転移前の転生者達(現代技術者の無双伝説 ~技術系提督とその仲間の妖精達が鎮守府に着任しました。これより幌筵泊地は最大強化されます~の後日談) 作:提督兼指揮官兼トレーナー
何も無い、床すらないのに立っていられる。
そんな謎の空間に多元は居た。
「多元 実さん。聞こえますか?」
どこからともなく女性の声が聞こえる。
「あなたは一体………?、ここは………?」
「私は人類の魂を司る神。」
神、なんとも突拍子もないものだが、ここが普通の世界では無いことは分かる。
別にトラックに轢かれた訳でもないのに、こんな空間にいる理由……
「もしかして、我々を元の世界に戻してくれるのですか?」
多元は1つの期待をかけて問いかける。
「いえ、それはできません。」
「それは何故?」
「あなたがたの肉体が、先程の無理な転移によって限界を迎えているのです。元の世界に戻ろうとしても、肉体が無ければ戻れません。」
「先程の??、では、我々はどうなるのですか?」
自分達が元いた世界に戻れることは、正解とまではいかなくても、本来自分達が居た世界に戻れるのなら、それが自然なことだろう。そう判断していた転生者一同と下した結論だった。
しかし、それが出来ない………
「あなたがたはあなたがたを好ましく思わない勢力によって転移させられました。」
好ましく思わない勢力……、だいたい想像はつくが……
「手違いで呼び寄せたと思ったら、今度は嫌だから転移ですか……、もう勘弁して欲しいですね。」
「ですが、元の世界に戻れる方法が一つだけあります。」
「それは?」
「それは、あなたがたが転移する場所を複数通過するのです。」
いきなりとんでもないことを言われたものだが、まぁ元に戻れるなら……と多元は自らの頭で内容を噛み砕く。
「つまり、いきなり元の世界に戻るのは不可能だが、いくつかの世界を経由して行く分には問題ないと?」
「その通りです。」
「とは言っても、我々が持っているのは、技術とそれを生かせる工作機械があるかどうか……」
いくら元の世界に戻れるチャンスがあるとはいえ、そこに行き着くまでに身を立てるためのものは己の培った技術しかない、あるいは何故か一緒に転移した機械しかない。
「そう、だから私から一つだけ力を授けます。」
「それは一体………?」
「あなたがたが、もし今まで以上の技術を必要とする世界に行っても身を立てることができるようにあなたがたを助けるために予め別の世界で技術を習得させ、それをもって新しい世界に転移させます。」
では、頑張ってください、技術以外の記憶は残りませんので。
そう言って神は立ち去ろうとする。
「ま、待ってください!、鳳翔さんは!、彼女たち艦娘はどうなるのですか!」
神はそのまま言葉を発する。
「それは作者に聞いてみないと分かりません。」
さすがに理不尽なので多元は悔し紛れの一言を吐く。
「肝心なところで作者に投げるなァ!!」
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~勉強中の転生者達~
多元含め複数人は2250年の地球に居た。
「えーっと……、波動エンジンの仕組みってこれか……、ウームさっぱりわからん。」
「これオスプレイよりも使い勝手いいな、使われてる金属が存在しないってことを除けば………」
内容から薄々察していただければいいものの、ここで一同はあることに気づく。
<<素材無いと作れねぇーじゃん>>
「結局ここで学べたことってせいぜい宇宙船の作り方ぐらいか」
「せっかく学んだんだし活かしたいよなぁ」
「おいバカやめろ、それはフラグだ」
(安心しろ、ちゃんと飛ばしてやる)
結論:素材がある世界以外だと役に立たない
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一方、腰堀含めた数人は宇宙世紀0090年に来ていた。
「変形させて飛行形態にすれば空母に載せられますね、尤もこの世界ならそんな必要ないみたいですが……」
「大鳳とかに載せてみたいよな」
「大鳳載せられるんですかね……」
「平河さんに頼んでみるとか?」
「いいね」
「ところで、これが活躍できる戦場ってミノフスキー粒子があるところじゃないと見つかって終わるしない?」
「それもそうだな………、んでミノフスキー粒子ってどうやって作るんだ?」
「あっ」
「あっ」
「あっ…(察し)」
「あっ、ふ〜ん(察し)」
結論:真多さんミノフスキー粒子作って
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一方、平河含めた造船関係者はというと………
「なんで日護並の口径持つ軍艦がホイホイ現れるんですかねぇ、この世界は」
「100cmとか80cmとかギャグかな?」
「へぇー、これがあの波○砲かぁ……」
「本家はこっちじゃないとは思うが……、真多がここにいてくれればなぁ……」
「それにしても荷電粒子砲とかやたら多いなぁ……」
「これ大和型の魔改造に使えるんじゃね?」
「超コンバート改装やってたところだし多分いけるだろ」
「というか……
この世界俺ら来る意味あった?」
「Σ\( ̄д ̄;)ォィォィ、いくらなんでもそりゃねぇだろ。」
「だってさ、幌筵泊地にだって日護がいたわけだし、なんなら計画段階で88cm砲搭載予定の大和型だってあったわけだろ、この世界でも普通にやれるしないか?」
「あれば真多くんしか出来ないからなぁ……」
「まぁ俺らができるに越したことはないか」
「それもそうだな。」
結論:この程度ならいけるだろ?(どの程度??)
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一方、必ずしも近未来や、超兵器の世界に行く訳でもないようだ。
「本日より警視庁未確認生命体対策班に配属となりました、よろしくお願いします!」
「よろしく、アンノウンの脅威は待ったなしの状勢下で全国の警察に特殊強化服の配備は急務となっています。あなたのパワードスーツの知見が役に立つわ、期待しています。」
「了解!」
小玉は2001年の日本にやってきていた。
(私がまだ入社するかしないかぐらいの年ですかね?、それにしても警視庁にこんな部署が……?、おそらく別の世界なんでしょうけど。)
小玉は自分の送られた世界に興味があるようだ。
「それで、これがG3ユニットの設計図よ、目を通しておいて」
「…………あれ?」
「どうしたの?」
「確かここに配属される前に、ここに配備されている特殊強化服を見たんですが………、ちょっと見た目違いますよね?」
「そうね、それはG3-Xって言うの、でもあれは量産には向かないものよ。」
「待ってください。ここをこうして……」
早速設計図を引く、見た目が若くなっているためか、手の動きも幌筵泊地にいた頃よりも軽い。
「凄い……、性能を維持しつつも、量産化しやすい形になっている!」
「これでどうでしょう?」
「良いわね、採用よ、でもあなたどうしてここまで出来るの?」
「実は個人的に強化外骨格を作ったことがありまして……」
「そう、ならいいわ、あなたにこの量産計画を任せる。私はG3-Xのさらなる改良をやってみるから。」
「了解です。」
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一方、真多と田城はというと………
「ここが大テクノロジアかぁ……、広いなぁ」
「僕ら、やっぱりここなんですかね?」
「まぁ、2030年代の環境でショックカノンとか開発しているからね……」
「とりあえず、僕たちの受け入れを担当している方のところに行きますか。」
コンコン
「入ってくれ」
ガチャリ
「失礼します。本日付で大テクノロジアに研修生として居住することとなりました。真多獅郎です。」
「同じく田城雅志です。」
「大テクノロジア市長の真田だ。よろしく。」
なんか名前からもう察しがつくが、真田さんである。
「君たちには、ここの技術を学んでもらう。」
「はい、よろしくお願いします。」
ここで真多と田城はあらゆるテクノロジーを学び、19XX年艦娘世界以降の転移した幌筵泊地の切札として活躍することとなる。
要望があったらシリーズ化します。
それぞれの詳細、知りたい(シリーズ化希望?)
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知りたい
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そうでも無いかな?