サークル『こり☆かん』様制作『エルズ・コール』のネタバレが含まれます。
■7月21日 夜パート ファミレス
ハナコ「平行世界へ行くだけなら当てがないわけではありませんが……」
アズサ「あるのか。流石だな」
ハナコ「でも、アトラ・ハシースの箱舟もウトナピシュティムの本船もないので帰る方法がないので今はやらない方針でいきましょう」
ハナコ「(話の内容的に、平行世界に行ってしまった時点でバッドエンドな気もしますしね)」
アズサ「了解した」
ヒフミ「(M)世界と(S)世界間での入れ替わり現象が起こる原因もわかってませんし、(S)世界で活動を続けるハナコちゃんの方針に私も賛成です」
コハル「でも、(M)世界で雨先輩は一人ぼっちなんでしょ。なら、私だけでも行った方が……」
コハル「ほら、方法はあるわけでしょ。その方法で行けるかどうかを確認するためにも私が試してみるから教えてちょうだい」
ハナコ「ごめんなさい、コハルちゃん。当てがあるとは言いましたが(M)世界でやってもらわないといけないことなので、私たちはそのタイミングが来るのを待つしかないんですよ」
コハル「そういうことなら、こっちで活動を続けるしかないか」
アズサ「今後の方針は決まったな。それじゃあ、夜の探索に」
月羽雪「待て待て、アズサ。ハナコの推理で話がだいぶそれたが、まだ今日の報告が終わってねえ」
ヒフミ「そういえば、そんな話をしてましたね」
ヒフミ「それじゃあ、私から報告をしますね。午前中はアズサちゃんと一緒に月羽部長の正体を探るためにふほ、東奔西走してました!!」
ヒフミ「午後はハナコちゃんと図書館で事件現場の周辺にいた未確認生物について情報がないか調べていましたが、こっちは空振りでした」
月羽雪「うむ。次、コハル」
コハル「はい。事件の被害者である八切六花と八切奈々について調査してました」
コハル「同級生からの情報で八切六花が7月9日から学校に通ってないこと、それと八切家の場所がわかりました」
コハル「八切家ですが、誰も住んでない空き家になってました」
正義実現委員会で活動していたからこういう報告は慣れている。
けれど、大切な友人たちは慣れてないだろうから隠そうとする。
ヒフミ「不在ではなく空き家ですか?」
ヒフミ「探しに出かけた両親とあるので父親はいると思うのですが」
でも、そんな器用な事できるわけなくて。
コハル「空き家です。八切六花の父、八切五郎は娘と妻を失った悲しみで精神を病んで自殺。行方不明の八切六花も家には戻ってないみたいで、近隣住人からは空き家と思われているようです」
普段通り仕事をこなしてしまう。
ヒフミ「あっ、そうだったんですね……」
ハナコ「コハルちゃん、調査お疲れ様です」
月羽雪「よし、次」
アズサ「三丁目で聞き込みをしてみた」
アズサ「事件と関係あるかはわからないが、三丁目の住宅街の方から動物の呻き声が聞こえるそうだ」
アズサ「木をバンバンしている変な男から聞いた話だから、幻聴かもしれないがな」
ハナコ「木をパンパンしている!?」
コハル「エッ……では……ない……かなぁ」
アズサ「私からは以上だ」
月羽雪「最後、変態」
才門晋「
コハル「待って、今返事おかしくなかった」
ヒフミ「ツッコんだら長引くのでスルーでスルーで」
才門晋「事件とは直接関係ないかもしれないんですけど、四丁目で面白い話を聞けました」
才門晋「最近、ここ飛馬市に謎の占い師が現れるそうです。よく当たるそうで、必要であればグッズを手渡し、それもよく効くんだとか」
才門晋「若い女性が営んでいるようなんですが、やってる場所も時間も毎日違うみたいで、見つけただけでもかなりラッキーとのこと」
才門晋「そして、なんと!!」
才門晋「その占い師めちゃくちゃカワイイらしいんです!!」
才門晋「いやー見てみたいなー!!」
月羽雪「へえ……?」
才門晋「あっ、いえ、その!!部長代理のほうがカワイイに決まってるんですが!!」
才門晋「最近現れた謎の人物、という点で、知っておいたほうがいいかと思いまして」
月羽雪「ふん。ま、いいだろう」
月羽雪「報告ご苦労。それじゃ、また夜の調査に向かうとする」
月羽雪「ハナコの推理通りだとしても、この現象が起こる原因は不明。止める手段も不明。お姉ちゃんが帰って来れるかも不明」
月羽雪「成果を上げるぞ、お前たち」
探索者「はい」
月羽雪「ただ、昨日ヒフミが見たという人より大きい異形の黒い蛇、本当にそんなのがいるかはわからないが、危険な存在には違いない」
月羽雪「昨日以上に警戒して調査に当たること」
月羽雪「あと警察にも目を付けられたかもしれない。警察に見つからないよう注意してくれ」
ヒフミ「っはい」
月羽雪「じゃあ行くとこ決めるぞー。チームは前と同じでいい?」
ハナコ「三丁目に行くなら全員で。それ以外の場所なら前と同じチームで行動する。でどうでしょうか」
アズサ「私も三丁目に向かうなら全員で武装して向かった方がいいと思う」
ヒフミ「そうですね。銃も爆弾もないので完全武装というわけにはいきませんが逃走用の閃光グレネードや煙幕グレネードくらいは用意した方がいいかもしれませんね」
コハル「売ってないし、どこで手に入れるの?」
コハル「<製作:ペロロ様>で作るの?」
ヒフミ「ペロロ様は銃でも爆弾でもありません!!もう、何わけのわからないことを言ってるんですか!!」
コハル「えええええ!?」
コハル「え?え?」
ハナコ「とりあえず、全員で三丁目の住宅街に向かいましょうか」
アズサちゃんに思い出しダメージががが