Monster Hunter Reincarnation   作:scp-114514

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キャラの紹介と狩りの装備です

・アユリア
CV:牧野由依
クアン村編にて紹介を忘れていたキャラクター。
前作ではエットー洞窟でフルフルに襲撃され、満身創痍で倒れていたところを主人公らに助けられた。主人公らが訪れるまでの間、オトモンのベリオロス「ヒョウガ」に見守られていた。冷静に行動をする性格で、ライダーとしての確固たる意思を持っている。それゆえにオトモンのヒョウガにしか心を開いておらず、「同じライダーでも考え方が違う」と発言するなど、当初は主人公とナビルーには警戒していた。

続くストーリーズ2では、成長したこともあってか、前作と比べると全体的に明るい性格になり、後輩である主人公にアドバイスをする等、頼れる先輩として活躍してくれる。戦闘でも狩猟笛による各種旋律でパーティーを積極的にサポートしてくれる頼もしさを見せる。

なおクアン村はMHST2の舞台の1つであるが、アユリアの故郷であることは実はアニメのブラックライダーズ編で明らかになっている。そこで登場したリオレウス希少種のライダー、『ミハエル』は兄にあたり、兄妹そろって村のことをとても大切に思っていたらしい。作中では彼は旅に出ており、アップデートで登場を望む声も多く上がっていたが、残念ながら最後まで登場することはなかった。

現在はサ終したソシャゲ『モンスターハンターライダーズ』のサービス開始から1年半を記念したイベントの1つにMHST2とのコラボイベントがあり、それにて客演を果たした。



リリア
CV:高橋ミナミ
ハンターが集う大都市・ルルシオンの王立書士隊支部にて、部隊長を務める少女。
伝説のレウスの調査を遂行し、主人公からレウスを捕獲する。
出身地のハクム村にライダーの文化があるがゆえにライダーへの理解はあるものの、部隊長として破滅の翼を持つレウスをどうするべきか、自分がどうあるべきかを葛藤する。
ナビルー曰く、面識のある4年前は天真爛漫で活発な性格の持ち主であり、それもあってあの態度は意外だった。
前作アニメ版では妹がおり、ゲーム版と比べてやんちゃさは少し無くなっている。
食料アイテム調合が好きで、作ったアイテムは、主人公を始めとした仲間たちにほぼ強制的に飲ませている。主に作るのは元気ドリンコで、その味は頭が沸騰してしまうほどの苦さだが、作った本人には美味しく感じるらしく、所謂味オンチであるが、効果はちゃんとあるようだ。



・リヴェルト
CV:イキ杉田ホモ和
武器;角竜剣ターリアラート(大剣)
防具;名称及びスキル不明(作中においてハントシリーズっぽい装備を着用していた)
前作及びアニメ版では一虎刀を使っていた太刀使いだった。
優れた狩猟技術を持つ凄腕ハンター。
普段は怠けっぱなしだが実力は確かで、主人公にハンターとしての価値観を教え、後にギルデカランの街にある自宅の物置小屋を拠点として提供する。ポポラという世話焼きアイルーがいる。
好きなものはキノコ、苦手なものは虫。料理が得意。寒いところも苦手なようで、そのためなのかストーリーズ2では氷属性が弱点となっている。
その性格や容姿、使用武器、中の人のこともあり、坂田銀時を連想させるという声も。



・ダイゴ
武器;ニトロブートハンマー(ハンマー)、パルサーボウ(弓)、スノウクラッド(大剣)
防具;ジャナフシリーズ
レウスを連れだせない以上他のオトモンを前線に出す必要があり、伝承の儀による強化を念頭に置いて活動することにした。


リヴェルトの教え

ルルシオンの属するラムル地方。海に近いが、内陸部には砂漠地帯が広がる。最も、砂漠と言っても、サドナ荒野周辺は緑地が多く、日光を遮れる木々がない砂丘地帯のジャルマ高原でも、昼夜はクーラードリンクやホットドリンクが必要ないくらいの気温であり、現大陸と比べて気候は安定している方である。

 

ルルシオンに到着して数日後。装備を強化した後に、ダイゴとナビルーはリヴェルトに連れられて鉄橋を渡り、サドナ荒野を歩いていた。

 

「リリア、昔はああじゃなかったのに…」

 

「書士隊はどちらにも肩入れできない立場だからな。でも、お嬢は昔から変わっちゃいないよ」

 

「納得できないなぁ…。それに、ライダーさんの証明つっても、どういう事をやればいいんだ?」

 

「こっちで手こずってる案件の解決だ。シンプルで分かりやすいだろ?」

 

「まぁ、そうだけどさ…。同じハンターとしてクサンテ達じゃだめだったのか?特にディノなんかは腕は一番なのに」

 

「確かにハンターの視点としての証言にはなる。だが元々、この大陸にはギアオルグとラ・ロのライダーに連れられてきたんだろ?それでお前たちと行動していた、というのは付き合いが長いからこそ身内贔屓になって信憑性が揺らぐとも見える。現状どっちつかずの俺が見て採点する方が文句が出ないと思ったんでな」

 

「あいつら今何してんだろー…」

 

「一応、書士隊も見ておく必要があると言って幾らか依頼を受けさせたらしい。それで、この先のラムル砂漠やハルツガイの岩山に行ったそうだ」

 

「岩山って…この先はアルカラ高原と繋がっていたんだな」

 

「とにかく、依頼に集中するぞ」

 

サドナ荒野の沿岸部にて、最近まで見かけなかったモンスターが時折出現して暴れているらしい。

 

「あくまでも『らしい』だからな。出現するまで待つしかないぜ。

…おっ、沢山キノコが生えてんな。今のうちに採取しとくか!」

 

「気長にしているわけにもいかないのに…」

 

多く自生したキノコを引き抜きながら、リヴェルトは背中でナビルーと会話する。

 

「そう言うなって。すぐにモンスターに挑んではダメだろ?

狩りの前にモンスターを知る。ハンターの鉄則さ」

 

「ライダーさんはハンターじゃないぞ?」

 

「わかってねーなぁ…」

 

「ど、どういう意味だよ!」

 

「よーく見てみろ。ライダー、こんなに生えたキノコ、何か思わないか?」

 

「えっ?こんなに多く生えるのはあまり見ないけど…キノコが生えてる場所はモンスターと関係があるとか聞いたけどはある…」

 

「だよな。現にモスはキノコを食べる草食種のモンスターだし…」

 

「ハッ。いいところに気が付いたなお前ら!

モンスターがいる場所には何かしらのヒントが隠されている。自然環境において、どこに何があるかを調べることは、生物の居場所を突き止めることに繋がるからな。

すなわち、自然環境を調べることはモンスターを知ることにも繋がる。それもまた、俺達ハンターの立派な役割だ。ライダーとも決して無関係ではないのさ」

 

「ハンターっていうのは、ただ暴れている野生のモンスターを狩るだけの仕事じゃないんだなー…」

 

「よし!そうとわかったならとにかくキノコの群生地を探そうぜ!」

 

 

 

***

 

 

 

ナビルーと共にキノコの群生地を探しているダイゴ。リヴェルトが以前来た時に多く生えていた場所にも足を運びながら探索している中、ナビルーが遠くで何かを見つけたようだ。

 

「ライダーさん、あそこあそこ!」

 

「えっ?…大型モンスターがいる!魚みたいな飛竜だな…」

 

ダイゴとナビルーが見つけたのは。砂浜を歩いている魚竜種のモンスター。水竜『ガノトトス』だ。

 

「俺の言った通りだろ?キノコの群生地にはモンスターが現れる。キノコを食うモンスターにありつくために肉食モンスターが現れ、更にそれらを食べるモンスターが寄ってくるのさ。

…さて、あいつのヒレには睡眠毒がある。噛みつきで牙から避けてもヒレに斬りつけられると眠っちまうからな、注意しろよ」

 

「今のうちに元気ドリンコで眠り予防しとこうっと」

 

姿を確認したリヴェルトと共に砂浜へ向かう3人だが、タイミング悪くガノトトスが海へ潜ってしまう。

 

「せっかく見つけたのにこれじゃ逃がしちゃうよ!」

 

「落ち着けって。ここは俺に任せときな。だが周りのブナハブラが邪魔だな…。

ライダー。お前はこれで駆除してくれ」

 

そう言ってリヴェルトはダイゴに毒けむり玉を渡し、釣り竿をポーチから出して水面に向かう。

 

「ん?知らないなら教えてやるよ。それは地面に投げて使うんだ。弱い毒の煙で虫をやっつけるんだよ。殺虫剤みたいなもんさ」

 

「あっ、ありがとう。

…でも、釣り針にカエルなんかつけて何するんだ?」

 

「釣りもまたハンターの重要な役目だが…。今回はちょっと違う。見とけよ見とけよ~」

 

とりあえず小さな邪魔者たちを駆除して釣りに専念できる状況を作ったダイゴ達。固唾をのんで見ていると、急にリヴェルトの釣り竿が下に曲がった。

 

「何かが食いついたのかな?」

 

「ま、まさか…!」

 

釣り竿の引きは勢いを増し、それに対抗してリヴェルトが強く竿を持ち上げる。

 

そして————

 

「そのまさかだぜ!ガノトトスの一本釣りだあっ!」

 

先ほど見かけたガノトトスが、盛大な水しぶきと共に砂浜へ釣り上げられた。

 

 

 

***

 

 

 

釣り上げられたガノトトスは魚のようにピチピチと跳ねてダウンしている。これは貴重なチャンスだ。

 

「こいつは頭と首と胴体に攻撃がよく効くぞー!」

 

そう言ってリヴェルトは角竜剣ターリアラートを抜刀し、ガノトトスに斬り込む。

 

「僕らも続こう!

えーと…狙う部位の位置が高いから大剣で!あとデカいから小さくて素早いランマルを呼ぶ!」

 

ランマルを呼んだダイゴも続いてスノウクラッドを抜刀して胴体に溜め切りをかまし、更に薙ぎ払いをしたが、ガノトトスが起き上がる兆しを見せたので、側転回避で勢いを殺して納刀する。

 

釣り上げ時にもダメージを受けたらしく、ダウンから復帰したガノトトスは早速怒り、リヴェルト目掛けてウォータージェットのように水ブレスを放つ。

 

「…ッ、念のためガード強化つけておいてよかったが面倒だな」

 

刀身でのガードに成功するリヴェルトだが、その勢いは後ろへ大きく吹きとばすほどすさまじい。しかしブレスを放っている間は硬直するので、その隙を狙ってダイゴとランマルが腹や脚に攻撃する。

 

「ジュウゥッ…!」

 

その2人も厄介だと思ったのか、ブレスを出し終えたガノトトスは短く吼えると踏み込み、その場でタックルを繰り出して2人を吹きとばす。

 

「いってぇ!」

 

巨大な体躯による攻撃は広範囲にわたり、逃げることが出来なかった。

 

「攻撃が軽いものにして狙うか…」

 

ダイゴはパルサーボウに入れ替え、ランマルの援護をするように距離を取ってガノトトスの胴体を狙い撃つ。

 

「ギョワウワアッ!」

 

ガノトトスはランマルに噛みつきをして眠らせようとするが、ヒレが当たってもランマルは眠らない。元気ドリンコの眠り防止が効いているのだ。

 

「ランマル!サンダーファングだ!」

 

「シャアァァッ!」

 

ランマルは胴に噛み傷を負いながらも追撃の噛みつきをサイドステップで避け、牙に電気を纏わせて首に噛みつく。ルルシオンに来る前に探索して拾ったタマゴをふ化させて、ランマルにフルフル亜種の絆遺伝子を継承させていたのだ。

 

「ちゃんと伝承の儀は出来ているんだな!」

 

雷属性が有効らしく、ガノトトスはランマルの噛みつきとダイゴの射撃で呻くが、一回飛び跳ねて腹で這いずりながら遠くにいるダイゴに襲い掛かる。

 

「罠を仕掛けろ!このままじゃ吹っ飛ばされるぞまた!」

 

「あ、はい!」

 

リヴェルトの指示を聞いたダイゴはシビレ罠を設置。身動きが取れないガノトトスにランマルとリヴェルトが攻撃する。

 

ランマルがガノトトスの頭に繰り返して脚の爪で引っ搔いているが、注目すべきはリヴェルトの方だ。

 

「ガノトトスを足場にして…背中に攻撃してる⁉」

 

「あれってもしかして『エリアルスタイル』じゃないかな、ライダーさん。ハンターの行動や連携を特化させるスタイルの一つって聞いたことがある」

 

「そんなのがあるんだ…」

 

罠の拘束が切れて自由になったガノトトスは体をスピンして近くにいた2人を吹き飛ばす。安全圏にいたダイゴに水ブレスを放つが、挙動がわかりやすいので難なく回避。麻痺ビンを装填して再びパルサーボウで暫く射撃していくと、ガノトトスが麻痺する。ランマルのサンダーファングとパルサーボウの麻痺ビン強化で麻痺が蓄積しやすかったのだ。

 

「一旦、ランマルも含めて回復しておくか…」

 

麻痺状態の隙にダイゴとランマルが回復している傍ら、リヴェルトは何度かジャンプ攻撃を繰り返してガノトトスを大きく怯ませる。その隙に背中に乗り、乗りによるダウンを狙おうとしている。

 

「足元に気をつけながら攻撃してくれ!」

 

2人が手出しできないほどに暴れるガノトトスと、それに振り落とされないよう必死でしがみつくリヴェルト。大人しくなった時を見計らって剥ぎ取りナイフを突き立てている中、ダイゴは再び射撃で、ランマルは噛みつきと脚の爪で引っ掻き攻撃をして援護する。

 

そして————

 

パキン!

 

乾いた破裂音が響き、背中のヒレが破壊されてガノトトスがダウンする。乗り攻防が成功したのだ。

 

「ヒレが下がったぞ!こいつはもう瀕死だ!」

 

「じゃあ、ハンマーに変えて仕留めるつもりで攻撃していこう!」

 

ダイゴはニトロブートハンマーに持ち替えて、距離を詰めながら力を溜める。

 

「くらええっ!」

 

最大まで力を溜めたダイゴは、ガノトトスの頭に回転攻撃を当てて殴り続ける。

 

「最後に一発ゥッ!」

 

そして渾身の力でフィニッシュの回転強アッパーを食らわせた。

 

「ブルルルルゥ…」

 

ダウン中にダイゴの最後の一撃を喰らったガノトトスは短く小さな断末魔を上げると、そのまま動かなくなった。

 

「いっちょうあがり!どうよ、ライダーさん達の力!」

 

ガノトトスの絶命を確認したナビルーはエッヘンと胸を張ってリヴェルトにダイゴ達の立ち回りをアピールする。しかし、当の本人は簡単に首を縦には振らなかった。

 

「へぇ…それなりには出来るってか…。試してみるかねぇ…」

 

「ま、まだ駄目なのか?」

 

「ゲネル・セルタスやレイギエナに限らず、これまでに強力なモンスターを撃破したのは立派な実力だ。そして他のハンターやライダーとも連携できるというのも評価に値する。だが俺は狩りの実力よりも別の事を重視しているんだ。

…どうしてガノトトスが現れるようになったか、という理由。お前はわかるか、ライダー?」

 

「水棲のモンスターだから水場に近いところに出現するのはわかるけど…一体どういう事なんだろう…」

 

「うーん…。それが分からないなら、まだライダーとしての力の証明もできないんじゃねーの?まぁ、いずれわかるさ。

次は洞窟だぜ。剥ぎ取りを済ませたら行くぞ」

 

ライダーの力とは、証とはどう立てるのか。リヴェルトの問いに応えられぬまま、東ラムル砂漠の洞窟へ。

ハンターとは、ライダーとは、モンスターとは。わからぬままに辿る道行きはダイゴに何かを、確実に気づかせようとしている。

 




釣りも乗り状態も狩猟スタイルもストーリーズ2にはない要素ですがハンターらしさを意識して書いてたらこうなりました。

それにしても、モンスターを探知する導蟲の発見って本当に画期的ですね。それがない時代のハンター達はモンスターの居場所を自分で手探りで探し当ててペイントボールを当てるものでしたから。

ストーリーズ関連のプレイ経験は

  • MHST
  • MHST2
  • オトモンドロップ
  • ライダーズ
  • 2作品以上
  • ないです
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