補習授業部で”エルズ・コール”   作:泥狼俯瞰

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本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『新クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
サークル『こり☆かん』様制作『エルズ・コール』のネタバレが含まれます。


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■7月20日 夜パート 副部長チーム

 

ヒフミ「人通りがないらしいので着ぐるみも紙袋もつけずに移動します」

コハル「人通りがあってもつける必要ないんだけど」

コハル「捜査道具のライトを点けて移動します」

ヒフミ「待ってください、コハルちゃん。自然公園周辺までは懐中電灯の明かりは点けないでおいてください」

コハル「暗いと<目星>が失敗しやすくなるから点けといた方がいいんじゃないの?」

ヒフミ「ええ。ですが、ライトを点けると私たちの位置が警察や正義実現委員会にばれます」

ヒフミ「なので、<目星>の時だけ明かりは点けるようにしましょう」

コハル「……なんか見つからないように行動するの手慣れてない?」

ヒフミ「あはは……。そ、そんなことないですよ!」

コハル「……(ジト目)」

ヒフミ「行きましょう、コハルちゃん。早く六花ちゃんを見つけましょう!!」

 

三人は自然公園近くまでやってきました。

 

ヒフミ「確認なんですけど、ここまで見回りをしている警察官はいましたか?」

先 生「いいえ。警察官もパトカーも見てません」

ヒフミ「本当に誰もいないんですね」

コハル「正義実現委員会の先輩たちも見回りしてないの?」

 

先 生「それなんだけど、この世界に正義実現委員会はないんだ」

コハル「えっ?」

先 生「始める前にも話したけど、この飛馬市はキヴォトスと違って一般人が銃を持ち歩いたり、公道を戦車が走ってたりしないから、市内の治安維持が警察だけで十分なんだ」

先 生「各学校に風紀を守る活動をする委員会はあると思うけど、それは学内だけで学校外ではほとんど活動しないね」

コハル「ふぅん。そうなんだ」

先 生「わかってもらえたところで、話を戻そう」

 

ヒフミ「懐中電灯を点けて、自然公園の周囲を回ります」

コハル「私もライトを点けて、争った跡か、一丁目みたいな血痕を探し始めます」

先 生「<目星>で判定します。懐中電灯の明かりがあるのでマイナス補正はなしだ」

 

<目星>

コハル(90)→51

ヒフミ(70)→83

 

コハルは僅かな血痕を見つける。先ほどアズサから送られてきた写真の血痕よりは新しくついたように思える。

 

コハル「見つけた!!」

コハル「ヒフミ、才門先輩こっち」

ヒフミ「血痕ですね。周囲に争った跡は……」

才門晋「なさそうだね」

コハル「手がかりが見つかるかもしれないし、もうちょっと探していいですか」

才門晋「ああ。僕も協力するよ」

 

周辺の調査を再開しようとしたコハルたち

 

先 生「<聞き耳>をお願いします」

 

<聞き耳>

コハル(90)→67

ヒフミ(60)→31

 

コハルとヒフミの耳にその音は届いた。

ずるずると重い何かを引き摺る音が。

少し離れた場所のようだ。

 

ヒフミ「二人とも、今の聞こえましたか」

コハル「うん」

才門晋「僕にも聞こえたよ」

コハル「追いかけるわ。二人はここで」

ヒフミ「コハルちゃん一人では行かせません。私も行きます」

 

先 生「音のする方へ行く、でいいですか?」

ヒフミ「行きます」

コハル「犯人ならここで捕まえないと!」

先 生「わかりました。1D100でヒフミがロールしてください」

 

<??>

ヒフミ(??)→12

 

音のする方に三人は向かうが、それは遠ざかるように小さくなっていく。

しかし、その遠ざかっていく姿をヒフミは視界にとらえた。

 

夜の闇よりも暗く見えるコウモリのような二枚の黒い翼。

だが、その翼を持っていたのはコウモリでも鳥類でもなかった。

蛇。

異形の黒い蛇。

翼の生えた蛇と聞けば、御伽噺に出てくる龍のようだが、巨大な体躯はブクブクと絶え間なく変化を続けており不気味さしか感じない。

異形の黒い蛇がその翼をはためかせ雲の中へ消えていった。

 

先 生「正気度ロールです」

 

<正気度ロール>0/1D10

ヒフミ(65)→99 1D10→8 正気度57

 

<アイデア>

ヒフミ(50)→47

 

<一時的狂気>

1D10→8 身体的ヒステリーもしくは感情爆発

1D10→8 8ラウンド

 

ヒフミ<クトゥルフ神話>+5%

 

ヒフミ「あっ。ああああああああああ!!」

ヒフミ「(気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い)」

ヒフミ「お゛っ。お゛ふぅ。げっほっ。ぶぼぉっ。お゛げぇぇぇぇぇっっ」

 

夜に新聞部の部員たちと一緒に食べた夕飯。

消化されずに胃に残っていたチーズドリアとガトーショコラパフェの混ぜ物が口から溢れ出し道路を汚す。

先行していたヒフミにコハルたちが追いつく。

 

コハル「ヒフミ!ヒフミ!」

コハル「ねぇ、どうしたの?」

 

道路にうずくまって吐いているヒフミの身体をさする。

 

コハル「こういう時ってどうしたらいいの。<応急手当>?救急車?」

ハナコ「落ち着いてください、コハルちゃん。一時的発狂なので8ラウンドで治ります。それよりも早く治すなら<精神分析>です」

コハル「<精神分析>ね。取ってるから任せて」

 

<精神分析>

コハル(61)→33

 

コハル「大丈夫。大丈夫だからね、ヒフミ」

コハル「これで口をすすいで」

 

ヒフミにペットボトルの水を渡す。

 

ヒフミ「ありがとうございます」

コハル「才門先輩。近くの自販機かコンビニでもう一本水を買ってきてください」

才門晋「わかった」

 

才門は近くにあった自販機の方に駆けて行った。

吐しゃ物で汚れた口を一度すすいでから、水を飲む。

 

ヒフミ「はっ、はぁ。ふぅ」

コハル「落ち着いた?」

ヒフミ「はい」

コハル「立てる?」

ヒフミ「はい」

 

ノロノロとヒフミは立ち上がる。

 

才門晋「買ってきたよ」

コハル「ありがとうございます」

 

買ってきてもらった水でハンカチを濡らしてヒフミの服の汚れをほろう。

残った水を才門先輩に渡して

 

コハル「これでアレ流してきてください」

才門晋「はいっ」

ヒフミ「ごめんなさい」

コハル「謝らなくていいわよ。食後に急に走ったから身体がビックリしちゃったんでしょ」

ヒフミ「いえ……」

ヒフミ「(コハルちゃんたちに今伝えるべきでしょうか……)」

ヒフミ「(あの蛇は空を飛んでましたし、ここは危険な場所です。移動してからにしましょう)」

コハル「ヒフミ?」

ヒフミ「そ、そうですね。あはは……」

コハル「もう、無理しちゃだめなんだから」

ヒフミ「はい」

 

才門晋「片づけてきたよ」

ヒフミ「すいません。ありがとうございます」

才門晋「体調は大丈夫かい?」

ヒフミ「まだちょっと……」

才門晋「じゃあ、今日の調査はここまでにしよう。コハルちゃんは今日はヒフミちゃんについていてくれ」

コハル「言われなくてもそのつもりよ」

 

才門はコハルとヒフミをヒフミの住むマンションまで送り、そこで別れた。

 

コハル「送っていただきありがとうございました。おやすみなさい」

ヒフミ「才門先輩!!頭上に気を付けてください!!それじゃあまた明日」

才門晋「??」

才門晋「わかった。気を付けるよ」

 

コハル「才門先輩に頭上に気をつけてくださいって言ってたけどどういうこと?」

ヒフミ「……うまく伝えられるか自信ないから、部屋に入ってから話すね」

 

さっき見た光景をコハルちゃんに話して、今日は寝ます。

ヒフミから聞いたことと、血痕のあった場所についてまとめてからヒフミと寝ます。

 

先 生「これで副部長チームの行動を終わります」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




脳内卓ですがダイスは振ってます
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