思う。当分、あの村で生活をした方がいろいろと効率がいいと思うのニャ」

「では、行こう。ユクモ村へ」

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