もしシャンフロのモンスターがデンドロに現れたら   作:疾駆八苦

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【天覇龍王ジークヴルム】

 

作者です。

今回は難産でした。

 

2023、9/4 ちょこっと修正

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◻︎アルター王国・城塞都市クレミール

 

城塞都市クレミール。

王国の北西にある国境と王都の中間地点に存在するこの都市にある重大な作戦が行われようとしていた。

その作戦の内容は、<SUBM>、【三極竜 グローリア】の討伐である。

 

ある日突然現れた【グローリア】は、【雷竜王 ドラグヴォルト】を殺し、ルニグンス侯爵領を壊滅させ王都へ進行。それを止めるため、王国は、此処、クレミールにて陣を張り迎え撃つ構えを取る。

 

王国の戦力は、【大賢者】の徒弟であり、数は少ないがいずれも400レベルを超えている、ティアンでは有数の【賢者】達、逆にもっとも数が多く【司祭】【教会騎士】【僧兵】などの聖職者達、次にそれらと少し離れて配置し、<戦車型マジンギア>ーー【ガイスト】を操る皇国の援軍である皇国第二機甲大隊、そしてクレミールに展開されている防御結界から離れた平原に陣を構える<マスター>の集団……王国クランランキング第二位、<バビロニア戦闘団>の四つである。

作戦の内容は、まずは<バビロニア戦闘団>の遠距離攻撃部隊が【グローリア】のヘイトを稼ぎ、徒弟と聖職者達が大規模な魔法などによる波状攻撃を仕掛けて動きを封じ、皇国の切り札となる兵器を使う。もし、兵器を耐えた場合は<バビロニア戦闘団>の最精鋭で討伐する手筈となっている。

そして各々が作戦に向けて準備しているなか、<バビロニア戦闘団>のオーナー……【剣王】フォルテスラにある報告が届く。

「……分かった。はぁ、幸先が不安だな。」

「団長?どうかしたの?」

彼の<エンブリオ>でTYPE:メイデンwithエルダーアームズであるネイリングが問いかける。

「ああ、さっきまでグローリアを偵察していたメンバーからの連絡が急に途絶えたらしい、恐らくグローリアにやられたんだろうがっ!?」

 

そのまま言葉を続けようとしたとき、突如、地響きが起きる。そして地平線の彼方からソレら(・・・)は現れた。

現れたソレら……グローリアと思われる竜と「腕」や「手」を持った二足歩行の龍が争いながら向かってくる。しかしグローリアの方はすでに二本あったはずの首は千切れ、胴体と同じほどの大きさを持つ翼膜には穴が開き、全身が焼け爛れているのに対し龍は無傷であった。

 

グローリアは困惑し、怒り、恐怖した。何故だ、何故効かない?弱者を排除し、外からの攻撃を無に返す結界(スキル)もAGIや判断が遅い者を殲滅する極光のブレス(スキル)も何故あの龍には効かない!何故あの龍の息吹は結界を通り抜ける?何故あの龍の結界を張っただけでブレスが吐けなくなる?何故だ……何故……?

そうして本来(原作)ならクレミールを壊滅させ多大な被害を出していたはずだった竜………【三極竜 グローリア】はそのまま龍の息吹に焼かれあっけなくその命を落とした。

 

 

龍は咆哮する

 

"おお英雄よ、この龍災に立ち向かわんと集いし英雄達よ。"

 

"見せてくれ、戦禍においてただ一つの輝きを"

 

"超えて見せよ我が試練、さもなくば、いづれ世界は色災によって塗り潰されよう。"

 

 

かくしてのちに<龍王来襲事変>と呼ばれるこの戦いは、今こうして幕が上がった。

 

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これは……原作崩壊なのか?

尚、作者はこの後の展開は考えておりません。

 

【天覇龍王ジークヴルム】

今回の戦犯、グローリアを始源と間違えて殺した挙句、始源もいないのに「お前ら!始源には注意しろよ!」と完全に無意味な忠告しちゃう天然?

 

【三極竜 グローリア】

今回の被害者。一応バックアップはあるため生きている。

その後<龍王来襲事変>の終盤にジークヴルムにカチコミした模様。

 

 

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