○○、親になる   作:葵・Rain

56 / 63
 異世界からの来訪者編終了です。


三人、いつかどこかで……

「皆さま、長らくお待たせしました。これよりショッカーモンスターハンター研究施設爆破解体作業を開始を宣言します」

「「パチパチ!」」

「進行は私、総合司会三十代目御手洗数馬でお送りいたします。今回、爆破解体作業のメンバーを紹介いたします。ユクモ村では誰もが知っている翠の実験姫シロ!」

「今日も楽しく爆破していきたいと思います」

「続いてはシロのストッパークロ!」

「いや違うから!」

「三人目は日頃のストレスが溜まって早く発散したーい!非リア充同盟会長とその幹部!」

「リア充に死の鉄槌を!」

「「「「「鉄槌を!」」」」」

「さあどんどん行きましょう。なぜこんなところに?それが人生ですよ!五反田弾!」

「数馬~そこに叩き込むからな」

「わあぁぁ!?止めてくれ!」

「ちっ!」

「舌打ちしやがった!もういいや。最後はこの方々、爆弾では右に出ないと自負しているダイナマン!」

「さあ爆破の時間だ」

「「「「おぉぉぉぉ!」」」」

「以上このメンバーでお送りいたします。さーて、一夏さん。今回の爆破解体作業をどのように思っておりますか?」

「そ、そこ俺に振る!?」

「そうですね。今年はハデに爆破してもらいたいですね」

「いや俺言ってねぇし!?」

「解説にはラインさんお越しくださいました」

「どーも、このごろ爆弾でモンスターを攻めているラインです」

「今回、スペシャルゲストも来てくださると聞いておりますが」

「はい。彼らには施設内部にいます。現場の小次郎さん!」

『はい。現場の小次郎です』

「小次郎さん彼らに意気込みを聞いてください」

『はい。今回の爆破解体作業の意気込みを御願いします』

『ハイ。私ハ今日ヲ楽シミニ待ッテイマシタ。匠ノ名ニ恥ジナイヨウ爆破サセマス』

『だそうです。以上現場からでした』

「はい。ありがとうございます。急いで退避してください」

「では、そろそろ始めたいと思います」

「三、二、一でいきましょう。では、皆さまご一緒に、三!」

『二!』

「一!」

 

 ……んここは?お家なの?私……!稲妻くん、ユキネちゃんは!?

「あら、起きたわね」

「お母さん、稲妻くんとユキネちゃんは!?」

「大丈夫よ。今日は一日寝ていなさい」

「けど!」

「大丈夫。二人ともまだ疲れているから、ツキヨも寝ていなさい」

「……はーい」

 

「じゃあ、俺らは行くからな」

「世話になったな」

「こっちこそな」

「そうか。なら行くぞ弾」

「あ、ちょっとだけ。ちょっとだけ」

「なんだ一夏寂しいのか?」

「違う。ただ、また会えるか?」

「俺は世界の復讐者だ。もしかしたらまたどこかで会う」

「俺もだ。俺の場合はちょっと先の未来で待っているかな?」

「なら、この世界に来たら……無理か」

「「いやなんでだよ!?」」

「この世界を旅するからな」

「そうかよ」

「そうさ」

「またな」

「そっちも」

「行くぞ」

「おう!じゃあな!」

「またな!」

 

 異世界からの者が去った。一夏はまたどこかで会えると信じている。

 それがもう少しだとは気づかず。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。