ワイ、ブラッド族。Fate世界に転生して絶望する   作:だから型月は面白い!

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ブラッド族、地球に立つ

俺がブラッド族…まあなんか見覚えあると思ったけどまさかブラッド族とはな…。

まあそれは良いとして…いや良くはないんだけど、それより優先すべきなのは……これ、なんでここにあるわけ?

 

先程から手に持っているドライバーに目を向ける。

 

これエボルトが持ってるアイテムの筈なんだが…そもそもここにあるのはおかしい。原作の仮面ライダービルドだと星狩りの一族ことブラッド族は文明を築いていたのは確かだ。

 

ただ…えーっと確か…そうだ!ブラッド族の王のキルバスがクソほどヤベー奴だったんだよ!快楽型破滅主義…だったかな?まあ要するに宇宙と心中してぇ〜とかいうやばいやつだ。

んでそいつのせいでブラッド族はエボルト及び他の3人を除いて全滅したんだよな。エボルトと3人はエボルドライバーとかを持ち出してキルバスから逃げた…ってわけなんだが…。

 

まあ、てなわけでここにあるのは絶対おかしい!ここにあるってことはエボルトに何か想定外の事態が起きたのか、それとも必要無くなったのか…どっちにしろろくな事では無さそうだな。

 

うーん、ここがエボルトの家ってのなら他にも何かあるかもしれないし、探ってみるか。

 

 

特に何もなかったでござる。

いやどーしよ…宇宙を移動する手段がエボルドライバーを使うぐらいしか思いつかないのに、そのドライバーを使うためのボトルも無いんじゃあお手上げだな。

 

 

……ってかあれ?俺ブラッド族だし、姿変えられるのでは?確か原作でも何かこう…うまい具合になんとか…おっできた。

手もあるし足もある。前世とほぼ同じ体になったみたいだな。

 

というか人間への擬態を使って初めて気づいたが、さっきから無意識的に使ってたみたいだな。扉を開けるときとか、エボルドライバーを取った時とか…。必要な時に擬態する…みたいな種族単位での癖みたいなものだろうか?

 

まあそれはそれとして、どうしたもんかなこの状況。人型に成れたはいいが、解決策は見つからんし…。

 

うーん…元を辿れば俺の力もエボルトのものと同じなんだし、ボトル作れないだろうか…?試してみる価値はありそうだし…やってみるとするか。

 

 

ぐぐぐ…ふぬーっ!何とかなれーッ!

…駄目だな。具体化なイメージが無いとやれない、俺の直感がそう言っている。ゆっくりでもいいから、具体化に…細かいディテールにも気を使って…。

 

ここは、こうで…確かこんな感じで…確か動くんだよなここ…中の成分を…ふんにゃらかんにゃら……おっ…おお?出来た…のか?

おぉ!これはまさしくコブラのエボルボトルだ!ふふふ…フハハハハハハーーッ!私はやったんだァーー!やはり初めてでもこれを生み出せる俺は天っ才ブラッド族で間違いないな!私の才能…思い知ったか!

 

……それはそれとして、まだもう一本ボトル必要だよなぁ?

またあれやらないといけないんだな…まぁ…よし、やるか。

 

 

出来た!これで仮面ライダーエボルに変身できる!エボルドライバーは机の上に置いたから…あった!

 

『エボルドライバー!』

 

Foooo!自動装着はテンション上がるゥ!ドライバーにボトルをセットして…

 

『コブラ!ライダーシステム!エボリューション!』

 

フフフ…思わず笑みが溢れるな…前世からの夢…今ここで叶えるときが来た!

 

『Are you ready?』

 

「変身ッ!」

 

『コブラ! コブラ! エボルコブラ!』

『フッハッハッハッハッハッハ!』

 

オイオイオイ!マジで変身してるってコレ!すげえなオイ!

エボルのデザインはやっぱりこの赤と金がいいよな。所々に青がありつつも、メインは金色という豪華さ!それにこの頭の部分もいいデザインだよな…少し宇宙服っぽさがあるというか何というか…とにかくいい…それになんと言ってもエボルに欠かせない魅力は(中略)とにかくいいんだよ!

 

というか本来の目的は変身して終わりじゃねえだろ…そう、これで空飛べなかったらもう終わりだぜオイ。

まぁなんか行けそうな気はするよな。空を飛べ!

 

ぴょーん!

 

おぉっ浮いてる!これがあればどこにだって行けるぜ!移動もできるし、ただ浮くだけで終わりなんて事にならなくて良かったぜ!そうと決まったらここを出て…ドア邪魔だオラァ!

 

渾身の力で自分の道を塞ぐドアを殴りつけると、ドアは思いっきり吹き飛び、建物の風通しがすっかり良くなった。

 

ヒューッ!すげぇ!マジで強くなってるじゃんかよ!

この調子でこの星脱出しちまおうぜ!

 

空を飛び、星から離れて行くに連れて、先程まで近くにあった建物群がどんどんと小さくなっていく。この光景は前世では到底ありえない事だろう。ただ空を飛ぶだけじゃなく、人の身で、しかもジェットパックなどすらつけもせずに。

 

いやぁ、こうして空を飛んでるとスーパーマンみたいだな。まあ空を飛べるようにしたこの力はそれとは真逆の物なんだが…。

結構なスピードで飛んでるし、そろそろ宇宙につく頃だとおもうが…。

 

……体の感覚が…変わった?ってことは?

 

宇宙。それは人類の未だ開拓及ばぬ場所であり、あらゆる神秘が暴かれぬ所。あらゆるものが秘密であり、一般人であれば到達することも叶わぬ場所。

それが宇宙である。

 

そんな宇宙にいる。前世で一般人、しかも金持ちですら無かった俺が。

 

得も言えぬ神秘。言葉ではまるで言い表す事が出来ない。

 

 

……これが、宇宙…なのか。

ははっ…すごいな…すごく…綺麗だ。

 

 

まあ、そんな感じで宇宙デビューを果たした訳だが、まあそんな宇宙も移動する間ずっと見ていれば飽きるって訳で。

ちなみに今は、どこかにある知的生命体の住む星を探している訳なんだが、ないんだよなぁ…それが。

体の能力というかスペックがめっちゃ高いから、見ればそこに生物が住んでるか分かるんだが、まあ文明を築ける奴はほとんどいない。というか生物が住んでる事すらレアなのに、プラスで文明を築けるレベルとか超低確率に決まってんだよな…。

 

もうほんとに長いこと探し続けてるせいで、一人しりとり極めちまったぜ。自分の中で一人二役しながらやって…なんか自分で考えておきながら虚しくなってきたぞう。

 

まあでもこれしか暇潰せないからね…仕方ないね…。

というか…うん?あの星青だけじゃなくて緑もあるな。近くに恒星もあるし、かなり期待出来そうだ…よし、早く行くか!

 

 

……ファッ!?マジで人類住んどるやんけ!早く行こうぜ!もう待ちきれないんだYo!てかあれマジで地球じゃね?絶対そうだって!なんか見たことある大陸あるし!もう行くしかないな!

いや待て…近くに衛星があったらまずい。衛星は…無い!よっしゃ!のりこめ〜^^

 

海にぃ〜ドボン!流石に町中に突如墜落とかしたら大惨事になるからね!水中を高速で移動しつつ、陸を目指すぜ!

 

 

……日本ちゃくりーく!周りに人はいないし見られてない。ちゃんと上陸前に確認したからね!ヨシ!

ここからは宇宙を飛び回ってた時に考えた方法で地球を偵察していくぞ!

 

 

まずはステップ1擬態を活かしつつ都会にたどり着く。発展した街には多くの情報が集まる。だからまず、都会…つまり東京に到達することが現時点での最優先目標というわけだ!

 

ステップ2とにかく金だ金だ!何をするにも文明社会では金がいるからな!何かしらの手段でお金を集めるほかなし。

 

いま優先するべきはこの2つ辺りかな?

どれだけ発展してるか…とか、その辺は探索しつつ見極めて行けばいいし…というかぶっちゃけ情報収集とかどうでもええんじゃ!せっかく戻って来れたんだしエンジョイしたいんじゃ!

 

宇宙飛んでた時間体感一年あってもおかしくないくらいだったんだぞ?エンジョイしたっていいだろうが!ひゃっほい!待ってろTokyo!俺が行くぜ!

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