○○、親になる   作:葵・Rain

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 今日で一年経過しました!!
 これからもよろしくお願いします。


ユクモ村、急襲される

 師匠たちがアマツナガツチの討伐に行っている。その間も訓練場の一画で武器を使って練習している。どの武器を使ってもしっくりくるが、弓と片手剣が一番しっくりくる。

「おーい、一夏」

「どうかしましたかラインさん」

「いやさ、あとで試作武器のテスターをやってもらいがいいか?」

「わかりました」

 

 ユクモ村襲撃まであと三時間

 

 私は弟(ジンオウガ)を連れてユクモ村を目指していた。

「ギン姉、もうすぐで着くよ」

「うん」

「けど、どうして村を攻めるんだ?」

「父上が村にいる人になったモンスターを殺せと言っていた」

「そいつの名前は?」

「稲妻、それが名前」

 

 襲撃まであと二時間

 

「どうだ、使い心地は?」

「反動が強いですが、片手剣よりしっくりきます」

「そうか、よかったらあげようか?」

「え?いいんですが?」

「おう。もとは俺に預けられた物だが、スラッシュアックスがあるからな」

「ありがとうございます」

 

 襲撃まであと一時間

 

 村人が寝静まるまであと数十分くらい。場所はわかるから奇襲仕掛ける。弟はその間、村で暴れさせる。

「いい、弟は村で暴れて」

「わかったぜ姉」

 

 襲撃まであと30分

 

 訓練を終えて宿に帰っているところ殺気を感じた。急いで物陰に隠れて宿に向かった。

「ただいま」(小声)

 宿に帰ってきて、置いてあったナイフケースを巻いて稲妻を抱え下へ降りた。そして、急いで集会場へ向かった。

「ラインさん!!」

「どうした!?こっちは忙しんだが」

「稲妻の面倒みてください」

「はあ!?いきなりどうした!?」

「殺気を感じた。それも村に来るときに感じた気配と似ている」

『グォォーン!!』

 モンスターの叫び声が聞こえた。村の近くにいる。

「ギルドマスター、こりゃ緊急依頼を出したほうがいい」

「そうじゃな。しかし、この村にいるハンターなんて数人しかも、下位じゃぞ。熟練のハンターなんていないぞ」

「いるじゃねえか、目の前に」

「小次郎の弟子か?」

「いや、俺がやる」

「駄目じゃ!!主は怪我を「治ったぜそんなの」なぁ!?」

「俺行きますから」

「ま、待て!!」

「装備は置いてあるし、いくぜ」

「……わかった。受けるがよい」

「よし「ただし!!」」

「生きて帰ってくることじゃぞ」

「了解」

 

 ユクモ村広場

 そこには標準より一回り大きいジンオウガが雷光虫を集めていた。超帯電状態になろうとした瞬間目の前に閃光が走った。思わず動作を止めてしまい、動けなくなってしまった。

 そこへ重い一撃がきた。

 ラインが振るっているスラッシュアックスの攻撃であった。目が覚ます前にスタミナが尽きるまで振っていた。そろそろ目が覚ますころにスラッシュアックスを剣モードにいこうした。腹に毒々しいものが注ぎこまれた。

 

 民家の屋根

 そこには不揃なジンオウガ装備を纏った少女が居た。

 そこへ上ってきた一夏を見つめて。

「おい、あんた。あんたは何もんだ!!」

「…私はジンオウガ」

「そうかい」

「あなたは?」

「ただの異世界人さ」

 向き合った二人は無言になった。数秒、数分、数時間経過したような感覚の時、二人は得物を持って、走ってきた。

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