サークル『こり☆かん』様制作『エルズ・コール』のネタバレが含まれます。
■7月21日 夕方パート アズサ
アズサ「異形の黒い蛇が出た三丁目、自然公園に行く」
先 生「わかりました」
一丁目を南下して三丁目の自然公園にやってきた。
元々は国の林業試験場として用いられていたこの公園には様々な種類の木が植えらている。
夕方の涼しい時間になったおかげか、運動や散歩に訪れている人を多く見かける。
アズサ「それで、ヒフミが言っていた蛇はどこら辺を飛んでいるんだ?」
先 生「飛んでないよ」
アズサ「??」
アズサ「ここら辺を飛んでるのを見たって」
先 生「それは昨夜の話だね。今の時間だとスズメやカラスが飛んでいるのが見えるだけだね」
アズサ「すまない先生。私が勘違いしていたようだ」
アズサ「ここに来ればすぐに見つけられると思っていたが、そういうことではなかったんだな」
先 生「ああ、ごめん。説明というか、状況描写が悪かったね。まだ、特に判定もしてないし探索場所を変えるなら受け付けるよ」
アズサ「うーん。探索場所を決める前に蛇の特徴を教えてもらってもいいか」
先 生「夜の闇よりも暗く見えるコウモリのような二枚の黒い翼が生えた蛇。巨大な体躯はブクブクと絶え間なく変化を続けており不気味さを感じる」
アズサ「そうか」
アズサ「体長は?」
先 生「10メートルは超えている」
アズサ「ヒフミが見つけた場所からどっちの方に飛んで行ったかはわかるか?」
先 生「アズサはそこにいなかったからわからない」
アズサ「ヒフミから聞いたことに」
先 生「あの時のヒフミは発狂状態だったからそこまで気に掛ける余裕はなかったのでわからない」
アズサ「うむぅ……」
アズサ「10メートル超えの蛇が隠れられそうな場所に心当たりはないか?」
先 生「それなら、<アイデア>で判定しようか」
<アイデア>
アズサ(65)→89
長年にわたって飛馬市に住んでいるアズサには、10メートルを超える巨大な蛇が人の目から隠れて生きれるような場所はないと思う。
アズサ「失敗かぁ……」
アズサ「決めたぞ。自然公園でそのまま聞き込みをする」
先 生「わかりました」
背は低いが筋肉質で髭面の男が近くにいます。
アズサ「話しかけよう」
アズサ「すいません」
森田武「あぁん!!誰だァ!?」
男は木をバンバンしてます。
アズサ「黒州アズサだ。聞きたいことがあるんだが、いいか?」
森田武「俺ぁ森田だァ!!なんだァ?」
アズサ「森田さんはここにはよく来るのか?」
森田武「応!!きてるぜぇ!!毎日な!!」
アズサ「夜にも来てたりするか?」
森田武「夜もきてるぜぇ!!知らねえうちになあ!!」
アズサ「(それは大丈夫なのか?)」
アズサ「ここで10メートル超えの巨大な蛇を見つけたという話を聞いたのだが、何か知らないか?」
森田武「ほんとかあ!?木しか見てねえからわっかんねえなあ!!」
アズサ「そ、そうか……」
森田武「あぁン!!その蛇かはわからんが夜の散歩の帰りは騒がしいなあ!!」
アズサ「騒がしいというのは悲鳴が聞こえるみたいなことか?」
森田武「いや、動物の呻き声みてえなやつだ!!何の動物かは知らねえなあ!!」
アズサ「それはどこら辺のことだ?」
森田武「向こうのほうだ!!」
男はそう言うと、大通りの向こう側を指差す。
アズサ「わかりました。お答えいただきありがとうございます」
森田武「おーう!!じゃあな!!」
男は次の木を叩きに行きました。
アズサ「それじゃあ、森田さんが指差した住宅地の方に行ってみるか」
先 生「行こうとしてるところ悪いんだけど、森田さんから話を聞いたところでアズサの夕方パートは終了です」
アズサ「む、そうか。なら、次の夜パートで行くか」
■7月21日 夕方パート
では、夕方の調査を終えた帰り道。ヒフミ、コハル、アズサの三人。
背後から、
???「タスケテ」
???「タスケテ」
???「タスケテ」
???「タスケテ」
???「タスケテ」
???「タスケテ」
タスケテ、タスケテ、という声が聞こえる。
先 生「振り向きますか?」
ヒフミ「振り向きます」
コハル「振り返って助けに行く」
アズサ「私も振り返る」
誰もいません。
先 生「正気度ロールです」
<正気度ロール>0/1D3
ヒフミ(57)→89 1D3→1
コハル(69)→58
アズサ(43)→42
ヒフミ「あうぅ。どんどん削れていってます」
コハル「いないって。いないって。そんな気はしてたのにぃ」
ハナコ「コハルちゃんの優しいところとてもいいと思いますよ」
アズサ「それで、助けを求めてきた声というのはどういう感じなんだ。こう、男なのか女なのか、子どもなのか老人なのか」
男とも女ともとれない、ノイズがかった奇妙な声でした。
アズサ「ふむ」
先 生「次のパートに進めます」
先 生「昨日と同じように21時にファミレスです。全員ファミレスに向かうということでよろしいですか」
ハナコ「はい」