Monster Hunter Reincarnation   作:scp-114514

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後半は文字数稼ぎで書きました。なんか雑っぽい。


異聞・異常震域

ルナガロンとオロミドロのライダー達とバンホー達が交戦している傍ら、ダイゴ達とリヴェルトはティガレックスのライダーと戦闘をしていた。

 

「ティガレックス、バーニングファング!」

 

「ガアアアッ!」

 

口に炎を滾らせてティガレックスがロッキーに噛みついてくるが、ロッキーの方も毒ガスを噴霧して毒で蝕ませる。

 

「テイルスタナーで頭をぶん殴れ!」

 

ロッキーはグラビモスに成長したことで発達した大木のごとき巨大な尻尾でティガレックスの頭を打ち据えて気絶させる。

 

「隙が出来たな!」

 

ダウンしたティガレックスにロッキーが火炎放射を行い、リヴェルトが角竜剣ターリアラートを左爪に叩きつけて追撃するが、敵ライダーも即座に解毒薬で対処。毒ガスによる反撃は当面見込がなくなった。

 

「…研究所には行かせん…。

ティガレックス、サンダーオーラ!」

 

気絶から復帰したティガレックスはすぐには攻撃せず、電気を纏ってこちらの動きを伺っている。

 

「よほど僕らを近寄らせたくない理由があるのか?嫌な予感がするな…」

 

「ライダーさん、急がないと!」

 

「視界を奪えば先回り出来るかもしれん。これを一応投げてみる」

 

リヴェルトが閃光玉を投げて視界を奪おうと狙ったが、眩しい光にも動じることはなくティガレックスは岩を飛ばしてくる。

 

「やはりか。弱点なんて対策しててもおかしくないよな…」

 

「でも、光以外で視界を遮られるかもしれないだろ!ロッキー、サンドショット!」

 

今度はロッキーが息を大きく吸い込んで砂の塊をティガレックスの顔面に吹き付ける。砂によって視界を奪われはしたが、野生個体とは違うのかその場で佇んで暴れるのではなくダイゴ達の方向へズレながらも突撃する。易々と避けはできたが、ライダーが眼力剤を使用したことで視界を回復されてしまう。

 

「ティガレックス、ブレイクストライク!」

 

突進をスカして後方まで進んだティガレックスはこちらを向くと、跳躍して距離を詰め、叩きつけるように野太い爪でロッキーを引っ掻いてきた。

 

「ヘビースピアー!」

 

更に怯んだロッキーに対し、その場で回転攻撃をして吹き飛ばす。体勢を立て直そうとするロッキーだが、様子がおかしい。

 

「ゴアッ、ガッ、ガガアッ⁉」

 

「えっ、痺れてる⁉」

 

ロッキーが痙攣を起こして動けないのだ。

 

「ま、まさかティガレックスが纏った電気に感電しちゃったのか⁉」

 

「まずい!ライダー、これを貼って麻痺を解除しろ!」

 

リヴェルトが麻痺状態を治す湿布薬『マヒケ紙』を投げ渡したが、敵はその隙を見逃さなかった。

 

ティガレックスは高い崖の上へ跳躍した後にダイブして、乗っているライダーが左腕の光り輝く絆石を構えるとティガレックスも同じように左前脚を構える。

 

「ティガインパクト!」

 

ティガレックスが地面へ前脚を叩きつけた後、その衝撃波で地面から噴火のようにエネルギーが噴出してリヴェルトを盛大に吹き飛ばした。

 

「ぐおおおおっ⁉」

 

「大丈夫、リヴェルトさん⁉」

 

「これくらいどうってことねーよ。しかし…ティガレックスを手懐けるほどのライダーだ、結構歯ごたえがあるじゃないか…!」

 

野生よりも出力が落ちても、それを埋め合わせられる力があるという事に、リヴェルトは思わず舌を巻く。

 

「こっちは麻痺を治したから、とにかくこれで回復して!生命の粉塵!」

 

「おう、ありがとな!」

 

戦線復帰したロッキーはティガレックスに突進するが、ティガレックスの方は反撃をせずに力を溜めている。ライダーの方も回復薬グレートを使い、ティガレックスのサポートに徹している。

 

「確か、オトモンにアイテムを使わせても絆石に力が溜まるんだっけ?これはまずいかも!」

 

力を溜め、体力も回復したティガレックスは再び崖へ跳躍後に落下、前脚を叩きつけた。

 

「ティガインパクト!」

 

「ロッキー、カチコチボディ!」

 

「ゴウアアアアアッ!」

 

堅牢な甲殻と、全身に力を入れて分厚くした筋肉を以て猛攻をこらえたロッキー。そしてダイゴは絆石の力を解放し、渾身の絆技を繰り出す。

 

マグマライザー!」

 

ロッキーの口から発射されたのは、アンブッシュレーザー以上の熱量を誇る熱線。ティガレックスを戦闘不能にさせるには十分な攻撃だった。

 

 

 

***

 

 

 

オロミドロとルナガロンとの戦闘にも勝利したメンバーたちも合流し、謎のライダー達を尋問してルルシオンに連行しようとする。

 

「やったな、ライダーさん!」

 

「何の目的があって、俺達の邪魔をしたんだ?」

 

「…我々の邪魔はさせない…」

 

そう言って襲撃者の1人はけむり玉を、1人は閃光玉を取り出し、地面へ投げつける。光と煙が一行の視界を奪った。

 

視界を遮るものが消えうせると、そこにはライダーもオトモンもいなかった。

 

「逃げたわね…」

 

「足止めする理由が何かあるのか…?研究所に行かせない理由…まさか!」

 

「レウスだ!研究所に急ごう!」

 

 

 

***

 

 

 

一方、何者かから言伝を貰ったエナは一足先に研究所に向かっていたが、門の前で人影を確認し、岩陰に隠れて様子を見ているが、そこには想像もしていない人員がいた。

 

ハンター達と、絆石を腕に着けたジャナフシリーズの男達がいたのだ。

 

「準備は整った」

 

「ああ、こっちもだ。研究員の救助に向かうと言ったら、書士隊はすぐに信じてくれたよ。伝令に行ってくれたおかげで余計な手も省けた」

 

そして、研究所の門からレウスを入れた檻を曳くポポの姿が見えると、砂漠の方面から砂上船がやってきた。レウスを何処かへ拉致するつもりだ。

 

「さあ、レウスを船に運べ!」

 

ついにエナは居ても立っても居られなくなり、岩陰から出て抗議する。

 

「やめて!その子を放して!あなたたちはわかっていない、そのレウスは!」

 

「邪魔をするな!」

 

そのタイミングでダイゴ達もたどり着くが、武器を抜刀されたハンター達に数で阻まれてエナが船に連行されてしまう。

 

「こいつも連れていく」

 

「おい、誰も傷つけないんじゃなかったのか!」

 

砂上船にいたカイルが眉を顰めるが、ハンターの方は意に介さず突き放す。

 

「うるさい!お前は黙ってレウスを船に運べ!」

 

そしてハンター達に阻まれて一行が動けないうちに砂上船にレウスとエナが運ばれ、大きな砂煙を上げて去ってしまった。

 

「おいリヴェルト、どういう事だよ!オレ達の邪魔をしたライダーと、ハンター達は繋がっていたのか!?」

 

「さぁな…」

 

「さぁな、って…。ハンター達はあんたの仲間だろ?」

 

「いや…俺は書士隊の元ギルデカランから来た身だが、連中とは今回初めて出会っただけだ。伝説のレウスの捕獲が目的だったが、あっちは最初からレウスを奪うつもりでいたんだろう」

 

「奪う…?どうしてそんな事?」

 

「そんな事、俺が知るか!捕まえて洗いざらい吐かせるしかねえだろ。

幸いにもここは砂地だ、残っている船の轍を辿って追うぞ!」

 

 

 

***

 

 

 

セクメーア砂漠。エレオノールに男女のハンターの見守りを任せ、ハプルボッカの狩猟に急遽参加したカグヤとクリスティアーネはエリア5にてターゲットと交戦していた。カエデのフルージェントダガーによる麻痺から復帰したハプルボッカは、砂に潜って地中から急襲しようとする。

 

「砂煙が…そっちに来る、クリス!」

 

「なっ!?ハアアッ!」

 

カエデの注意を聞いて緊急回避したクリスティアーネ。直前にいた位置にハプルボッカが突き上げ攻撃を行ってきた。

 

「元から狩る前提で音爆弾を持ってきているけど…多用は出来ないから極力気をつけて」

 

「すみません…」

 

ハプルボッカは弱点となる腹側を隠すべくすぐに顔と一部の背中だけを残して潜ったが、そこへ背中を足場にしてカグヤがジャンプ斬りをする。

 

「的がデカくて攻撃が分かりやすいんなら練習相手に適してるわね。…うわっ!?」

 

「ボウワッハゥッ!」

 

突如、カエデの方を向いてハプルボッカが突進を行い、その巻き添えで攻撃を繰り返していたカグヤが吹きとばされてしまった。

 

「…深追いは禁物」

 

「いたた…。わ、わかってるって!」

 

絶対回避で突進を回避したカエデは、攻撃をスカしたハプルボッカが自分の方を振り向いて突進を行うのを確認すると、大タル爆弾を設置し、ぎりぎりまでその場に立って注意を引きつけ、緊急回避を行った。

 

「ンジャアアッ!?」

 

大タル爆弾を口に入れたハプルボッカ。暫くすると口の中で起爆した衝撃でダウン、半身を晒した無防備な状態になる。

 

「釣ります。皆様、手伝ってもらえますか?」

 

「言われなくても、ってね!」

 

3人は釣り竿を取り出してルアーをハプルボッカの口に投げ入れ、盛大に釣り上げた。弱点である鮮やかな青地に黄色の斑点が特徴的な腹部が晒され、攻撃を仕掛けていく。

 

「これで仕留めるつもりで!」

 

再びカグヤがジャンプ斬りをする傍ら、クリスティアーネは溜め斬り連携を行い、カエデは回転する独楽の如く滑るように回転移動しながら斬撃を行う狩技『血風独楽』で一気に削っていく。

 

釣りによるダウンから復帰したハプルボッカだが、カグヤが繰り返してきたジャンプ攻撃に怯み、その隙を狙ってハプルボッカの頭に乗る。

 

「さっきは仕留められなかったけど、これで隙が作れれば!」

 

振り落とされないようにしがみつきながら頭にナイフを突き立て続け、乗りダウンにつなげる。

 

「腹がむき出しになったからこれで何とかなるでしょ!」

 

乗りダウンで再び晒された弱点に攻撃する3人。うち2人は弱点の雷属性であることもあって、流石に耐え切れずにハプルボッカは事切れた。

 

「討伐、完了」

 

「あとはベースキャンプで待機しているエレオノールが、ガレオスの討伐ね。それをすれば砂漠も暫くは安全になるから、商隊も移動できるはず」

 

「ベースキャンプで寝ているあの2人は如何いたします?」

 

「一応アタシたちの目的地であるドンドルマの方に一緒に送らない?病院も大きいから診てくれるだろうし」

 

「それもそうですね。あと、今回の件についても一応話を振ってみましょう」




旧作を知る人からすれば接触攻撃で麻痺付与するティガレックスなんて悪夢でしかないと思うんですがそれは…

ストーリーズ関連のプレイ経験は

  • MHST
  • MHST2
  • オトモンドロップ
  • ライダーズ
  • 2作品以上
  • ないです
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