○○、親になる   作:葵・Rain

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 遅くなりました。いつもどうりの駄文です。では、どうぞ。


ギンナ、捜索する

 次の日。私は昨日のことをメモをして、もう一人?一匹?方のシロと言う人?アイルー?を探している。

 クロの相棒らしい。さらに父上からの予言だとユクモ村郊外の森に研究所みたいな小屋にいるらしい。

 早速、行ってみることにした。

 因みに腰まである白い髪の女の人。

 

 

 

 ………迷いました。

 いや、だってね。場所が特定されていなかったし、手掛かりとなる物がないし。ああ、こう言うことならクロと言う人のこと。よーく、調べておけばよかった。

「どうしたの?」

「はぃい!?」

 そこには綺麗な白い髪をした女性がいた。

「えっと、し、シロさんという人を探していて、知りませんか?」

「うん。私がシロだ」

 居たー!本当にいるとは思わなかった。聞いた話と同じ腰まである白い髪とシロという名前。会えてよかった。

「ところでなんでこんなところにいるの?」

「えっと、シロさんに会いたくて来ました」

「それじゃあ、私の研究所に来る?」

「いいんですか?」

「いいわよ。私に会いに来る人なんて珍しいし、それに新しい実験材料として」

 後半ボソッと呟いたけど、まあ目的の人物に会えたことだし結果オーライかな?

 

 

「で、私にどんな用で来たの?」

「は、はい。えっと、モンスターを人にする薬があると聞いたので、き、興味本意で聞きに来ました」

「そう。じゃあ、それに関してはイエスね。なぜ、作ったのかというと」

「い、いうと」

「単なる遊びでできてしまったのよ」

「え?」

 私はそれを聞いて数秒固まってしまった。遊んだだけでできる代物なのかな?

「そう簡単に出来るものなんですか?」

「いいえ。最初は効力が弱くて、数分で切れてしまったの。それから研究を重ねるごとに試作が出来た。しかし」

「しかし?」

「この事は内緒よ。守れる?」

「う、うん」

「実は、私はアイルーなのよ」

 知ってます。

「へ、へぇーそうなんですか?」

「んん。信じていないね」

 いえ、驚いた表情ができないだけです。

「じゃあ、証拠を見せるわ」

 シロさんは頭巾で隠していた耳と白衣で隠した尻尾を見せた。

 確定した。間違いない、この人が、いやこのアイルーが兄上を殺した一匹。

「可愛い耳ですね。触ってもいいですか?」

「いいわよ」

 私はその感触をじっくりと味わった。ふさふさしていて温かい。

「ありがとうございます。それと一つ聞きたいことが」

「なに?」

「クロさんってわかりますか?」

「クロのことね。クロは私の相棒よ。そして、主夫よ」

 何を言っているんだこのアイルーは?

「クロはね。頭が栗みたいなトゲになっていて、本人は自覚ないけどモテているわ。それで、優しくて頼れる人よ」

 話を聞いてみてわかったのは優しいということ。私の兄上を殺したのは皆を守るためだと思う。けど、殺した怒りは収まらない。あんなに優しく、厳しい兄上を殺された苦しみは消えない。今すぐ、殺したい。けど、私は弱いから。モンスターじゃないから。すぐに返り討ちにあう。

「じゃあ、私帰ります」

「送っていこうか?」

「いえ、大丈夫です」

「気を付けて」

「さようなら」

 早く、伝えるとしますか。

 

 

 

 ユクモ村を舞台に元アイルータッグvs白老竜の戦いが始まろうとしていた。




 さあ、今月には四章に入ろうと思います。
 今年は高三なので忙しいですが、月一を目指していこうと思います。
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