残るはブラキディオスとイビルジョーのみ
体勢を整えて、ケムリ玉を持った。
そしてその時が来た。
『ゴオォォォォォオ!』
『ウオォォォォォン!』
ケムリ玉を叩きつけた。
小次郎はブラキディオスに溜め斬りを喰らわせた。
ブラキディオスは咆哮を怒り状態になった。頭、両拳が緑から黄色に変化した。地面に頭を突き立てて何かをした。
次の瞬間。ドガーンと辺り一面が爆発した。それを小次郎は防ぎ、ケムリ玉を叩きつけて、閃光玉を投げた。ブラキディオスは短い悲鳴を上げる。
その隙に袈裟斬り、薙ぎ払い、溜め斬り、横殴り、強溜め斬りを喰らわせた。
片腕が破壊されて短い悲鳴を上げても、尻尾で攻撃し始めた。
ガードして、受け身をとり、薙ぎ払い、溜め斬りを喰らわせて退避し、ケムリ玉を叩きつけた。
「ちっ!イビルジョー狂竜症かよ!」
いままで放置していたイビルジョーが突然倒れたかと思うと、黒い吐息を吐きながら起き上がった。
「これで終わりだ!」
ブラキディオスの角を破壊し、破壊された角を踏み台にして溜め斬りを喰らわせて強薙ぎ払いで片腕を破壊した。斬り上げを喰らわせて溜め斬り、横殴り、回避して、ガードして、溜め斬りで止めを刺した。
「これで残りイビルジョーのみ」
小次郎は素早く準備し、イビルジョーの背後についた。溜め斬りを喰らわせた。
イビルジョーは突然の不意打ちで驚いたが、怒り状態になり咆哮を挙げた。
その姿は狂竜症の他に厄介な状態でもあった。
「飢餓状態!?狂竜症でも厄介なのに!」
イビルジョーは黒い塊を投げ飛ばしてきた。それを避けて、閃光玉を投げた。
目眩状態でもイビルジョーは暴れた。その姿は竜の逆鱗の如く。それを遠くで眺めている小次郎は対策を建てていた。イビルジョーを誘導させてどこで決めるか考えていた。
考えが纏まったのかポーチから肉を取りだし、何かを加えた。
「まあ少し弱くなればいいかな?」
小次郎は肉をイビルジョーの所まで投げた。目眩状態から回復したイビルジョーは肉の臭いに気づいた。イビルジョーは疑いもなく食べた。我武者羅に食べていくと突然苦しくなった。息苦しくなり、吐きたくなっていた。
「特性抗竜石入り毒生肉のお味は?」
そう言うと小次郎はイビルジョーの足元へ袈裟斬りをした。薙ぎ払いで追い討ちをかけ、溜め斬りを喰らわせた。
イビルジョーは竜ブレスを吐くがそこに小次郎は居なく無駄。
小次郎はさらに二つ目の肉を投げて、すぐさまこんがり肉を食べた。
イビルジョーはまた肉を食べた。今度は体が痺れた。
それを逃さない小次郎は尻尾に溜め斬り、薙ぎ払い、強溜め斬りを喰らわせた。
しかし、最後の強溜め斬りはイビルジョーの痺れが解けたことで当たらず、お返しとばかりに尻尾で攻撃した。尻尾攻撃を喰らい飛ばされた小次郎。小次郎は飛ばされながら肉を投げた。
その肉を食べたイビルジョーは眠り、口から出ていた狂竜症の吐息がなかった。
「チャンスは一度。これを逃したら終わり!」
小次郎は寝ているイビルジョーの頭に大タル爆弾Gを二つ置き、腹に大タル爆弾を三つ置いた。
「これで二度目か。セイヤー!」
居合いを寝ているイビルジョーへ放った。次の瞬間、剣撃が大タル爆弾Gに当たり、爆発した。それと同時に大タル爆弾も爆発した。
イビルジョーは苦しい声をあげて、小次郎を見た。
「しぶといなー。だけどこれで終わり!」
ブリュンヒルデの先端をイビルジョーに向けた。
「ハアァァァァァァァァア!」
禍々しい色を出しながら、イビルジョーへ走った。イビルジョーは小次郎に向けて竜ブレスを吐くが、いままでの比ではなかった。通常よりも範囲が広い竜ブレスを放ち辺り一面を赤黒い色に染めた。
吐き終わるとそこには小次郎は居なく勝ったと思ったイビルジョー。しかし、油断はしていなかった。慢心もしていなかった。己の全力を出したのだから。ただ、その竜ブレスが上に行けばよかったのだが。
「月歩!」
イビルジョーはその声が聞こえるところを見た。そこにいたのは確かに倒したはずの小次郎だった。
「喰らっておけ!」
闘技場を出た空からの一撃。
その一撃は小次郎を鬼神と呼ぶ代名詞。その名も。
「喰らえ!鬼殺し!」
禍々しい色を纏った一撃がイビルジョーの頭を潰した。
「これで終わり!」
クエストクリア!
これより一分後に門が開きます。
次でこの章が終わりです。