補習授業部で”エルズ・コール”   作:泥狼俯瞰

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本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『新クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
サークル『こり☆かん』様制作『エルズ・コール』のネタバレが含まれます。


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■キャラクター紹介

 

PC1 上江 コハル ♀

STR:13 CON:10 POW:14 DEX:12 APP:13

SIZ:11 INT:12 EDU:16

     

SAN:70 幸運:70 アイデア:60 知識:80

耐久力:11 MP:14 DB:0

 

技能

<応急手当>70

<目星>90

<聞き耳>90

<説得>70

<隠す>40

<隠れる>40

<投擲>55

<精神分析>61

<追跡>60

<法律>35

 

コハル「推奨技能もしっかり取った安定したキャラよ。探索は任せなさい!」

 

PC2 味谷 ヒフミ ♀

STR:12 CON:09 POW:13 DEX:15 APP:18(着ぐるみ着用時10)

SIZ:12 INT:10 EDU:15

     

SAN:65 幸運:65 アイデア:50 知識:75

耐久力:11 MP:14 DB:0

 

技能

<目星>70

<聞き耳>60

<図書館>75

<言いくるめ>75

<製作:ペロロ様>90

<運転:自動二輪>70

<信用>50

<変装>31

 

ヒフミ「ペロロ様の着ぐるみをつけてからナンパに合わなくなりました!」

 

PC3 裏和 ハナコ ♀

STR:10 CON:12 POW:12 DEX:10 APP:14

SIZ:14 INT:17 EDU:16

     

SAN:60 幸運:60 アイデア:85 知識:80

耐久力:13 MP:12 DB:0

 

技能

<目星>65

<聞き耳>65

<隠れる>20

<忍び歩き>40

<回避>70

<心理学>90

<言いくるめ>70

<写真術>50

<制作:新聞>45

<組みつき>75

<他の言語:英語>41

 

ハナコ「新聞部らしく写真術とか取ってみました」

ハナコ「あと、私のPCが一番おっぱいが大きいです♡」

 

PC4 黒州 アズサ ♂

STR:12 CON:13 POW:09 DEX:13 APP:13

SIZ:13 INT:13 EDU:14

     

SAN:45 幸運:45 アイデア:65 知識:70

耐久力:13 MP:09 DB:+1D4

 

技能

<目星>50

<回避>76

<信用>40

<制作:罠>65

<(アサルト)ライフル>90

<サバイバル>60

<武道:>81

<キック>80

 

アズサ「たった一発の銃弾で死んでしまうような脆い身体であっても、それが戦わない理由にはならない」

アズサ「私がみんなを守る」

 

■プロローグ

 

誰もいなくなった教室

神がいなくなった暗闇にて――

 

「ごめんなさい……」

信仰の果てに、救済は無く。

「ごめんなさい……」

悲願の果てに、安穏はなかった。

「ごめんなさい……ごめんなさい……」

最早、その罪を知る者はおらず。

「ごめんなさい……ごめんなさい……」

故に、その罪を赦す者もいない。

「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……!」

ある者は――

贖う術を持たず、嘆き死に。

「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……!」

ある者は――

抗う術を持って、天理に背いた。

そして――

手繰り寄せた世界が、廻天する。

 

■導入

 

平成30年7月20日の朝。

君たちは飛馬市に住んでおり、ペガサス学園高等部(通称:ペガ高)に通う高校一年生だ。

高校生になって初めての期末試験が終わり、今日は終業式。明日からは待ちに待った夏休みだ。

 

ヒフミ「海に行きましょう!!」

 

ニャイン!

浮き浮きな気分で登校中の君たちのスマホに反応がある。

ニャインというメッセージアプリの受信サインだ。

それは『新聞部』のグループに送られていた、『月羽 雨』からのメッセージだ。

 

アズサ「誰だ?」

 

『月羽 雨』は新聞部の部長だ。派手なニュースを好み、それを誰よりも先に掴み取ることを生き甲斐とするスクープ大好き先輩である。ただ、記事を作ることにはあまり興味がないようで、君たちはよく彼女に記事を作らされている。取材と称して強引に連行されることもしばしば。

 

ハナコ「着ぐるみのヒフミちゃんとスク水の私は連行しづらいでしょうから、アズサちゃんとコハルちゃんが引っ張りまわされてるのでしょうね」

コハル「え。着ぐるみって部屋に置いてあるとかじゃなくて着てるの?」

コハル「それと、何しれっと制服脱いでスク水になってるの!!ちゃんと服着なさいよ!!」

ヒフミ「普段の私って地味だから、ゲームの中だけでも個性を出すために……」

アズサ「これは、私もガスマスクをつけるべきか?」

コハル「つけるなー!!」

 

期末試験があったためか、ここ一週間くらい部活関連の連絡も活動もなかった。君たちは「大人しかった部長がついに解放されてしまったか、やれやれ……」といった調子でメッセージを確認するだろう。

URLが張り付けられており、その下に文章がある。

 

月羽雨「このサイト知ってる?

    ここの記事ヤバくない?

    めっちゃわくわくするよね!

    なんで私たちで調べて真相をつきとめよー!

    というわけで終業式終わったら部室集合!!」

 

といった内容だ。

 

アズサ「任務開始!スタンプを送ってURLを押す」

コハル「私も了解!スタンプを送ってURLをタップするわ」

ハナコ「行きます。と返信して、URLをタッチしてサイトの内容を確認します」

ヒフミ「着ぐるみ着てるんですけど、スマホの操作しても大丈夫ですか?」

コハル「脱ぎなさいよ!!」

ハナコ「そんな、制服を脱いで登校しろだなんて……。さすが、コハルちゃん。前衛的ですね!」

コハル「あんたに言ってないから!!あんたは、ちゃんと着てなさい!!水着(そんな)姿で出歩くなー!!」

コハル「はぁ、はぁ」

先 生(KP)「コハルが落ち着いたようだし、ヒフミの質問に答えよう。着ぐるみ状態ではさすがにスマホの操作はできないことにしよう」

ヒフミ「あはは……。やっぱり、そうなっちゃいますよね。それじゃあ、私は登校を優先します」

 

URLに触れた三人は一瞬頭痛がした。

 

アズサ「うぅっ!?」

ハナコ「痛っ」

コハル「っ」

 

スマホの画面にはP!ニュースのページが表示された。

いくつかの見出しが表示されている。一番上の見出しに「New」のマークがあることから、上のものほど新しい記事なのだろう。

どうやら飛馬市で起こった事件がまとめられているようだ。しかし、記事の数は少なく、見出しだけ見てもオカルトに傾倒しているようで、胡散臭く、ガセとしか思えない。

が、新聞部部長なら食いつきそうなネタだと思っただろう。

 

P!ニュース

・「また生きている人の死体発見」New

・「夜道をさまよう影」

・「行方不明者続出」

・「失踪事件の裏に連続殺人犯」

・「女児殺害 消える遺体」

・「生きている人の死体発見」

 

アズサ「生きているのに死体なのか?」

ハナコ「ユスティナ聖徒会みたいなものでしょうか。最新記事の方をチェックします」

コハル「連続殺人なんて許せないし、この項目を確認するわ」

 

「また生きている人の死体発見」

7/19 00:14

7/19の0時頃、四丁目の路地で鈴木真尋(33)の遺体を発見。

遺体は性的暴行を受けたような形跡があり、首を絞められたような痣から、窒息死かと思われる。

体も衣類もかなり消耗している状態だった。

(追記:7/19 21:57)

20時頃、デパートで買い物をしている途中で見失った。

しきりに背後を確認していたため、あまり距離を詰めることができなかった。

 

「失踪事件の裏に連続殺人犯」

7/13 22:46

7/13の22時頃、自然公園近くの通りで八切奈々(36)の遺体を発見。遺体には争った形跡が見られ、直接の死因は刃物による刺殺かと思われる。

遺体は汚れており、痩せ細っていた。

(追記:7/14 19:48)

八切奈々の生きている姿は翌日14日の夕方までは確認できたが、その後は行方がわかっていない。

死んだ人間の姿が一時的に確認できていたことは謎のままだが、他殺であることから殺人犯の存在が疑われる。

 

ハナコ「……」

コハル「……」

アズサ「質問だ、先生。この事件を私たちは知っていたか?」

先 生「テレビのニュースやウェブニュースでも見た記憶がないので知らない」

ハナコ「つまり、投稿主が嘘を吐いている可能性があると。たしかに、胡散臭いですね」

先 生「他の記事も読むかい?」

ハナコ「ヒフミちゃんとあとで読むことになりそうですし、登校してしまいましょう」

先 生「コハルとアズサもそれでいい?」

コハル「うん」

アズサ「ああ」

 

君たちは同じクラス1Aの教室に到着する。

その後しばらくして、体育館に集められるだろう。

終業式が始まり、壇上の校長先生が何やらありがたい話をしている。

 

校 長「もちろん楽しむことをあきらめない姿勢も大事ですが、長い夏休みです。

    休みの間にはめをはずし過ぎないように注意してください。

    遅くならないうちに家に帰りましょう」

 

君たちはありがたい時間を過ごした後、教室に戻ってくるだろう。

 

アズサ「ありがたい?」

 

一学期最後のホームルームだ。

扉が開く、そこには担任のキャサリン先生が立っていた。

 

担 任(キャサリン)「夏だあああああああああ夏休みだあああああああああ!!!!おしまい!!!!!」

 

そう叫び、扉が閉まる。夏休みが始まったのだ。

 

コハル「ええ??」

ハナコ「ふふ」

アズサ「キヴォトスの外には先生以外にも校長やキャサリンみたいな先生がいるんだな」

ヒフミ「さすがにキャサリン先生みたいな先生はいないと……いないですよね?」

先 生「十校に一人くらいいるかな」

ヒフミ「ええ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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