Monster Hunter Reincarnation   作:scp-114514

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ビッグマナこそ至高!ループ許すまじ!


狩場に駆け出す少年と竜達

オトモンのアンジャナフことモエちゃんに乗ったアキ君を追って俺とメフィラス氏は上空が木に覆われ、エリア全体が暗すぎない木陰となっているエリア5に辿り着く。

 

「…隠れるよ!」

 

「!ブゥッ!」

 

突如アキ君達はすぐさま遠くの木陰に身を隠す。ゲネポスしか見当たらないのに、と首を傾げた俺も頭上から何かが風を切る音を聞いて行動の意図を察した。飛行性の大型モンスターがこのエリアにやってきたのだ。

 

「あいつが今回のターゲット…ヒプノックか」

 

頭上から木々を揺らし舞い降りてきたのは、派手な色合いの羽根が尻尾辺りなどを覆うデカイ鳥。モンスターの書に描かれている絵と似ているシルエットと同じだ。

 

イャンクックやクルペッコのように甲殻や鱗で覆われているわけでもなく、かといってゴム質の表皮で覆われたゲリョスのようにつるりとした印象もない。

 

「ウツシ教官と『猛き炎』からアケノシルムっていう鶴に似た鳥竜を教えてもらったんですが…そいつ同様に鳥らしい外見ですね」

 

「全身を羽毛が包み込む鳥らしい外見で、同じ睡眠属性を操るとしてはホロロホルルも挙げられますねぇ。

…おっと、今は静かにお願いしますよ」

 

そうだった。彼らはヒプノックに不意打ちをかますべく、虎視眈々と隙を狙っている。デカイ声で騒いでたら迷惑になる。

 

「今だよ!火炎球!」

 

ヒプノックが背中を向いた瞬間、アキ君の指示を受けたモエちゃんが火の玉を吐き出した。

 

「ギャア、ギャアッ!?」

 

死角からの襲撃で驚いたヒプノックは鋭い鳴き声を上げて背後に向き直ると、ペイントボールがぶつけられた。アキ君が射撃を始めたのはその直後からだ。ババコンガのライトボウガン『アサルトコンガ』の銃口が火を吹き、着弾と同時にヒプノックの体表で炎が爆ぜる。火炎弾を撃ったのだろう。

事前情報によれば、アイツの弱点は火と雷。早く終わらせるには火炎弾を先に撃つのも当然か。

 

しかし、火炎弾の着弾部位は胴体だったり、尻尾だったり、翼だったりと色々だ。まだボウガンの扱いに慣れていないと見える。基本的にモンスターの弱点は頭が多いので、効率さを重視するならばまだまだ道は遠いが…かといってオトモンに指示を出したりしながら弱点を狙い続けるなんて流石に難しいと思う。

パーティが同じ人間のハンターであるか、オトモンであるか。ここら辺は一長一短だな。

 

「最初から全力!ヒートアップ!」

 

「ンヴォ—————オオオゥッ!」

 

アキ君の指示を聞いたモエちゃんが吠え、背中の翼と頭部のトサカみたいなのを同時展開し、さっきとは大きく異なるシルエットになった。

 

「…何だあの形態?トサカみたいなのが出てきた…。というか獣竜なのに翼あるの⁉」

 

「『炎熱蓄積状態』に移行しましたね。喉に発熱性・発火性の物質が溜まっています。これを吸った酸素と化合させ、火炎ブレスを吐き出す事が出来るのです。当然この状態では火や熱に弱いものは顎に触れただけで発火するほどの高熱を宿しており、まともに咬み付かれれば、元々の咬力や鋭い牙もあってただでは済みませんよ。

この点はあなたもご存じのディノバルドとよく似た生態ですが…あちらの方が危険性は上回っています」

 

「へー、よくご存じなんですね」

 

「いえ、これはドンドルマや新大陸からの調査結果によるものです。メゼポルタではアンジャナフの狩猟は行われていないので情報がありません。

…ああそれと、あなたが先ほど言った、背中にある翼みたいなのは膜です。背中の骨が突出し、毛細血管が密集しています。そしてトサカのようなあの部位は外皮に覆われた鼻先の骨。あそこから大気中の酸素を吸ってブレスを吐き出すのです」

 

「膜ですか。…そういえば、スピノサウルスやディメトロドンも背中にあんなのがある恐竜でしたね」

 

「そうですね。ただディメトロドンの分類は『単弓綱盤竜目』(たんきゅうこうばんりゅうもく)。あなたたち哺乳類の祖先です。それに恐竜時代の前であるペルム紀に絶滅していますよ」

 

マジで⁉アバレンジャーのディメノコドンとかリュウソウジャーのディメボルケーノが恐竜扱いされてたからそうだと思ってたんだが…。

つーかこんな事言ってる場合じゃねぇ、彼らの狩りに集中しなきゃ!

 

「ヴゥオウッ!」

 

自己強化を果たしたモエちゃんがヒプノック目掛けて大ジャンプして噛みついた。弱点の炎を纏った牙での噛みつきはさぞかし痛いだろう。

 

「ンヴォ…アァァ…」

 

だが追撃を与えようとした時、ヒプノックが吐いた白いガスみたいなのを浴びたモエちゃんが力が抜けたようにフラフラと倒れてしまった。

 

「眠っちゃった!こういう時は—————」

 

「元気ドリンコを飲ませなさい!あなたたちの地域では暫くの間、眠気予防も出来ると聞いていますよ!」

 

「は、はい!」

 

メフィラス氏のアドバイスを聞いたアキ君が急いで元気ドリンコを飲ませて眠り状態を解除させる。彼がバギィシリーズを着ていたのは不幸中の幸いか。睡眠属性のモンスターで作る防具なら睡眠やられにならなくてもおかしくない。

 

「グゥア~…」

 

ちゃんと目を覚ましてくれたモエちゃんだが、今度はヒプノックの飛び蹴りを受けてしまう。

 

「こっちに注意を向けさせないと…!」

 

アキ君は火炎弾を引き続き撃っていくが、一度の装填数が少ないのか頻繁にリロードを繰り返している。しかも装填速度もそこまで早いわけでもなく、これでは注意を惹いても被弾のリスクが高くなってしまう。

そしてヒプノックの方はというと、口から白い煙を出しており、怒り状態となっている。

 

「クアッ!」

 

再び跳躍して飛び蹴りを繰り出すが、この回数が増えている。そもそもスピードが速い。ヒプノックはすらりとしていて翼もあり、流石にナルガクルガとかほどではないが機敏に動ける。これはがっしりとした体型のモエちゃんにも言える事だが、有効な属性攻撃が出来てもフットワークが劣るせいで攻撃を当てるのが難しくなってきており、隙も突かれてしまいやすい。

ここら辺は本当にどうしようもないよなぁ…。違う体つきの動物とかいう問題なんだしさ。

 

「攻撃が当てられない…なら!」

 

後退して距離を取ったアキ君はオトモンをロアちゃんに入れ替えた。この子はディアブロス亜種、『死神』の異名を取るほどの強力なモンスターだ。戦局がよくなればいいんだけどな。

 

「グラウンドダイブ!」

 

ヒプノックがブレスを当てる前にロアちゃんが器用に穴を掘って地中に逃げ込み、そのまま下から急襲する。

 

成程、ディアブロス系統はパワフルでスピードのある突進や地中からの急襲が得意だ。これならヒプノックを追い詰めれるはずだ。

だが被弾したヒプノックの方もゼロ距離でブレスを当てて彼女を眠らせてしまう。元気ドリンコを飲ませてもらったから結果オーライだが、依然として気が抜けない。

 

「僕もこれでやらないと!」

 

アキ君がロアちゃんから離れ、ひたすら距離を取りながら射撃を続ける。火炎弾から別の弾丸に変えたらしく、先ほどよりリロードの頻度が少ない。ヒプノックの表皮にも火がついていない。

 

「あの様子だと装填数が多い傾向にある通常弾に切り替えたんでしょうか?」

 

「そうですね、アサルトコンガはLv1貫通弾の速射が出来ますが、ヒプノックという的の小さめな相手では些か相性が悪いでしょう。速射の反動もありますし。

また散弾は相性が良さそうなものの、仲間が巻き込まれかねません。消去法で通常弾といった所ですか」

 

「キョエアッ!」

 

あっ、ヒプノックがブレスを飛ばしてきた。眠り予防をしたみたいだから効かないはず。そのまま攻撃出来る…はずだよな。

 

「ヴォ、ボオォゥゥゥ…」

 

「えぇ⁉しばらくは効かないはずなのに…」

 

「ご存じないようですね、アキさん。ディアブロスはあらゆる状態異常に弱いのです。予防効果も長続きしないようですね」

 

これは予想外。睡眠による行動制限とフットワークの軽さがネックとなっている。

 

「立ち回りを変えないと…。結構手間かかるかもだけど、こうしよう」

 

味方が睡眠攻撃に弱いのを悟ったアキ君がロアちゃんと共に大きく距離を取って射撃する。

 

「うわ、これ結構きつい!」

 

一発一発を撃つまでの空白が長くなっており、彼自身も大きく仰け反っている。反動の大きな弾丸に切り替えたのだろう。

 

推測できる弾の種類と言えば…状態異常弾。あそこまでターゲットとの距離を取ってればダメージは期待できないが、近接武器よりも安全かつ迅速に状態異常にさせられるはずだ。

 

「ガ、ガッ、キョオッ⁉」

 

やはりか。ヒプノックが突如立ったまま硬直した。麻痺弾の効果で体が痺れており、動けない。麻痺が切れる前に立て直すか、大きく削っておきたいな。

 

「マックスホーン!」

 

「ボオオゥッ!」

 

うん、まぁ大体の想像はついてたかな。この隙を突いてロアちゃんが猛ダッシュで正面突撃した。とんでもない威力らしくヒプノックの嘴が欠けるが、全力でぶつかった反動なのか彼女の方もダウンしてしまう。

これは予想外だな。すてみタックルに近いもんだと思ってたが、ネギガナイトのスターアサルトみたいなもんだ。反動のケア手段があるか、相手の隙がある場合は別だがバンバン撃っていいものじゃない。

 

一方麻痺の効果が切れて自由になったヒプノックの方は、結構な痛手を被ったのか羽ばたいてこのエリアから飛び去つ。よろよろと逃げるような様子は見られなかったので、捕獲可能ラインまでは体力が削れていない可能性が高い。

 

「麻痺にする前に逃げちゃった。ええと、移動先は…隣のエリア4みたい」

 

「エリア4ですか。湖のあるあそこで魚でも食べに行ったんでしょう」

 

ふぅん、なら不意打ちもワンチャンやれるのかもしれないな。いやでも味方の回復とかが先だから無理かもしれない。

 

 

 

***

 

 

 

エリア5を北上した先にあるエリア4は木々があまり生い茂っておらず、視界が開けている。北側にはメフィラス氏の言う通り大きな湖が広がっており、湿原に近い印象を持たせる。

 

先にこのエリアに移ったヒプノック辺りを警戒するようにうろついている。最初の時のように闇討ちは出来ないぞ、どうする…?

 

「こんなに水場が大きいんだ!いけるかも!」

 

アキ君がオトモンをエリアスちゃんに交代させるが、そこからまさかの行動に出る。

 

ザバァン!

 

エリアスちゃんの背中に乗って湖面に逃げ込んだ。いやそんなのアリか⁉

 

「逃げないでよ…。エレキブレス!」

 

湖面に首から上だけを出したエリアスちゃんが口にターコイズブルーに輝く電気を溜め、雷球をヒプノックに放つ。雷属性の使い手でありながら、泳ぐことも得意なのはラギアクルスならではの持ち味だな。

 

「ここなら一方的に狙える!」

 

彼女の背中に乗ったアキ君も、アサルトコンガからバンバン弾丸を撃っていく。反動は先ほどより少なく、弾がヒプノックの体をすり抜けるように何度もヒットする。

 

「ここに来て貫通弾の速射を敢行か…!」

 

しかも陣取った場所は湖面。ヒプノックにとっちゃ攻撃が睡眠ブレスしかないが、偶然にもバギィシリーズを着ている彼にはそれが効かない。よく考えたな。

だがこんなアドバンテージを稼げる所にずっといちゃあヒプノックも逃げてしまうぞ。さぁ、どうする…?

 

「キ、キョワァァァ…」

 

「脚を引きずってる⁉エリアス、潜るよ!」

 

アキ君がアサルトコンガを納刀し、左手で鼻と口を塞いだのを確認したエリアスちゃんは水中に潜る。そして全身が湖中に隠れた直後、ブクブクと大きな音を立てて湖面が泡立った。

 

「ウォーターハザード!」

 

ザッパアアアアン!

 

アキ君を乗せたエリアスちゃんが勢いよく水中から飛び出てきた。それも大波を従えて。大型モンスターを溺れさせられるほどではないものの大波はエリア全体に広がるほどの規模であり、逃げようとしていた矢先の不意打ちという事も相まって流石に翼のあるヒプノックも逃げられない。

 

「サンダーファング!」

 

そして波に乗ったエリアスちゃんは流れの勢いを利用してヒプノックに詰め寄り、帯電した牙で噛みついた。

 

「キョ、キョアアアッ⁉」

 

被弾したヒプノックは硬直し、身体が動いていない。麻痺しているのだろう。

 

ん?よく考えたらこの状況おかしくね?だって、状態異常は一度起きるとモンスターがそれに耐性を持つようになる。だから次に同じ状態異常にさせるのは更に一手間かかる。麻痺弾を撃ったばかりなのに続けて麻痺にするのって不可能じゃ…

 

いや違う。麻痺弾はマヒダケなどに含まれる毒を利用しているんだ。でもさっきの麻痺は感電によるもの。原因が別ならば続けて狙えるのか。

 

それに水で濡れているなら感電もしやすい。羽毛も水を吸って動きも鈍くなるから、狙われやすくなる。そこら辺も考えて戦っているんだな。

 

「今のうちにやり返すよ!ライドオン、アンジャナフ!」

 

アキ君がオトモンをエリアスちゃんからモエちゃんに交代させてライドする。なるほど、眠らされたり走り回られたりで一番踏んだり蹴ったりな目に遭ったあの娘にとっては仕返しのチャンスだしな。

 

「ンヴォ——————オオオウッ!!!」

 

そして彼の絆石が空色に光り輝くと、モエちゃんが鼻骨と背中の膜を全開にして吠えた。絆石の力で興奮状態になったんだろう。

 

「『ジャナフディレイル』!」

 

大きく開いた口に炎を滾らせるモエちゃんが跳躍しながら接近し、大ジャンプ。顎を開けながら着地すると同時に巨大な火柱が発生した。そのまま彼女は地面を抉り取りながら猛進するが、その荒々しさと殺意を全開にした獰猛な肉食竜らしいスタイルは見ている俺まで圧倒される。

 

「まるで火だるまになった暴走機関車だな。

…あのメフィラスさん、本当にアンジャナフってディノバルドとかよりも弱いんすよね?」

 

「ま、ライダーには我々の理解が及ばない所もあるということです」

 

「ギオオオオッ!!」

 

そしてそのまま口から溢れる炎と共にいまだ麻痺で硬直しているヒプノックに喰らいつく。ヒプノックは火だるまになって吹き飛ばされ、二度と起き上がらなかった。

 

「やったやった!大勝利だよ、みんな!」

 

「グアアア—————アアァッ!」

 

「ヴオオオオオオオウッ!」

 

「ギジャアアアアア—————ッ!」

 

 

年相応っぽく跳ねて喜ぶアキ君と、天高く雄叫びを轟かすオトモン達。

まだ新人の子供だから正直心配ではあったが…メフィラス氏の言う通り信じてみるもんだな。

 

「それはそれとしてうるさいっすね…」

 

「咆哮【大】が2体もいますからねぇ…」

 

 

 

***

 

 

 

再び長い航路を辿った末に帰還した俺達は、祭我を誘ってメゼポルタの酒場に来ていた。

 

「あ、あのー…本当にいいんですか?」

 

おそるおそる上目遣いで聞いてくるアキ君の目の前に並んでいるのは、白ご飯にアプトノスのステーキ、砲丸レタスのスープ。

 

「大丈夫、このくらいの値段なら奢れるさ。

ここに来て初めての狩りだって聞いてるよ?初勝利の祝い、細やかではあるが堪能してくれ」

 

「そーそー!お前は育ちざかりのトシだぜ?食える時に沢山食っとけ!」

 

「あ、ありがとうございます…」

 

「あとこれもね。あの子たちも頑張ったんだから」

 

大玉サボテンやワイルドチキンを入れた袋も渡す。どれも食材としては結構良いと聞いたから彼女らは喜んでくれると思うけどな…。

まぁ金が吹き飛んだせいで当分は節約生活になるが、金をケチっての人付き合いというのも何だし後悔はしていない。

 

「なぁアキ君よぉ」

 

「もぐもぐ…ん、何でしょう?」

 

「君ら、俺と行動しない?後々は祭我も混ぜてさ」

 

「一緒に行動…ですか?」

 

「お?パーティでも作るってのかい?」

 

「まぁ…んなカンジかね。

俺さ、自分で言うのもなんだけど…この世界にくる前はそこまで頑張んなくても今まで強かったし、金にも困んなかったんだわ。

たまに助け合い的なのはありはしたが…まぁあんまし苦労するこたぁなかった」

 

「いやぁ、それだったら僕らみたいな新人なんかより、もっとレベルの高そうな人達がいる所に行くとか…」

 

身もふたもない話、メフィラス氏の計らいで集団行動するようになった旨を言うだけでいいんだけど…なんかこう、村の外の人とは人付き合いが苦手なタイプだって聞いてるからドライに済ますよりうまい具合に取り入る方が足並みは揃いやすい。

 

「それもそうだけど…金だの安全圏だのを色々失くしてここに来て、力以外のとこ?的なのが欠けてるのに気づいてさ。今のままじゃダメだって感じるようになった。そこらへんを色々鍛える、って話でハンター続けようかなってね」

 

ヴァルバラドがダメになったのと他のライダーシステムが大幅なナーフ食らったのが実情なんだが…何度も変身してしまえば鍛える意義が薄まってしまう。逆に言えば残っているライダーシステムはどれも今なお強い代物といえる。

祭我の方は…戦闘能力が完全没収みたいなもんだけどまぁ様子を見るに大丈夫だろ。

 

「そのためにも一緒に行動して、研鑽しようと思うんだ。いいかな?こっちは翔蟲とかカムラ流の立ち回り教わったからカバーできそうな所があるかもだし…」

 

「お、俺も今ランスとかを練習してんだけどよ!もしハンターになったらいざという時にお前らをガードできるかもだぜ⁉」

 

お前ランスを選んだのか。戦隊ロボはどっしりと構えて戦うし、なんか合うかもな。

 

「…僕、まだまだ実力ないですよ?」

 

「それは俺達もだ。切磋琢磨していくよ」

 

「彼女たちの世話、手伝ってくれます?」

 

「一緒に生活するからね」

 

「あの子たちのご飯代で結構財布がアレなんですけど…」

 

「た、たまには贅沢させてくれよ?な?」

 

「って、いちいち心配事言っててもしゃーねえっての!ここはパーっとやろうぜ!パーッと!」

 

おずおずと色々言ってくるアキ君に、前向きなセリフをかける祭我。まぁ祝勝会みたいなところで暗い雰囲気になるのはよくない。

 

「…僕でよければ…こちらこそお願いします…」

 

お?少しは俺達の事を信じてくれたかな?

 

「っしゃ!パーティ結成を祝って乾杯しようぜ!ヘイ店員さん、達人ビールを…あでっ!」

 

「ダメに決まってんだろ!今は金欠ギリギリなんだよ、水で我慢だ!」

 

「あ…あはは…」

 

まぁなんにせよ、今後一緒に未来を切り開いていく仲間が出来たのはよかった。

さーて。この先、俺達が冒険した先に何があるのかね。

 




割とマジで綺麗な海を間近にできるところで生きたいと思うようになった

ストーリーズ関連のプレイ経験は

  • MHST
  • MHST2
  • オトモンドロップ
  • ライダーズ
  • 2作品以上
  • ないです
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