ゼロの使い魔とハリポタのクロスオーバー小説あまり無かったし、丁度良かったとも思ってる。
ドリフターズや金カムでも思ったけど、やっぱ薩摩やべぇ
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「恥ずかしゅうはなかとな…たった一人、努力を続くっ女子を笑うせぇ、恥ずかしゅうはなかとかッ!」
鼓膜を叩く怒号が、その場に響く。
頭を木の棒で思いっ切り叩かれたのではないかと錯覚してしまう程の怒鳴り声が、教室に居る者共の心へと轟く。
鋭い眼光が皆を貫く。手に持つ二尺程の魔法杖を、万力が如き握力で強く握り締める。
「おいには分かっ! 才に恵まれんやったおいには理解出来っ! こん子が、力がなか事を分かっていながらもけしんかぎぃきばっちょった事を!」
「っ…」
「そいをげらげら笑うて…わい達は、恥ずかしゅうなかとな!? 他人の努力を否定すっ事が、そげんおもしてかとな!?」
彼らには、この男の言葉が分からない。だが、その言葉の真意は、何を言わんとしているかは、しっかりと理解出来ていた。
魔王と呼ばれた、とある男の言葉を借りるならば―――「言っている言葉は分からないが何を言っているのかは分かっている」。
男は憤っているのだ。その教室に居る者達が、己が主の失敗を笑っている事を。
男は説いているのだ。人の失敗を嘲笑う事が、如何に愚かで恥とするべき事か。
「もしもわい達が、そいをげんねち思わん外道であっならば―――今此処で、そん首を斬り捨ててやっ。」
男は握り締めた魔法杖を大きく構え、そう言い放った。
その男、此処とは異なる世であれど、その世にて魔法使いと呼ばれていた者。
ある者は、男をこう言った。
「闇はおろか、死すらも恐れない鋼の如き男」と。
ある者は、男をこう恐れた。
「魔法使いを殺す魔法使い。扱う技の全てが一撃必殺で、死神すら恐れる最凶の戦士」と。
ある者は、男をこう敬った。
「如何なる魔法にも恐れず、死すらも叩き潰して駆けて行く様は正しく天下一の武士」と。
ある魔法使いは、男を…いや、“男達”を恐れた。
「闇の魔法を恐れず、仲間や主君の為ならば自らの命すら投げ捨てて挑む異常な精神。本来の魔法をより戦闘向きにした最凶の魔法を使い敵を斬り捨てる様は、もはや尊敬を越えて畏怖に至った。いったい誰が、彼らに歯向かおうものか。」
英国に有る魔法学校「ホグワーツ魔法魔術学校」には、五つの寮が有る。
一つはグリフィンドール。
一つはレイヴンクロー。
一つはハッフルパフ。
一つはスリザリン。
一つは―――『薩摩藩』。
薩摩藩に行くならば、死ぬ気ある者が住まう寮。
決死覚悟の武士道で、死をも恐れぬ薩摩藩。
男の名を、「ヒサト=サカマキ」。
薩摩藩の生徒にして、殺魔者の一人である。