転生したらロイミュードだった件   作:仮面大佐

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プロローグ

2019年 7月26日

 

剛「まさか、ブレンが出てくるとはな……。」

 

 俺は万野剛(ばんのつよし)

 科学者志望の大学生だ。

 俺はつい先ほど、『劇場版仮面ライダージオウ Over Quartzer』を見てきた。

 そこで驚いたのが、仮面ライダーブレンがまさかの登場をした事だ。

 Over Quartzerは、ジオウのドライブ編という側面があり、俺は仮面ライダードライブが好きな事もあり、見に行った。

 4月頃、TTFCで仮面ライダーブレンが配信されたが、それくらいに驚いた。

 何か、続きがありそうな気がしたから、楽しみだ。

 そう思いながら、横断歩道を歩いていると、目の前に車が突っ込んできた。

 

剛「…………………え?」

 

 呆気に取られる中、俺はその車に轢かれる。

 轢かれて、そのまま木に突き刺さる。

 

女性「キャアア!誰か轢かれたわ!」

男性「すぐに救急車を呼んでくれ!!」

 

 そんな叫び声が聞こえてくるが、徐々に掠れていく。

 

剛(いきなり、轢かれた……………。それにしても、体が熱いし、痛い。何かが突き刺さったのか………?)

 

???『確認しました。痛覚耐性を獲得。成功しました。対熱耐性を獲得。成功しました。刺突耐性を獲得。成功しました。』

 

剛(………今度は、寒くなってきた……。)

 

???『確認しました。対寒耐性を獲得。成功しました。対熱耐性と対寒耐性を獲得した事により、スキル、熱変動耐性を獲得しました。』

 

剛(俺、死ぬの?死ぬんだったら、せめて、ゴルドドライブが復活したのを見たかったな。まあ、変身者はアレだけど、デザインは普通に良いからなぁ……………。)

 

???『確認しました。ユニークスキル、ゴルドドライブを獲得。成功しました。』

 

剛(死に間際に、変な声が聞こえる………。でも、ドライバーを持ち歩くにしても、嵩張るから、何か、収納出来る何かが欲しいな…………。)

 

???『確認しました。EXスキル、無限収納を獲得。成功しました。』

 

剛(それにしても……………蛮野は、もう少しまともだったら、ロイミュードも、人間と共存出来てたかもしれなかったのに……………。)

 

???『確認しました。個体名、万野剛の記憶から、ロイミュードを検索。成功しました。続けて、個体名、万野剛の種族を、人族からロイミュードに再構築します。成功しました。更に、ユニークスキル、悪之知識(バンノ)を獲得。成功しました。』

 

剛(まだ、うるさいし………。あ………やべ。限界だ…………。)

 

 こうして、万野剛の人生は、僅か20歳にて、幕を閉じる事になってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

剛(あれ………俺、どうなった?)

 

 あれ、これ、どういう状況?

 俺、死んだんじゃ………?

 

剛(意識ははっきりしてて、痛い所は特に無し。枝に突き刺さってたのに。)

 

 という事は、病院に運び込まれて、なんとか蘇生できたのか?

 いや、致命傷だったぞ。

 それに、床が硬い。

 ベッドじゃないし、道路とかに敷かれている石畳でも無い。

 感触としては、洞窟に居るみたいな………。

 

剛(洞窟?)

 

 重い瞼を持ち上げると、目に入ったのは、紛れもなく洞窟だった。

 しかも、何かの草が目に入る。

 白い花だが、ユリとは違う形状の花だ。

 何だろう。

 すると、謎の声が聞こえてくる。

 

???『解、この花は、ヒポクテ草。濃い魔素が充満している場所に生えることで、魔素の影響を受けた草。成分を抽出することで、回復薬を生成することができる。』

剛「えっ!?」

 

 俺は、二つの意味で驚いた。

 一つは、魔素という単語だ。

 そんな単語は、日本では聞いた事がない。

 もう一つは、この声は、俺が死んだ時に聞こえた声だ。

 

剛「ええっと、誰?」

悪之知識『解。貴方が持つ、UQスキル、悪之知識(バンノ)の効果です。能力が定着したため、反応を速やかに行う事が可能になりました。』

剛「ああ…………。(スキル………この世界に於ける能力みたいな物か。)」

 

 俺は、そう考えていた。

 気になる事があり、聞いてみる事に。

 

剛「そういえば、無限収納って、どんな能力なんだ?」

悪之知識『解。ここには、凡ゆる物が、大きさを関係無しに、収納出来るスキルです。更に、UQスキル、悪之知識と合わせる事で、無限収納に収納された物を、自動的に解析、鑑定、調合、生成が行えます。』

剛「なるほどな。」

 

 それを聞いた俺は、早速ヒポクテ草を大量に採って、無限収納に放り込む。

 すると、純度100%のフルポーションが完成した。

 これを作った理由としては、傷を負った時に、すぐに回復する為だ。

 その際、近くにあった水溜りを覗くと。

 

剛「…………え?」

 

 そこには、見知らぬ顔が。

 前世の俺の顔の面影を、ちっとも感じない。

 というより、ドライブと鎧武の映画で出てきた、ZZZだ。

 俺は気になって、聞いてみる。

 

剛「あの……………俺って、人間態はあるんですか?」

悪之知識『解。人間態はあります。』

 

 なるほど。

 少し力むと、姿が変わる。

 それは、前世での姿と同じだった。

 すると。

 

???『クアーーーーハハハハハハハハハハハ!!』

剛「!?」

 

 突然、大きな笑い声がしてきて、何事かと思い、声がした方へと向かっていく。

 すると、一体の巨大なドラゴンの目の前に、一匹のスライムが。

 どういう状況か分からず、呆然としていると。

 

???『…………どうやら、まだ客人が居るみたいだな。』

剛(バレた…………!)

 

 そのドラゴンは、俺を見つけたようだ。

 俺は観念して、ドラゴンの前へと向かう。

 

???『…………ほう。見た事のない種族であるな。人間に似ているが。』

 

 スライムは、何かを伝えようとしていた。

 

???『そうだ、話が逸れてしてしまったな。スライムよ。見えるようにしてやろう。ただし、条件がある。それは、貴様にも該当する。』

剛「条件?」

???『なあに、簡単な事だ。見える様になったからと言って我に怯えるな。そして、また話をしに来い。それだけだ。どうだ、悪い話ではあるまい?』

 

 それを聞いたスライムは、頷く様な仕草を見せる。

 その龍は、口を開く。

 

???『うむ。では、『魔力感知』と言うスキルがあるのだが、使えるか?』

剛「魔力感知?」

???『周囲の『魔素』を感知するスキルだ。』

剛「魔素?」

 

 さっきも聞いたが、魔素って何だ?

 俺が首を傾げてると、悪之知識が答えてくれた。

 

悪之知識『解、魔素とは、この世界に満ちるエネルギーで、魔物にとっては生命の元になる物です。』

剛(なるほど。)

 

 そういう物か。

 魔物となった以上、俺も魔素は必要不可欠になったという事か。

 目を閉じながら、意識すると、周囲に漂う何かを感じ取れた。

 

悪之知識『告。EXスキル、魔力感知を獲得しました。』

剛(随分と、あっさりだな。)

悪之知識『警告。魔力感知を発動することにより、膨大な情報が流れ込む危険性があります。情報の管理のため、悪之知識と同期させることを推奨します。』

剛(まあ、そうだろうな。)

悪之知識『魔力感知を使用しますか?』

剛「YES。」

 

 すると今まで薄暗かった洞窟の中が、まるで昼間のようにはっきりと見える様になった。

 周囲の状況が事細く知る事ができた。

 スライムが、はしゃいでいた。

 

スライム「お?おお!!見える!見えるぞ!」

剛(あれ?さっきまで、スライムの声は聞こえなかったが………。)

悪之知識『解。意思の込められた言葉は、魔力感知の影響で理解できる言葉に変換されます。』

剛(自動変換機能か。便利だな。)

 

 さて、魔力感知を習得出来たのは良いけど、あのドラゴン、どうすれば良いんだよ。

 

???『どうだ?出来たようだな。』

スライム「はい!できました。有難うございま…………っ!!」

 

 スライムの言葉が、途中で止まる。

 まあ、いきなり竜が居たら、驚くわな。

 

ヴェルドラ『では改めて自己紹介をしよう。我は暴風竜ヴェルドラ。この世に4体のみ存在する『竜種』の一体である。クァーーーーハハハハ!!』

剛(ヴェルドラって名前なんだ。)

 

 そうして、俺とスライムは、ヴェルドラという竜と話をする事になった。




今回はここまでです。
なんか、ドライブの小説を書きたくなり、書きました。
ただ、ドライブではなく、ゴルドドライブに変身しますが。
ロイミュードを生み出すので、ロイミュードの作った蛮野が変身するゴルドドライブの方が良いかなと思い、やりました。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
目次から行けます。
ちなみに、オリ主の性格はまともです。
無論、チェイス達も出します。
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