Monster Hunter Reincarnation   作:scp-114514

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現時点で一つも被ってない組み合わせです



空を漂い、荒らし、舞う

「ん、すっげーうるせーな…。って、強風⁉」

 

「あーこれは目覚ましの代わりになるよ、うん」

 

「相変らず荒れてますねー…」

 

チャタカブラを捕獲した翌朝。峡谷はパリアプリアの時以上に風が吹き荒れている。一体どういう影響が出てんのかな。

 

「ふぅわぁ~。とぉ~りあえずぅ、支度終えたらベースキャンプ出るか。まずは飯だ~」

 

「了解っす」「ふぇい」

 

そうして俺達は寝起きで働かない頭をよそにボックスを漁っている時…

 

ピシャアン!

 

「「「⁉」」」

 

遠くで雷が落ちたような音が響き渡り、その音で俺達は完全に覚めた。

 

「あの…今」

 

「急ぐか…」

 

「朝っぱらからギア上げないと、ですね」

 

雷属性のモンスターが暴れてるみたいだな、おい。

 

 

 

***

 

 

 

こんがり肉と携帯食料で腹を満たし、峡谷の各エリアをしらみ潰しに巡っている時。西端にある谷底のエリア2にて、俺達は早々に変なのを発見した。

 

「なんか昆布みたいなのが垂れてないっすか?」

 

「昆布って言うより焼きナスだと思うんだけどなー」

 

「比喩表現を考えてる場合なんですかね…」

 

岩壁になにか黒くて細いのが引っ付いてる。あれは昨日の夜にここを調査した時はなかったはずだ。

 

「ま、新手の環境生物か何かだろ。知らんけど」

 

「ベテランなのに適当な返しをしないで下さいよ…とりあえず、近くに寄って…」

 

ちょうど頭上にそれがあるくらいの場所まで近づいて双眼鏡で上を見ると、何とも異様なものだった。

 

下端に見えるそれは生物の頭部。鋭い角錐状の甲殻と、その隙間からギョロリと覗く目が特徴的で、さながら古代の甲冑魚やサメを思わせる。

 

「ギィィ…カララララ…」

 

木材か何かが擦れ、ギシギシなるような音が聞こえる。俺を間近にしても何も動じていない、眠っているのだ。

 

「マジでなんなんだコイツは…」

 

「ま、戦ってみりゃわかるだろ。おらこっち戻れ」

 

俺を下がらせてノブヒコさんが謎のモンスターに狙いを定め、トラグ・ロアーの銃口が火を吹く。

 

「フィル、フュルルルル…⁉」

 

歯車が回るような鳴き声を発しながら謎のモンスターが目を覚ました。こちらに気付いて壁から落下した事で全身が見える。

のっぺりとした甲殻に包まれた全身。頭から肩にかけて生えているキノコの傘のような膜。細い前脚には巨大な1本の鉤爪とヒレが生えている。後脚の先端も水掻きが生えたヒレのような形状となっており、地上を駆けるのでなく泳ぎに特化している種であるという事を窺わせる。扁平な形状をした尻尾の先端に巨大な鋏のような形状をした器官があり、その特異的な形質はまるでハサミムシのようである。

 

「水場でもないのに遊泳に特化した外見…?」

 

「だから戦ってみないとわかんないっつってんだろ。コイツの相手は俺だ、下がってな!」

 

「昨日のチャタカブラと同様に…」

 

「おうコイツも知らんわ。ヒレがあるんなら海竜種の可能性が高いが…本で探してくれ」

 

ページがバカみたいに多いから、もっと観察して特徴を見つけてからじゃないと特定は難しいんだよなぁ…。

 

「ギィィツ、ゲェェェェェェ!!」

 

トラグ・ロアーからの更なる射撃で謎のモンスターは怒り、咆哮した。

 

「うわ、何だコイツの口⁉」

 

大きく口を開けて咆哮した時にコイツの異質さを再確認出来た。下顎は左右に分かれるようになっており、口の中は水色で、更に同じ色の歯が口内のそこら中から無数に生え、中心部に穴があるという形状だ。

 

「「「え“」」」

 

だが、俺達が特に驚いたのはその直後の動向だ。地を這う謎のモンスターはいきなりふわりと宙に舞い、そのまま落ちる様子も無しに尻尾を叩きつけてきた。

 

「あんな貧弱な体型なのになんで…」

 

「翼無しでいきなり…古龍の類か?いや待て、だとしたらそもそもどういう飛行能力を有している…?」

 

その予想外な挙動に祭我と俺は困惑し、全く推測が出ない。

 

エネルギーの噴射か?いや、そんな器官があるとしたらアイツの体外から常にガスか何かが出ているはずだ。ありえないじゃないか。

 

考えろ…何かタネが…

 

俺達は一度目を閉じて心を無にし、落ち着いて思考を巡らせる。聞こえるのは、吹きすさぶ暴風の中で謎のモンスターとハンターが交戦する音。

 

 

 

 

 

「『風に乗っている…!』」

 

「…おい。消去法だとそこに行きつくのもわからんでもないが、じゃあどうしてあんな事が…」

 

「昔、何かの本で読んだことがある。凧は風を受けると、上下に圧力がかかる。ここで凧が斜めになっていると、凧の下面は風速が上がる事で上面より下面の圧力が上昇し、揚力が生まれて浮上するんだ」

 

「翼が無くてもそういう原理で浮かべられるのか。でもこの場に風が吹いてはいるが、あのモンスターは体がほっそいぜ。風を到底受けれな…あ!」

 

「そうだ。アイツの頭部にあるあの傘みたいなやつだ。恐らくアレが凧やパラグライダーのように風を受けて展開しているんだろ」

 

それに、飛行能力があの傘に依存しているのならば弱点なのかもしれない。

 

「体があんなナリをしてんのも、空に浮けるように軽量化したためなのか…?」

 

だろうな。どちらにせよ、コイツのキーワードは『浮遊能力』が第一だ。海竜か古龍か蛇竜かはさておき、これで探してみるぞ。

 

 

 

 

 

…よし、コイツだろうな!

 

「ノブヒコさーん!!」

 

「あん?正体が特定できたのか?」

 

「ありました!アイツは『ヒラバミ』でしょう!」

 

「へぇ、コイツも既知のモンスターだったのかー」

 

「では、詳細を読んでいきますよ。…『強風が吹き荒れる寒冷地を筆頭とした各地に棲息する大型の海竜種。筋肉量が少なく、極端に扁平な体型は貧弱にも見えるだろう。しかしこの種は、軽量化した身体と後頭部から首にかけて生えている飛膜によって気流を捉え、凧のように空中浮遊を可能にするという進化を遂げた。また、尻尾の側面から伸びる「尾爪」と呼ばれる器官は鋏のように稼働し、獲物や外敵を挟み込むようにして拘束したりする。以上のような特性から『風鋏竜』(ふうきょうりゅう)という別名でも呼ばれている』…」

 

「『ふうきょうりゅう』?レイギエナと間違えやすい別名してんな。つーか周囲の環境ありきとはいえ、海竜種にそんな進化が出来るなんて流石の俺でも想像がつかねえぞ…」

 

「…『外敵との戦闘においては複雑な空中機動や搦手の数々を用いて翻弄し、対象の行動力を奪いながら徐々に追い詰めていく戦法を好む。

尾爪は致命的な一撃を与えるには力不足ではあるものの、岩場にも突き立つその鋭さは外敵を傷付ける武器としても大いに役立つ。明らかにヒラバミよりもパワーがあり、前脚も器用に扱える雪獅子でさえ、一度その尾爪に挟み込まれると容易には脱出できない。

口から非常に冷たい液状のブレスを吐き付ける攻撃も得意で、このブレスを繰り返し浴びせることで獲物を凍結させて身動きを封じることもある。

 

しかし移動能力の大部分は強風と飛膜に依存しているため、飛膜を傷付けると空中での動きがやや不安定になったり、落下する事がある。飛膜を含めた首元を攻撃する事を意識して戦うといいだろう』…」

 

うん、やはり頭のアレ…もとい飛膜が飛行のキーであり、同時に弱点か。俺の予想通りだったな。

 

「へー、あの傘みたいなのが弱点ね。散弾に切り替えて狙ってくか」

 

ドパン、ドパン、ドパン。

 

散弾の雨がヒラバミの飛膜に降り注ぐ。自らの弱点を狙われているのを自覚したのか、ヒラバミがブレスを吐いてきた。

 

「それ、何度も当たったら凍結して動けなくなるって書いてましたから気を付けてくださいよ!…って、えぇ⁉」

 

バシュン!

 

いきなり何かが噴き出す音と共に、ノブヒコさんがその場で宙返りみたいな行動を取ってヒラバミのブレスを躱した。

 

「重たいヘビィボウガンを持って、どーしてそんな事が⁉」

 

「ん?これは『爆風回避』さ。射撃した時に銃身に溜まった熱を利用して大ジャンプしたってワケよ!

つーか、細いしフワフワ浮くからなんか狙い辛いなこいつ。動けなくして一気に蹴りつけてーんだけど…。

あーそだそだ。サイガ君。確か麻痺できるスリンガー弾持ってなかったっけ?」

 

「ありますよー。まだ使ってないっす!」

 

「じゃあぶっ放してくれ!」

 

「了解でっす!じゃあまず閃光玉で!」

 

「グワォッ!?フィルフィィィ…!」

 

ヒラバミが祭我の閃光玉で視界を奪われて落下し、さらにスリンガー麻痺弾で自由を完全に奪われた。

 

「よし、この隙にぶち込んでやるぜ!」

 

「ぶち込むって言ったって、一体何を?」

 

ノブヒコさんがしゃがみ、トラグ・ロアーの銃口をヒラバミに向ける。ヤツの弱点は火と雷、そのボウガンが得意な水冷弾と氷結弾は相性が悪いのに…。

 

「まぁよーく見とけって。そら!」

 

キュイイイイイイーーーーン!

 

「「え!?」」

 

トラグ・ロアーの銃口から青白い熱線がヒラバミに向かって放たれた。その勢いは凄まじいようで、しゃがんで重心を取っているノブヒコさんが熱線の反動で常時後退し続けている。

 

「なんなんすかこれ…」

 

「『砲熱照射』っつー技だ。剛種武器のヘビィボウガン限定の特殊機構である『排熱噴射機構』を改良したようなものだよ」

 

「熱線が青白いなんて…グラビモスのそれよりも熱量がやばそうっすね」

 

あ、ようやく熱線が消えたけど…もろに喰らったヒラバミが動いてない。討伐されたな。

 

「一撃必殺とかその技の威力ヤバすぎるでしょ…」

 

「凄腕とかG級とかだとこうはいかないんだけどな。熱線のフルヒットで一撃ってなりゃ、コイツは下位か上位相当ってところか。

とりあえず、ギルドに報告するためにも剥ぎ取りを…」

 

ピシャン!パシィン!

 

また雷が落ちるような音が聞こえた。偶然じゃない、モンスターがいる…!

 

「ちょ、この音…!」

 

「ああ、俺も聞こえたぞ。方角的に考えてエリア4だ、俺は剥ぎ取りをしなくちゃいけないから先に行って確認してこい!」

 

 

 

***

 

 

 

触れられれば命潰えるまでに

 

死に至る雷に打たれ続けて

 

それは激しき凶性のなせる業

 

数多の命を供されてもなお止むことなく

 

問えば満ち足りぬのだと 答えるがごとくに

 

《激怒招雷》

 

 

 

***

 

 

 

エリア2の隅を通ってエリア4の広い崖上の平地に来た俺たちは、そこでとんでもないものを目撃した。

 

「ギジャアアアアッ!」

 

赤く輝く眼、巨大な刃のごとき鶏冠状の期間を有する頭、攻撃的な印象を与える金と黒の鋭利な降格、ハサミのような二股の尾、透き通るほどに薄い被膜が広がった翼。

密林や森丘などに生息し、『電竜』の別名を持つ飛竜。

 

「「ライゼクス!?」」

 

そしてそいつは俺たちに気づくことなく、別方向を向いている。その先にはもう一体の飛竜がいた。

黒緑色の外殻、赤や緑と色鮮やかな鱗、黄緑色の鬣。そして、独自の進化を遂げたことを思わせる、翼の後部から生えた鞭のように長い鉤爪。

 

「ヴォオオオオウッ!」

 

そいつの周辺からはバチバチと電気が走る音が聞こえるので、ライゼクスと同じ雷属性の使い手だということが伺える。しかし、ライゼクスと大きく違うところがある。

ヤツは地に降りて威嚇しているライゼクスと違い、常時地面すれすれを滞空しているのだ。

 

「おい、一体何が居たんだって…えぇ、ライゼクス!?こんなとこに姿を現すはずがないのに…!」

 

「そ、それにもう一方は…」

 

「そいつはベルキュロスだ!こないだ工房で言ってただろ、まさにそいつがそうなんだよ!」

 

俺たちが話しているのをよそに、ライゼクスがベルキュロスに襲い掛かる。地面をひっかいたのちにとびかかってくるが、ベルキュロスはそれを難なく交わした。そこから空中戦が始まる。

 

「ジャアアッ!」

 

今度は、ライゼクスは鋏状の尻尾で背後からベルキュロスを挟み付けてきた。先端から電気が流れている、恐らくは感電で動きを縛るつもりだろう。

 

「…」

 

スパァン!

 

が、雷属性に強いのか攻撃を喰らってもベルキュロスは動じることなく、長い鉤爪を鞭のようにしならせてライゼクスに叩きつけた。相当な威力を誇るのかライゼクスは撃墜されてしまう。

 

「クゥウォォォォォ!」

 

地に落ちたライゼクスは咆哮とともに頭部の鶏冠に電気を集約、巨大な緑色の刃としてベルキュロスに振りかざしてきた。

 

「!?」

 

ベルキュロスの方は驚いたような素振りをして判断が遅れ、その攻撃を受けてしまう。

 

「…」

 

ベルキュロスは鬣が赤くなり、同時にそこから空高く飛んで行った。

 

「ギャァオオオッ!」

 

ベルキュロスが縄張り争いに勝ったことを確信したのか、空に向かって勝鬨を上げるかのように吠え、そして俺たちの方に視線が行く。

 

「ベルキュロスは逃げたか。そして今度はコイツが…」

 

「違う」

 

「「え?」」

 

「あいつはキレると鬣が赤くなる。そして次の行動が確定している」

 

「は…?」

 

「とにかく、ライゼクスから距離をとれ!無事では済まん!」

 

ノブヒコさんの指示で武器をしまい、追ってくるライゼクスから逃げる俺たち。尻目に様子を見ていると、急にライゼクスが止まり、再び空を見上げた。

 

「ヴァオオオオオッ!」

 

鋭い咆哮とともに先程のベルキュロスが全身から放電しながら急降下、ライゼクス目掛けて広範囲を雷で覆いながら蹴りを喰らわせた。

 

「キュ、ロロロロロ…」

 

か細い断末魔を上げながらライゼクスが絶命する。これが峡谷に君臨する古龍級生物の力なのか。恐ろしいな…

 

「さて、今度はベルキュロスが相手となるが…」

 

「指示をお願いします」

 

「とりあえず君らは逃げてな。理由はわかるだろ?」

 

「そうですね、まだ狩れないモンスターなのは理解してます。それに、攻撃の範囲もえげつなさそうでしたし…」

 

「よろしい。それにベルキュロスには閃光も麻痺も睡眠も効かない。罠も非怒り時は常時滞空してるから踏まない。だからスリンガーとかでのサポートも効き目は薄い。だから俺一人で相手取るほうがはるかに現実的だ」

 

「…俺らが言えた口じゃないですが、気を付けてくださいよ。では」

 

 

 

***

 

 

大急ぎでエリア4を脱し、脇目も降らずにベースキャンプについた俺たち。ベルキュロスとライゼクスに遭遇したのが相当精神的に堪えたのかベッドで仮眠をとっていたところ、目が覚めた時にはノブヒコさんが帰還していた。

 

「よう」

 

「えぇ。…その、ベルキュロスは」

 

「まー、どうにかな。クアルGXシリーズ自体、雷に強い部類じゃないしヘビィボウガンから暫く離れてたからどうなるかと思ったけど、氷結弾と水冷弾の扱いに長けたこれを担いで正解だった」

 

「そ、そうでしたか。あと聞きたいんですが、他のエリアの方は」

 

「討伐後、忘れずにちゃんと見てきたが大型はいなかったな。

しかしよー、今回の調査。結構至る所でどえらい事が起きてるかもしれないと思ったぜ」

 

「本来峡谷に棲息してないモンスターが多数発見されましたからね…」

 

まぁ、珍しいモンスターが発見された、という話では済まないものなんだろうが。

 

「岩場とかにいるチャタカブラはまだあり得る部類だと思うよ?でも、温暖湿潤なとこに棲息するライゼクスとか、寒冷地に棲息するヒラバミがいたっつーこたぁよ、そういった場所で何かがあって追い出される羽目になったと考えられる」

 

「災害の影響は、俺達が思っている以上に広範囲に波及していますね…」

 

「緻密な構造の上に成り立つ生態系の中に歪が生じれば、その影響は計り知れない。自然ってのはそんなもんだ。第一、人間の理解がいまだ完全に及んでいないんだからな」

 

…その通りだよな。んでこの調子だと、各地の狩場の環境も不安定になって乱入モンスターもよく出るかもしれない。俺みたいに翔蟲なり何なりでそういった邪魔を自分の力と出来るんなら別にいいけど、そんなんが出来ない人の方が多いだろうからハンター側としてもキツイんじゃないかね。

 




元々ベルキュロスとの縄張り争いではライゼクスじゃなくてレ・ダウを出すつもりだったんですよ。峡谷が隔ての砂原と似通った環境に見えたものでしてね。ですがレ・ダウの生態系は禁足地の異常気象に完全適応した生態を持つこと、そもそもクナファ村の伝承でしか語られていないほど生息域が(大きいスケールで見れば)狭いことから登場は辞めました。

水没林のウズ・トゥナ?海竜種だったら豊富な水源があれば禁足地の外でもいるはずだからノーカンにしてください。

レ・ダウとギラファアンデッドの顔は

  • そっくりよね。
  • ⚠まったく似ていません!⚠
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