Monster Hunter Reincarnation   作:scp-114514

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ベルガ地方編突入です
少し後の時系列になるサブストーリー書いてたらマジで時間食いまくった


【陸の孤島は】火山を抜けて【いずこなりや?】

ダイゴが凶光化タマミツネを討伐し、カイルと再び分かれて2か月後。ヌア・テ村にレウスにまつわる伝承の石碑があるかもしれない。ダイゴ達からその事を知ったバンホーは、オーマジオウの修行を途中で切り上げてクサンテとディノを連れ、ポモレ花園へ向かった。

 

「おう、ダイゴ。久しぶりだな!…ん?厩舎にジンゴウガとタマミツネがいるじゃねーか!」

 

「へへーんっ!ライダーさんも強くなったんだゼ!それにオトモンも、ラヴィナ雪嶺とこの花園の巣でタマゴを見つけて孵化させたぞ。ジンオウガが『テスラ』、タマミツネが『ハクメン』って言ってな。これで龍属性以外のオトモンが揃ったんだ!」

 

「こんなにオトモンが増えればおかげで色んなモンスターに今まで以上に相手できるわね。装備の方は?」

 

「僕、あれから防具は火属性攻撃と暑さに強いバサルUシリーズに新調して、武器はこないだ討伐したタマミツネやラギアクルス、ベリオロスの素材で作成したよ。これで暑いところのモンスターにも強くイケる!もちろんクーラーミストもロロスカ地方に寄ってヒンヤリダケを沢山採取したから大丈夫さ!」

 

「ほう!そこまで今回の旅の準備をしているとは心強いぜ。背中は任せた!」

 

 

 

***

 

 

 

ベルガ火山道。ティガレックスやグラビモス、ウラガンキンなど過酷な環境に適応した強力なモンスターがいるのはラティオ活火山や龍結晶の地などと共通しているが、道と言われるだけあって狭い。さらにここの溶岩は冷えて塊になるととても頑丈になり、オトモンの怪力や大タル爆弾Gでも砕けない障害物となる。この地に自生するキノコ『ベルガニトロダケ』を調合して作る『ネコタル爆弾』をナビをするオルゴから教わり、邪魔な溶岩塊を爆砕してダイゴ達は進んでいる。

 

「よし、この道を行けば、山を下りられるぜ」

 

「ん、双眼鏡で見える範囲では…特にモンスターは居ねえな」

 

安全を確認して火山道を降りようとする一行。しかし、オルゴだけは立ったままだ。

 

「アニキ、どうしたんだ?」

 

「俺のナビはここまでだ。気を付けて行けよ、相棒!」

 

「アニキ……」

 

「昔とは違う。俺には守らねばならん家族がいるんだ。大事な相棒や仲間がいるお前にもわかる話だろう?」

 

そう言ってダイゴの方に目を向けるオルゴ。彼からすればナビルーの相棒はもう自分ではなく、ダイゴなのだ。

 

「ああ、そうだな…。わかったよ、アニキ。オレ、行くよ!」

 

「世界の果てまで、しっかり見てこいよ!」

 

「うん、アニキ…約束だ!」

 

「俺もこっちでビッグでグレート、それに…」

 

「『バリバリな』アイルーになる、だろ?

ごめんよ、ようやく思い出せたんだけど、なかなか言えれなかったんだ」

 

「そうか…!うれしいぞ、ナビルー!」

 

「オレもビッグでグレートでバリバリなアイルーになるよ。

さぁ、行こうぜ相棒!」

 

「うん!ヌア・テ村までもう少しだからね!」

 

 

 

Log in…

 

 

 

1. リュウガ(大嘘)

火山道を抜けたので猛暑とはオサラバだぜ

 

2.アマチュア動物学者

ヌア・テ村か…。俺は同じ地方の村だけど名前しか知らないよ

 

3.負ける気しかしねえ

上に同じ

交流がなかったから場所もつかめない

 

4.猛爆リビドー

結構閉鎖的な村だから他のところとも交流がなかったものね

 

5.忠犬待ったなし

そもそも竜人の里は隠れ里みたいなものだから、村の存在を知らずに一生を終えるパターンだってあり得るがな

 

6. マッドな教官(仮)ライダー

しかし、よかったんですかオーマニキ?

俺の時よりもかなり修行が短かったですけど

 

7. 転生者ハンター逢魔時王

いつでも変身アイテムがある貴様らと違い、奴らはモンスターに合わせて武具を新調するという事が逐一やらねばならぬ事だから当然として…

死地に身を置いて鍛え、真の力に慣らすという最低限の目標は果たせたが、ライダーどころか人でもない者に対し、その力を如何にして引き出すかを教導するのは流石に専門外だ

こればかりは(モンスター)ライダーたる奴らに任せる他ない

加えて凶光化現象が勢いを増しているので、あまり時間をかけるわけにもいかん

 

8. マッドな教官(仮)ライダー

勢いが増す…?

 

9. 転生者ハンター逢魔時王

ラムル地方でディアブロスだけでなく、クルペッコ亜種とタマミツネの凶光化個体も確認されたそうだ

そしてその近隣の海岸でラギアクルスの出現…

今後は恐らく世界各地でより強力な凶光化モンスターが暴れるのはもちろん、狂っていないモンスターも刺激されて暴れるだろう、これ以上は実戦で鍛えるしかない

更にリオレウスを狙う謎の組織達の襲撃も終わったとは言えん、護衛の手を減らすべきでないな

 

10. リュウガ(大嘘)

…これは

 

11.名も知らないやつ

凶光化の光が大穴だけ、じゃなく辺り一帯から吹き出てる⁉

 

12. デトアラのスタンド使い

そ、それに沢山のリオレウスの屍だ…

全身に傷もあるぞ、一体何が⁉

 

13.フルアカムを目指したい兄貴

おい、上を見ろ!野生のリオレウスだ!

 

14. 音速のトレーナー

大穴に向かっては…  

穴の光が強くなると地に堕とされた?

 

15.名も知らないやつ

……なに、この音?

 

16.菓子職人バロン

地鳴りではないと思うけど…

 

17. リュウガ(大嘘)

これは…モンスターの…声?

 

18.ダブル主任

気をつけろ!大穴から何かが出てくる!

 

19. 電脳世界の時喰王

何やこいつ…大蛇か⁈

堕ちた野生のリオレウスを穴に引きずりおろしたで!

 

20. リュウガ(大嘘)

俺も大蛇かと思ったがそうではないみたいだ

口が3つに裂け、その中にも同じような口がある

エイリアンかよこいつ!

 

21.フルアカムを目指したい兄貴

舌は見えないが…大穴と同じ光が口から出ている

凶光化現象の原因は間違いなくこいつだ

 

22. ロリ女神ファミリアの三刀流

これが世界中で災厄を起こすモンスター…いやそもそも生物なのか…?

 

23.悪魔高校のバキ刃牙

日本神話の八岐大蛇、ギリシャ神話のヒュドラのような多頭モンスターか?

 

24. ブレイブ@ドンドルマ外科医

いや…多くの頭があるほどエネルギー消費が激しい脳が多くなるから多頭の生物は有り得ない

 

25. プロフェッサー・メフィラス

だがそこは我らの常識を上回る大自然の神秘、古龍

こういうのがあってもおかしくない

ただ…目も舌もないとなるとこれは頭ではないのかもしれん

 

26.名も知らないやつ

きゃあっ!弾き飛ばされちゃった!

 

27. リュウガ(大嘘)

急いで体勢を立て直せ!ここから逃げる!

 

28.名も知らないやつ

そ、それよりもレウスが光で苦しんでて…!

 

29. リュウガ(大嘘)

まずい、ダイゴが襲われる!

 

30. ロリ女神ファミリアの三刀流

いやちょっと待て、あの蛇みたいなバケモンに空から誰かが火球ぶち当ててるぞ!

 

31. 電脳世界の時喰王

リオレイアや!人が乗ってるからライダーが助けてくれたんやな!

 

32. ロリ女神ファミリアの三刀流

おおっ!サマーソルトが堪えたみたいでのたうち回ってる

討伐は…出来なかったけどバケモンは大穴へ潜っていった!

 

33. デトアラのスタンド使い

周囲の光が消えていく…これは何とかなった…のか?

 

 

 

Log out…

 

 

 

「危ないところだった。ケガはないか?」

 

赤髪を長く伸ばしたリオレイアのライダーが降りてくる。リオレウス亜種の素材を使った装備を着用しているが、ディノの装備するリオソウルシリーズと比べると軽装な鎧である。ライダーとしての機能を重視した地域差なのだろうか。

 

彼の名はシュヴァル。ハクム村出身で、ナビルーの前の相棒とは幼馴染のライダーだ。

 

「シュヴァル!!こんなとこで会えるなんて!」

 

「アンタもナビルーの知り合いなんだな」

 

「ただの知り合いじゃないぞ?オレたちは大親友なんだからな!」

 

「ああ。…ところで、野生のリオレウスを大穴に引きずり込んだのは、モンスターなんだよな…?」

 

シュヴァルも各地を旅している身だが、先ほどの大蛇のような『何か』は見たことがなく、この世の生物なのかどうか未だに理解ができていない。

 

「だと思うけれど…私たちは本当の姿を知るところに辿り着けていない」

 

「どういうことだい?」

 

「世界のあちこちで起きている災厄はあのモンスターが原因なの…」

 

「ハンターも書士隊も、僕のレウスが災厄を呼び込んでるって信じてたけど、実際はそうじゃなかったんだ」

 

「そういえば、シュヴァルはなんでオレたちの方へ?」

 

「書士隊の支部に立ち寄った時、リリアから頼まれたんだ。君たちを追いかけてほしいとね。オトモンとライダーの絆を知っていたのに、信じてあげられなかったと…」

 

「そっか…。相棒とレウスの絆をわかってくれたんだな」

 

「君たちがレウスと一緒に空を飛んだのを見て、昔を思い出したとも言っていた。

俺たちは知っているからな。ライダーとオトモンの絆が奇跡をもたらすことを」

 

「奇跡か…そうだな!」

 

「オトモンはライダーの声を聴き、思わぬ力を発揮してくれる。ダイゴ。君の心に応えようとして、レウスは空を飛んだのかもしれないな」

 

「…しかし、アンタはこれからどうするつもりだ?」

 

「俺は今、ネルギガンテを追っている。村が襲撃に巻き込まれていて、死傷者も多いんだ」

 

「…そういえば、レド爺ちゃんが亡くなった時にもいたんだよな…。かたき討ちでもするのか?」

 

「まさか。モンスターを憎んでも仕方がない。そういうのはもう懲りたよ」

 

「昔、貴方も何かあったのかしら…?」

 

「色々とね。

…目の前で起きたことに感情を流されたら、大切なことを見失うのを思い知ったんだ」

 

「感情に突き動かされると、足元を掬われる…」

 

婚約者をモンスターの襲撃で喪ったクサンテ。シュヴァルの言葉に何か思うところがあるようだ。

 

「それで、何かアテはあるのか?」

 

「…困ったことに行き詰っていてね。そういう君たちは?」

 

「レウスの伝説が残ってるらしいヌア・テ村に行くところなんだ。よかったらシュヴァルもついていくか?」

 

「謎の多い村と聞いたことがある。この辺りにあるのか?」

 

「多分な!」

 

「多分なんだな…。ハハハ。

じゃあ、いいかな?」

 

「ええ。歓迎する」

 

「よーし、そうと決まったら出発だ!急ごうゼ!」

 

 

 

***

 

 

 

シュヴァルを加えて一行が歩くベルガ火山の麓は緑地が多い。ロックラックやタンジアで管轄する方の火山もふもとには森林が広がる点では似ているが、こちらは谷底に溶岩が流れ、ゴツゴツした岩壁に囲まれている。先には湖が広がっており、そこに水棲のモンスターも生息している。わかりやすいイメージとしては、中国の湖南省にある自然保護区、武陵源が近いだろうか。

生息するモンスターについては火山とは縁が遠そうなモンスターが多く、この点は溶岩洞と似ている。ただババコンガ亜種、ガノトトス亜種、ゲネル・セルタス亜種、ラギアクルス亜種となかなかに強いモンスターばかりだ。

 

「結構進んだけど…なかなか見えないな」

 

クサンテとディノも地面に目を向けて人が通った痕跡を探しているが、全く見当たらない。

 

「フウンッ…」

 

そんな中、レウスがふいに顔を上げる。それに連れられてシュヴァルのオトモンのレイア、バンホーのリルスも同じ方向を見た。

 

「人の気配を察知したのか…?」

 

「岩壁に村が隠れているのかもしれない。乗っていくぞ」

 

 

 

***

 

 

 

レウスを先頭にして、彼の赴くままに空を飛んでいった一行。着陸した場所は草木に囲まれているが、中心には人が通った跡らしき道がある。

 

「この先に例の村がある…のか?」

 

そんな中、人影が草むらから現れ、弓矢を持って取り囲む。全員が竜人だ。と言っても、エナやバンホーと違い、古代弥生人を彷彿とさせる外見である。

 

「何者か。ここは何人たりとも踏み入れられぬ地。如何にして辿り着いた?」

 

同じ竜人なら話が通じるかもしれないと考えたエナが、防人達のリーダーに返答していく。

 

「私達はレウスに導かれてここに来ました。ここに記されているとされるレウスの伝説について知りたいのです」

 

レウスに導かれた。その言葉に反応して、奥から仙人とも祭司とも見れる外見をした、女性の竜人の長が姿を現した。

長———ユム=ラナが念のための警戒として防人達を下がらせずに、レウスを見ながらダイゴに問う。

 

「過酷な道のりだったようだ。だが、まだ終わりが見えそうにない。

ライダーよ。知りたい伝説とは何か?」

 

「は、はい!とてつもない力を持つレウスの伝説が記された碑があると聞きました。この世界で今、何が起きているのかを知りたいんです」

 

「なにゆえに?」

 

「このままでは世界は破滅に向かってしまいます…僕たちは抗いたい。伝説について知りたいんです…!」

 

「私たちはライダーではないですが…それでも大切な仲間の力になりたい。だから同じ目的で同行しました。お願いします、伝説についての情報を頂けないでしょうか」

 

「ライダーとハンター…。交わるもののない者同士が手を取り合い始めた、か…。ふむ…」

 

今度はシュヴァルに質問の矛先が向かう。

 

「お前も目的は同じか?」

 

「俺はネルギガンテを追っています」

 

「追って、討つのか?」

 

「それが目的ではありません。何を追っているのかを知りたいだけです。ネルギガンテは多くの村を潰しましたが、モンスターが村を壊滅させるためだけに行動するわけがないんです」

 

「ほう…面白いことを言うな、人間」

 

そしてユム=ラナはエナの方を向き、村に案内を行う。

 

「娘。お前たちの言う伝説とやら…おのが目で確かめるがよい」

 

「ありがとうございます…!」

 

「だが、伝説のある祠には我らも近づくことはできぬ」

 

「えっ…どうしてだ、村長さん!」

 

ナビルーに理由を尋ねられて返答しようとするユム=ラナの元に、伝令の者がベルガ火山にてネルギガンテの出現を確認したという報告をした。

 

「祠に近づけぬ理由とはそういう事。我らはモンスターと戦を交える事を良しとせぬのでな」

 

「それについては、俺達に任せてもらえませんか?」

 

「…見させてもらおう。あるがまま、起きるがままにするが肝要としてきたが、見つめなおす時が来たのかもしれぬ」

 

「見つめなおす時、だって?」

 

「この地にいたリオレウスが姿を消したのだ」

 

「…!!まさか、あの場所にあった亡骸はすべて…!」

 

「このままではあのリオレウス達も浮かばれぬ。お前達の求めるものを確かめてみたいと思ってな。

村に来るがよい。ベルガ火山までの道を教えよう」

 

 

 

***

 

 

 

ヌア・テ村。山岳地帯に存在を隠してきた、竜人たちが住む秘境。岩を丸々くり抜いたような広い洞窟があり、そこを中心として橋を建てたり、石造りの階段を経て、ドンドルマの大老殿のような長の部屋を設けたりとしている。

赤や金を基調とした装飾はモンゴルのボグドハーン宮殿博物館、タイのワット・プラ・ケオ(エメラルド寺院)、チベットの大昭寺など、アジア圏における仏教関連の建造物を彷彿とさせる。

 

村に案内された一行は用意された部屋と厩舎に荷物、オトモンを置き、ユム=ラナの元へ行くと彼女からネルギガンテが『佰ノ洞(たてのうつろ)』あたりに出没しているという情報をもらった。

 

伝説の真実を知ることを阻むかの如く出現したネルギガンテ。

蘇る悲しみの記憶。それは、レドとの別れの記憶。




前作からの登場人物紹介
シュヴァル
CV:逢坂良太
武器:封龍剣【怨絶一門】
防具:NPC固定装備
オトモン:リオレイア【NN:レイア】
前作主人公の幼馴染。最初は優しく大人しい性格だったが、黒の凶気に侵されたナルガクルガの襲来で母親を亡くしてからは一転して冷酷な性格へ変貌してしまう。
アニメ版では親を失い、心が歪むにつれてモンスターに対しての主人公との意見の食い違いにより次第に心が離れていき、いつもならケンカした後は繋いで仲直りしていた親友との手も振り払い、どこかへ去ってしまう。
話が進むにつれ、黒の凶気をせん滅するため、影響を受けているモンスターには容赦なく相対するように。あることをきっかけに心の余裕が無くなり始め、自分のオトモンや一緒に来てくれた仲間に対しても「使えない」と、厳しく当たり散らすようになってしまう。
紆余曲折を経て最終的に主人公とは和解する。

個人的には本編のクサンテは何かとシュヴァルを連想させたんですよね。まぁ彼はヒロインと言うよりどちらかと言うと前作ラスボス枠ですが。

もう一人、アニメからオリジナルで追加参戦をさせるつもりですが…彼の出番はもう少し先ですね

ストーリーズ関連のプレイ経験は

  • MHST
  • MHST2
  • オトモンドロップ
  • ライダーズ
  • 2作品以上
  • ないです
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