〜〜五島列島 福江島沖高度8500m〜〜
凍てつく高空では激しく動く機影があった…
在日米軍のF/A-18が6機部隊名は【アタッカー】
「クソっ!情報と違うじゃないか!DC-1!」
コールサイン【アタッカー1-4】は事前に聞かされていた情報が役に立たないことにイラつきを隠せなかった。ソレは、致命的なミスを引き出す。
《アタッカー1-4!!チェックシックス!》
「ッ!?」
彼のホーネットの真後ろに戦闘機型に擬態したネメシスが張り付く。ネメシス、ミサイルを2発発射。ホーネットに向かう。
《1-4ブレイク!ブレイク!スターボード!!》
フレアを出しながら僚機の指示通りに回避を試みる。が
「クソっ間に合わ…」ドォォン
彼のホーネットはミサイルによって火球となった。
《畜生!1-4がやられた!》
《アタッカーリーダーより全機。ネメシスには必ずエレメントで仕掛けろ!訓練を忘れるな!1-2!右上方より敵機!》
《了解!》
1-2はチャフをバラまきながら右上方に機首を向けすれ違いざまに20mmM61バルカンを叩き込む。
《1-2GUNS!GUNS!GUNS!》
真正面からバルカンの洗礼を受けたネメシスは炎上しながら雲中へ消えていった。
《1-2!スプラッシュワン!》
リーダーが同じタイミングで敵機を撃墜。《スプラッシュワン》と報告しようとした次の瞬間に早期警戒管制機DC-1から通信が入る
《こちらDC-1 アタッカーリーダー 大陸側1時からボギー6接近中!現在F-15Jが急行中だ。それまでもち…ボギー 高速飛翔体射出!ミサイルだ!回避せよ!》
ユーラシア大陸側から敵機。ミサイルを射出したと聞くと僚機に素早く指示を出した。
《了解!アタッカー全機ブレイク!ケツを追いかけるのをやめろ!》
リーダーの号令によって僚機は直ちに追尾を辞めて回避行動に入る。しかし逆に後ろにまわりこまれた機体もいた。
《ブレイク!ブレイク!》
《1-6!持ちこたえられない!援gザーーー》
《ああっ!1-5がやられた!》
《うろたえるな!DC-1!敵機はあと何機だ!》
と敵機を振り切ったリーダーが言う
《残8!》
次の瞬間。ネメシスの後ろについた1-2は敵機をロック。
《1-2!FOX2!FOX2!…スプラッシュワン!》
1-2。サイドワインダー発射。ネメシスは振り切れず爆散。
《グッキル!グッキル!》
《1-6!ブレイク!ポート!…違う右じゃない!左だ!》
実践故の焦りからか旋回方向を間違えた1-6にミサイルが向かう。1-6チャフ射出。ミサイルはブレる事なく1-6に直進。レーダー上から1-6が消える。アタッカーの残機はリーダー、1-2.3の三機。
《コチラDC-1!ボギーさらに増加!10時方向!》
《数は!》
《6...8...12!敵増援12機!》
「クソっ!援護は!?」
《コチラはイーグル1》
《コチラDC-1!よく耐えてくれた!アタッカー隊は直ちに退避しろ!イーグルが引き継ぐ!》
《…了解!アタッカー隊は直ちに空域から離脱!》
《イーグル1 。状況は最悪だ。敵機を全て撃墜してくれ》
「了解。マスターアームオン!全機AIM-120(アムラーム)用意!」
「全機。FOX3」
イーグルから放たれたはネメシスに向かう。インターセプトまで12秒…………5……2……キュー レーダー上から18の光点が消える。
全機撃墜……しかし悠々とその下を通っていく大型の機影には誰も気づく事が出来なかった…
用語解説のコーナー
ブレイク→回避行動 スターボード→右に移動
ポート→左に移動 サイドワインダー→AIM-9のこと
チェックシックス→後ろに敵がついているor後方注意
フレア→熱源欺瞞装置
チャフ→レーダー妨害片の事
AIM-120AMRAAM→アメリカ開発の長距離空対空ミサイル