カタナを守る従者   作:上腕二十二頭筋

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どうも〜上腕二十二頭筋です。一度ssを書いてみたい!!と思いコツコツ書き溜め、現在に至ります。読みにくいと思いますが、暖かい目で見守って下さいm(_ _)m

一話目は短めで様子を見て、二話目以降は推敲しながら投稿します。だいたい3000字を目安にしてます。

ではでは、本編どうぞ〜


プロローグ

「なんで俺はこんなことしてるんだろう」

 

 

 

 

少年は一人で呟いた。

彼の自室には彼とコンピュータ、そして大量のダンボール箱。そのダンボール箱の中には菓子や清涼飲料、とある箱には一般人が持っているはずのない部品や拳銃が所狭しと並んでいる。

 

 

 

彼は現在中学3年生。一般的に受験シーズンと呼ばれる時期だ。

だが彼は塾はもちろん、学校にも行かない。

 

 

 

彼はこの世界に来る前、すなわち転生する前の記憶があるため、大学卒業までの大まかな知識はある。

 

だが彼が学校に行かないのはそれだけではない。

 

 

別にコミュ障というわけでもないし、友達は作ろうともしなかったが寂しかったわけでもない。

 

 

 

 

 

 

嫌だったのだ

 

 

何もしなくてもよいということが

 

 

ただ時間を無駄に浪費することが

 

 

 

そう感じた時、彼は学校に行くことを辞めた。

そして彼は時間を浪費しないためにコンピュータで調べ物をしている。

調べている内容は ISだ。

 

 

 

「『ISは女性にしか使えない』…………か」

 

 

彼はチラッと胸元の黒い鍵を見た。

その鍵はどこかの鍵穴に入るような大きさではなく、ただのアクセサリーのための鍵だった。

 

 

知らないはずのない常識、ISが女性にしか使えないことなど。

 

しかし彼にとってはそれが悩みの種だった。すでに何十回と見たこの文章だったが誰か一人でもそれを否定して欲しかった。

そしてハアっと深いため息をつく。

 

 

 

そんな彼でもまだ見ぬ未来に期待はしていた。

彼の夢、それは前世での未練。守ることができなかった主人と同じようにならないよう、今世では一度決めた主人を最後まで守り抜くことだった。

彼自身は理解していた。主人である彼女が好きであったことに。そして彼女も自分に対して好意を抱いていることに。

だからこそ許せなかった。あの時の自分の力の無さ。他の従者が抱く不満に気づけなかった自分の不甲斐なさ。

その全てが嫌だった。

 

 

 

「□□□…………」

ふと気がつくとその女性の名前を呟いていた。

蘇るあの時の思い出、あの時の言葉、あの時の温もり。

 

 

 

溢れ出す感情を抑えきれず、彼の頬を涙が濡らす。

今は亡き過去の記憶。この世界では存在していない事実。

 

 

「あぁ、またか………」

コンピュータの横の機械が赤く点滅した。

それは警察が用いる通信機を盗聴することが可能な機械で、彼はその機械の横のボタンをONにする。

 

 

『△△町………国道○○号沿いの銀こ……立てこもり事件がーーー』「家から………近いな」

 

彼は涙を拭い 帽子を深めにかぶりサングラスをかけると、コンピュータに接続してある先程の盗聴機のコードを引っこ抜き、アンテナを建てる。

 

『▽▽署の警官は……現場に……「あそこからだと……早くて5分か」

 

 

即座に5分で現場に向かい、鎮圧、煙に巻く所までの設計を建てた。

帰りのコンビニで買うお菓子まで決め始めた所で、死亡フラグのような気がして考えるのを止めた。

 

 

「じゃあ、行って来るか」

 

数ヶ月後にほぼ女子校であるIS学園に通う羽目になることを彼ーーーー鳴神(なるかみ) 蒼斗(そうと)はまだ知らない。




最後まで読んだみなさん、ありがとうございました。
二話目以降はこんなにカッコ良く書かないです。(確定)なので一話目が気に入らなくても二話目からは良くなる……かな?

感想、指摘お待ちしてます
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