サークル『こり☆かん』様制作『エルズ・コール』のネタバレが含まれます。
■7月22日 夕方パート
それでは、コハルとアズサ。
コハル「はい」
アズサ「はい」
背後から突然、腕を掴まれる。
アズサ「来たか。どっちの腕だ?」
先 生「右」
コハル「……」
コハルが振り返ると靄がかった女の姿が見えた。
アズサが振り返ると靄がかった男の姿が見えた。
コハル「キャッーーーーー!!」
コハルは悲鳴とともに腕を振り払う。
アズサ「粉は……意味ないんだったな」
アズサ「掴んできた腕を掴み返して引っ張り返してみる」
アズサは相手の腕を掴み返そうとした。
が、すり抜けてしまった。
アズサ「っ!?」
脇をしっかりしめて、右の拳を握る。
肘を支点に、右手が相手の外側にくるように回す。
腕を折り曲げて、中指の先が天井を向くように手を広げる。
アズサ「そっちが掴み続けるなら、このまま圧し折る」
ヒフミ「それ、平行世界の自分らしいです!!」
アズサ「は!?」
ヒフミ「その人が死んでしまうと平行世界に連れ去られてしまいます!!」
アズサ「なに?」
ヒフミ「だから、ダメージを与えないで追い返してください!!」
アズサ「わか……」
アズサ「(さっきは(S)世界にいる(M)世界の月羽雨を元の世界に返せばいいという話をしたが、もしかして、こっちの世界に現れた自分を殺して(M)世界に行くのが正解か?)」
アズサ「(……打撃が通らない相手だが殺せるのか?)」
アズサ「(こっちの腕は掴まれてるし、実体はあると思うんだが)」
???「タスケテ」
???「タスケテ」
???「タスケテ」
と繰り返す声が聞こえてくる。
先 生「正気度ロールです」
<正気度ロール>1/1D4
コハル(69)→25 正気度68
アズサ(43)→32 正気度42
腕は簡単に振り払うことができ、タスケテと繰り返すその声も、姿も、すぐに消失した。
アズサ「初日に、背中を布団につけていたのに背後から叩かれていたから、背後にトラップを用意しておくのは意味がない」
アズサ「となると出来るのはカウンター攻撃」
アズサ「だが、背後へのキック、掴み、どちらも効果が無かった。いや、正しくは当たらなかった」
アズサ「……狙う場所を掴んでいた手にすれば当たっていたか?」
アズサ「さっき試しておけばよかったな」
コハル「なんで、戦おうとしてるのよ……」
コハル「SAN値減るような怖い思いはさせられてるけど、(M)世界の私たちは(S)世界の私たちに助けを求めてるだけでしょ」
アズサ「??」
アズサ「言われてみれば、たしかに……。戦う必要はないのか」
先 生「それでは夜パートに入ります」
コロナに罹って、久しぶりに高熱で寝込みました。
熱は下がりましたが、まだ咳がでてます。
皆さんは健康にお気を付けください。