では、どうぞ。
私は渓流に来ていた。まずはアイルーの毛を探そうか。なかったら、足跡を探して、見つければいい。そこは弟に任せればいいかな?
「姉、見つけたよ」
「そうか。辿れる?」
「やってみる」
弟が辿っている間、弟の事を教えるわ。
弟の名はアオイ。産まれて一年半共にいるがまだまだ甘える可愛い弟。(これはあくまでギンナ目線でのもの。普通の人はカッコいいなどを言うのが当たり前)アオイは産まれてまもないときに親がハンターに殺された。その時のハンターは私が殺したが。その時の顔は忘れられない。
ああ、まだアオイが戻ってこないから兄上の事を話すわ。
兄上の名はメイガ。私に様々な事を教えてくれた。はっきり言って、兄上は他のジンオウガよりも強い。まあ、父上よりは弱いけど。簡単に言って油断は絶対にしない兄上がハンターよりも体力がないアイルーに負けると言うことは絶対にない。
「姉、場所がわかったよ」
「ありがとう」
私のお腹に擦り付けるくらい甘えん坊だな。まったく。早く、姉離れをしてもらいものよ。
「それで場所は?」
「うん。ユクモ村だよ」
ユクモ村か。あのアイルーはそこで暮らしているのか。さすがに見つけられないな。中に入ってまで探してこいと言われても、どれがどれなんだがわからないよ。
「どうする?」
「ん~、待ち伏せして見つけ次第、父上の処に連れていく」
ここの崖で待ち伏せしよう。アイルーだから何かしらで外に出る可能性が高い。持ち物の中にハンターが落とした望遠鏡を使って探す。
「姉、父上からの伝言」
「なに?」
「1ヶ月そこにいろ、だって。食糧は持ってくるから」
「わかったよ」
あれから1ヶ月。私はそれらしきアイルーを見つけることができなかった。理由はわからない。仮眠を摂る際はアオイに任せているから万全のはず。
今思った。臭いをかんでも、どうゆうアイルーなのかしらない。毛を見ても色しかわからないんだから、1ヶ月どころか絶対に無理でしょ。
「姉」
「なに?」
「父上からの伝言」
「戻ってこい、だって」
「わかったよ」
私は帰ってそうそう怒っていた
「父上」
「その、悪かった」
「謝ってすむとでも思っていたのですか!!」
「だから、悪かったって」
「だいたい、なんでそんな情報を教えてくれなかったの」
「だって、お前がいなくなった後でわかったんだよ」
前に父上が予知能力が使えると言ったのを覚えているだろうか。
未来予知が出来るのだから過去を見るのも可能だろうと思い、ハクラはやってみたところ成功したのである。
つまり、本人はあまりにも怒っていたため、その事を完全に忘れていたのである。それでギンナは怒っていたのである。
「で、アイルーの特徴は?」
「それについてだが、少々おも……厄介になっている」
「どうゆうこと?」
「実は人になってしまった」
「………」
「エェェェェェェ!?」
今日の夜までには番外編を投稿したいと考えています。