後悔はしてない。
エリア5
エリア6から入ってきたジンオウガはすでに超帯電状態が終わっていた。
なぜ、ジンオウガがこの場に現れたのかはエサを求めにエリア4に行くためである。ジンオウガは危険はないかとすぐさまエリア内の臭いを嗅いでいた。その時、ジンオウガは顔をしかめた。なぜ、しかめたのかは。エリア内全体がに火薬の臭いで充満していたからだ。すぐに早くこの場から立ち去ろうとしたとき目の前で激しい閃光が起きた。
数メートル離れた先に待機していた二匹は改造閃光玉、もとい閃光弾を撃った。辺り一面激しい閃光や強力な音が起きた。
「ニャ〜〜、やっぱこれは苦手だニャ」
「わかるけど、今は次の策に移すニャ」
二匹は暴れているジンオウガの近くに来て、改造毒ケムリ玉を一メートル置きに置いていった。まだ、閃光弾の効果があるのか暴れまわっている。それがいけなかった。暴れまわっている際、地面に置かれている毒ケムリ玉を踏む度そこから小型甲虫種以外にも効く毒を嗅ぐ度体力が減っていっているのだ。
それに気づいたのは閃光弾の効果が切れたとき。
急いでその場を抜けたとき大きな穴にはまった。
これは改造落とし穴。掘った穴の中には麻痺毒、睡眠毒を塗った木の杭が刺さっている。
ジンオウガは抜け出そうと必至である。だが、暴れる度、麻痺毒で体を痺れさせられ、最後に睡眠毒で眠った。
「ニャ〜、後はタル爆を回りに置いて……、できたニャ!! 」
「クロ〜、いいかにゃ〜? 」
「オッケーニャ! 」
ジンオウガの回りに置いた各種タル爆を点火するのみ。
ただ、犠牲になるのはエリア5。
シロは自慢のブーメランでタルに目掛けて、投げた。
次の瞬間、辺り一面に爆発の余波が来て、木が倒れた。
煙が晴れると真ん中辺りから血の噴水が濡らしていた。
爆発の力が強かったのか、ジンオウガの体はどこかに消えたのか、それとも木っ端微塵になくなった。
二匹はモドリ玉を使い、キャンプに戻った。
「ジンオウガ、強かったニャ」
「ニャ〜もうヘトヘトニャ〜」
二匹は死んだようにキャンプ場に設置してあるベットへ寝た。
ユクモ村門前
自称鬼門番(笑)が座っていた。
「誰が自称鬼門番(笑)だ。作者のバカ野郎!! 」
とまぁ、ほざいている奴は気にしないで。
「気にしないで、って」
ヒッサァァァツ!!
「ひ、必殺? 」
閑話休題!!
今日は月が綺麗な夜だった。鬼門番こと小次郎は外に出ていた。
彼は家の仕事が嫌いで、自分に向く仕事があるのではないかと思い、ユクモ村の門番を一人でやっていた。
今日も自分にあった仕事がなく、嫌々自分の家の仕事を手伝われていた。
「はぁ〜、俺に向く仕事はないのかな」
これは自慢ではないが、彼は色々とできるのだ。
ハンターだって、鍛冶屋だって、雑貨屋だってなんだってできるが、結局門番の仕事に戻って来てしまう。
これじゃだめだ、と思い、近々ロックラックの方へ出掛けようと考えていた。自分の仕事を探すために。
「明日の夜中に家を出るか」
小次郎は決心した。
これが自分の運命を変えるものとは知らなかった。
同時刻、ユクモ渓流、エリア5
クロとシロが立ち去って、ユクモ村門前で小太郎が決心したころ。
そこに一匹のジンオウガがいた。その後ろに人がいた。白い髪が特徴的で体をおおっているのが男性用のジンオウガの顔と女性用のジンオウガの胴、腕と腰、足だけだった。その後ろにつけている武器がジンオウガとその亜種の双剣である。
「……兄上」
仮面を取った。まだ、幼さが残る顔だが女であるのか少し張った胸がそれを証拠である。
「絶対仇をとるから」
一人と一匹がその場を去った。
とある場所
俺はあと一人の役者が揃うのを待っていた。その役者の家庭環境が悪いので少しでも強くなってもらいたいと考えている。
プロフィールをまた見る。
家族構成が三人。両親は三つ子の妹を連れて蒸発。姉がある大会で世界最強、兄は天才、弟は凡才いや、才能の開花が遅いだけだ。
姉弟は近くの親戚から援助してもらっていた。
弟がいじめがあったにも関わらず、二人は無視していた。弟の心は壊れる寸前か。
あと追記として、兄は転生者。
特典が肉体の強化、ある家の家族、天才の頭脳か。
おっと、前世のプロフィールはと。
…ニート。偶然に空から降ってきた飛行機に当たり死亡。
これがある家族のプロフィール。
「……織斑一夏くん」
俺はそう呟いた。
というわけで、何となく俺がいるのは、気にしないで。
一応、プロローグは終わりにして、今月中には番外編というか子育ての方と謎のアイテム仕様を考えています。
では、感想などをまっています。