では、どうぞ
一夏、ごちそうになる
あの戦いから1ヶ月が経過しようとしていた。俺
「どうした?まだ、開始まで二時間あるんだ。緊張すんな」
「で、ですが」
「大丈夫、大丈夫。自分を信じろ」
「は、はい!」
いい忘れていましたが、同伴者は師匠ではありません。ラインさんです。師匠は師匠のお母さんに大事な話があるそうなので、ユクモ村で留守番。
それと稲妻は砂漠での気候になれていないのでついてきていません。
はぁー、稲妻に会いてぇ。
「よし。予習も大事だが、飯も大事だ。食いにいくぞ」
「ラインさん、受付行った方がいいですか?」
「そうしろ」
俺は受付に向かった。
受付に着いたのだが、結構人がいた。ハンターになるなら誰でも参加できるのでいい。あっちの世界では人数に条件あるしな。本当、この世界はいい。
「次の方、来てください」
「はい」
「この用紙に名前、性別を記入してください」
書くなり。書くなり。
「イチカさん、登録終わりました。この受験票を持ってください。集合は午後2時行います。遅れないでください」
「はい」
「よし行くか」
「はい」
一夏はラインの行きつけの店へ行くことになった。ロックラックの商店街を抜けたところに少し古い店があった。行列はしていないが、中には客がいることからそこそこ繁盛している。
「へい、らっしゃーい、ってアンタか」
「おいおい、それが客に対する礼儀か?」
「うせぇよ。つうか今日は連れがいるのか」
「ああ。コイツ、ハンター試験を受けるため来たからな」
「そうかい。じゃあ、坊主、必勝祈願ってわけじゃないが、サービスだ。今からうまいもん食わせるからな」
「あ、は、はい!ありがとうございます!」
「俺はいつもの」
「へいへい」
料理ができるまでラインにこの店のことを聞いた。
「ラインさん、いつもここに来るんですか?」
「ああ。ここの飯は他よりうまいしな」
「へえ」
「出来たぞ」
「お、きたきた」
ラインさんが頼んだものは、定食だった。メインとなっているのは大量の野菜と肉を豪快に炒めた野菜炒めだ。炒めた肉の香りが食欲を誘う。
「ほれ、坊主出来たぞ」
俺に出されたものは三種類のカツだった。揚げたばかりのカツに相性がいいだろうソースとタルタルソースがかかっていた。
「いただきます」
一番大きいカツにかぶりついた。外はカリッと、中はジューシー。
「うまい!」
「そうか。よかったよかった」
次はエビフライにタルタルソースをつけ、食べた。これもうまい!プリプリとした海老の身はほのかに甘さもあり、タルタルソースがそれを引き立てていた。
最後にコロッケ。中身は潰したジャガイモとコロコロとしたジャガイモとマッチしてうまい!
「ごちそうさまでした」
食堂をあとにした。勘定はラインさんのみだった。
皆さんに一夏の使う武器のアンケートを取ります。詳しくは活動報告で。