Monster Hunter Reincarnation   作:scp-114514

35 / 102
登場人物の装備

バンホー
ゾーン・クリンゲ(大剣。オーウェンから借りた)
グレンシリーズ

ミーナ
ブレイズエッジ(片手剣)
マギュルシリーズ



【ハザードは】暴竜警報【止まらない】

洞窟エリアを抜けて雪道を進むと、開けた場所で大穴が開いていた。ピンクの光も立ち昇っている。

 

「クァオウッ…!」

 

一行の姿を確認して上空から何者かが降り立つ。声の主はレイギエナ。

 

「凶光化する前に倒すぞ、いいな!」

 

「うん!」

 

前線に立つのはダイゴ、バンホー。

 

「アァァオウウウゥッ!」

 

相手は陸珊瑚の台地に君臨する生態系の頂点。ゲネル・セルタス同様、一筋縄ではいかない。

 

 

 

***

 

 

 

こちらを敵と認識したレイギエナは、軽くジャンプしてからのキックでレウスに襲い掛かるが、レウスも攻撃を受けながらもショルダータックルで反撃する。ダイゴとバンホーも足元に潜り込んで得物で尻尾を攻撃した。

今度はトビカガチやケチャワチャのローリング攻撃のように縦に回転して、その勢いで冷気を纏った尻尾を地面に叩きつける。衝撃と共に冷気が一直線にリルスとレウスに襲い掛かり、リルスの方は氷に若干弱いらしく怯んでしまうが、負けじとレウスと共にレイギエナの顔面に火球を叩きつける。

 

「ヒュアアアアアアーッ!」

 

レイギエナが怒って咆哮する。音圧に拘束されたダイゴとバンホーにめがけてドリルのように回転して突撃するが、のけぞりながらもギリギリで何とかガードを成功させる。しかし更にレイギエナは背後から翼をはためかせ、冷気を一直線に放出した。

 

「やっべ!」

 

ダイゴはそのままガードでやり過ごすが、バンホーは立て続けのガードでは切れ味劣化が激しくなると判断、横へ回避する。

 

「ダイゴ!お前スタミナ大丈夫か!」

 

「少し回復したいな…一旦下がらせて!」

 

そう言うとダイゴはペッコティピーを納刀し、レウスとリルスの後ろに回って元気ドリンコと回復薬を飲む傍ら、後ろからヒョウガの陰からアユリアとミーナが臨戦態勢で見ている。

 

「アルマとシハクをよく見てないけど…冷気の攻撃範囲って広いわね。しかも攻撃後に冷気が暫く地面に付着してるから、氷属性やられに一層なりそう。私の使う片手剣や双剣だと相性が悪かったかも」

 

「風漂竜と言われるから飛行能力が特徴的なのよね…2人とも、翼が部位破壊できると冷気を使った攻撃が弱体化するかもしれないわ!」

 

「なるほど…。助言ありがとな、やってみるわ!…ってなんかヤバそうなのが…!」

 

斬り上げを翼に当てようとするダイゴだが、レイギエナは地上で全身に冷気を纏い、回転して尻尾で薙ぎ払った。範囲が広い一撃が最前線にいた3人全員に襲い掛かる。そしてレイギエナは飛行状態に移行する。

 

「飛んだ!空から攻めてくるわよ!」

 

「ライダーさん!閃光玉で落とすか?」

 

「…いや、ナビルー。まず翼を部位破壊できるか試すよ!僕なら盾でガードしながら攻撃が出来るしね!」

 

「被弾がきつかったから今度は俺が下がる!生命の粉塵撒くんでチャラにしてくれよ!」

 

「助かる!」

 

レイギエナの注意がダイゴに向いた時、レウスとダイゴが左翼を狙って同時に突撃・離脱する。リルスも火球で援護射撃するが、さすがは新大陸の上位捕食者というべきか、墜落する気配は全くない。それどころか滞空状態で翼から冷気を4人に飛ばしてくる。

 

「うわっ冷たっ…。やっぱし閃光玉使わね?」

 

「そうだね。僕が投げるからウチケシの実で解除してて!」

 

ダイゴの閃光玉で目くらましになったレイギエナは、バランスを崩して墜落。そこへリルスが毒を持った尻尾で打ち据えて追撃した。

 

「部位破壊のチャンスだ!」

 

ダウン状態のレイギエナに詰め寄ったダイゴは、突きからの叩きつけと竜杭砲で左翼を部位破壊。氷属性やられを解除したバンホーも、右翼の部位破壊を少しでも進めようとゾーン・クリンゲで右翼に斬りかかるが、一撃入れたところでレイギエナは起き上がってしまった。しかし、毒に相当弱いのかひどく息が荒い。

 

「あー、落とし穴にぶち込みてぇ…!」

 

そんな中、後ろで見ていたアユリアが異変に気付いて警告する。

 

「待って!大穴の光が強まってる!」

 

よく目を凝らすと、レイギエナの口元にも赤い光が見える。様子がおかしい。

 

「嘘だろ、まさかこのタイミングで…⁉」

 

「ファアアアアァーオオオオウッ!」

 

レイギエナは目にも赤い光を宿して咆哮。同時に大穴の光も一層力強さを増した。

 

凶光化をしたのだ。

 

 

 

***

 

 

 

舞台は異なり、近未来的な景観が広がる日本、『魔法科高校の劣等生』の世界。ライダー転生者、華貫頼斗は九島烈の用意した客室で眠りに就こうとしているが、なかなか寝付けられない。彼にはマキシマムマイティXのガシャットを利用して、リプログラミングで九島光宣の遺伝子に干渉することで彼の遺伝子異常を治療する、という大仕事がある。これは人命がかかっているだけでなく、今までにやった事がない。事前準備としてシミュレーションを踏むつもりではあるが、緊張して眠れないのだ。

 

「…スレでも見るかな。今何が起こってんだろ。

…へぇ、また大穴が出来たから凶光化の中継も再開したって?映像が始まってるから見るか…えっ?」

 

その映像を見て頼斗は頭を掻きむしって困惑する。

 

「何だよ…。一体、何が起きてんだよあっちで…!」

 

 

 

***

 

 

 

怒り状態の時よりも大きなレイギエナの咆哮に後ずさる一行。

 

「ゴウルルルッ…!ジュオオオウッ!ジュオオオウッ!」

 

しかしレウスの様子がおかしい。レウスは目を赤く光らせて天に向かって何度も咆哮し始めた。気のせいか、黒い煙のようなものも見える。

 

「ギィ…⁉」

 

————は?こいつ何やってんの…?

 

隣に立つリルスの方もそう言わんばかりに、凶光化レイギエナそっちのけで困惑しているが、その場にいる全員が更に信じられない光景を目の当たりにする

 

ブゥオウン…

 

まるで何かが起動するかのような音がする。

 

パキパキッ…

 

「翼が…っ⁉」

 

ナビルーのその声で両翼を凝視する一行。目に入ったのは、レウスの閉じた青い翼が赤く光りながら展開していき、彼を中心に黒煙と紫光が柱のように立ち昇るという光景だった。

 

柱が収まると、レウスは異様な姿になっていた。

 

正気を失っているかのような赤い光を目に宿すのは凶光化モンスターと同じだが、よく見ると赤紫に光っている。何よりも、赤いはずの全身の鱗と甲殻が漆黒に染まっているのは明らかに異質。

そして開いた黒翼から迸るのは、大穴から立ち昇る光と同色のそれ。

 

「ヴォウアアアオウッ!」

 

言うまでもないだろう、レウスは暴走したのだ。

 

「ヴゥゥゥッ…!?」

 

そして似たような姿を持つリルスの方だが…形態変化によって出力を徐々に上げる彼女からしても、レウスは明らかに異常としか見えない。というのは、彼女…いやラ・ロは確かに最終的には禍々しい姿にはなる。しかしあちらの場合、戦局が進むにつれて本気を出していき、それに従い攻撃のバリエーションを増やしていっているのだ。つまり理性が十分に働いている証拠であり、正気を失っているレウスと決定的に違う。

 

「破滅の翼…いけない!」

 

レイギエナに向かって歩いていくレウス。アユリア達とともに後ろから見ていたエナは急いでレウスに寄りかかって押さえつけるが、全然言うことを聞かない。それどころかレイギエナの方を凝視して進んでいく。

 

正気を失っているはずのレイギエナの方は、大穴の方へじりじりと追い込まれている。そして何と大穴から飛び去ってしまい、レウスもレイギエナを追って勝手に飛んで行ってしまう。

 

「あの方角には村が…。ミーナ、乗って!」

 

「ふぇ?うぁ、うん!」

 

レウスを追うべく、アユリアは隣にいたミーナを揺さぶって無理やりヒョウガに同乗させて大穴から飛び去る。

 

「あ…あ…」

 

呆然としているダイゴとナビルー。しかしこのまま突っ立っていていいはずがない。

 

「おい、何やってんだお前ら!全員乗せてやっから追うぞ!」

 

「あ、ああ!頼む!」

 

 

 

Log in…

 

 

 

1. シンカリオンの保線作業員兼オレンジ6号

え…?

 

2. デトアラのスタンド使い

は…?

 

3. マッドな教官(仮)ライダー

今来たんですが…何が起こってるんです⁉

 

4. 名も知らないやつ

私だってわかんないわよ!

 

5.モンハン世界のラプトルトレーナー

とりあえずマイハウスから出るぞ!クサンテとディノもたたき起こす!

 

6. フルアカムを目指したい兄貴

頼斗!お前暴走フォームになれるんだろ⁉なんかわからんか⁉

 

7. マッドな教官(仮)ライダー

いやいきなりすぎてわかんないです!動物の生態なんて専門外だし!

オトモンの方々に聞いて下さいよ!

 

8. 童貞廚@大人気のアレ

い、いや…ウチらに聞かれたって…

 

9. 忠犬待ったなし

暴走してるとしか…言えん…

 

10. リュウガ(大嘘)

と、とにかく皆さんの事意識して映像なんて流してる暇はないんで行きます!

 

11. 電脳空間の時喰王

凶光化対策もろもろについても後やぞアンタら!まずはレウスを追うんや!

 

 

 

Log out…

 

 

 

凶光化レイギエナを追うレウス。翼から赤紫の光を迸らせ、全身から黒紫の煙を出すその姿は何とも禍々しい。

 

レイギエナに空中から襲い掛かり、叩き落そうとするレウスだが、レイギエナも攻撃を受けながらも体勢を即座に空中で直して逃げる。正気を失っているはずなのに、暴走したレウスを目の当たりにして逃げの一手に転じているのは正気に戻っているかのようである。

 

今度は火球を飛ばそうとするレウス。口に火が溜まっていくが、見るからにその出力がヤバい。

そしてレイギエナに狙いを定めているが…その先には風車が。

 

「危ないっ!」

 

間一髪で背後からの火球を避けるレイギエナ。標的を失った火球が向かう先はどこか。それは言うまでもない。

 

「駄目…っ!」

 

ヒョウガに乗って後ろからレウスを追うアユリアは手を伸ばすが、当然届くことはない。

 

ドガァアアアアン!

 

レウスの火球がついに着弾する。風車への直撃は免れたものの、大爆発が風車に襲い掛かった。

 




前回の冒頭でハザードフォームをもじったのはレウス暴走の伏線だったんですよ(大嘘)

ストーリーズ関連のプレイ経験は

  • MHST
  • MHST2
  • オトモンドロップ
  • ライダーズ
  • 2作品以上
  • ないです
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。