原作:勝利の女神:NIKKE
タグ:勝利の女神:NIKKE NIKKE メガニケ ニケ プリバティ オーバーロード装備 一発ネタ ギャグ アドミ ユルハ ネタ リター ラピ アニス ネオン モダニア vマターバイザー 臭い
指揮官「オーバーロード装備って外せないらしいで」
プリバティ「えっ、ちょっと」
プリバティ「あっ、ありがとうございます」
指揮官「オーバーロード装備って外せないらしいな」
プリバティ「えっ」
3月3日シュミレーター迎撃戦セクション。ブラックスミスを撃破したニケは報酬にモジュールハイブースト。それに各種装備を得た。
指揮官はそれを装備強化セクションに置いてある装置にセットする。強化したい装備をコピー機のような機械に設置し、素材となる装備とモジュールをシュレッダーのような機械に投入する。そして暗証番号を押し、強化する。以前にインクにこれはどういう仕組みなのか聞いてみたが「アークの科学力は最高だ」としか応えてくれなかった。彼女もわかっていないのだろうと思い、マクスウェルやマイティツールズの二人にも聞いてみたが同じような答えが返ってきた。きっとそういうことなのだと指揮官は察した。
自販機でコーヒーを飲みながら待つこと五分。装備の強化が完了した。
T9装備をコツコツ強化して完成したvマターバイザー。火力型ニケ、その中でもエリシオンのニケに装備させるのが良いらしい。
指揮官は端末で外のカフェで待っていたニケ達を呼び、入ってきたニケのうちの一機にその装備を渡した。
「わっ、私でいいんですか」
装備を渡されたニケ、プリバティは困惑する。指揮官は頷き装備を被るよう即す。
プリバティはラピの方を見る。
「構わないわ。元々あなたが使っていたものだし、何より指揮官がそうおっしゃっているのだもの」
ライバルの言葉にプリバティは装備を付ける。装着したとたん、vマターバイザーは変形し、彼女にジャストフィットするサイズになった。
「おめでとう」
「おめでと~」
「火力おめでとうございます!」
「おめでとうございます」
カウンターズの面々は彼女に祝いの言葉をかける。
「あっ、ありがとう・・・・・・」
こうして彼女は補完された・・・・・・それで終ればいいのだが、このお話はもう少し続く。
「オーバーロード装備って、一度装備したら他のニケは装備できないらしいぞ。外せないのかな」
指揮官の言葉にそんなまさかと装備を外そうとするプリバティだったが、外れない。指揮官は解散を言い渡し、指揮官とカウンターズの面々は車に乗り前哨基地へ帰っていった。一緒に戦っても彼女はトライアングル部隊の一員で、トライアングルとしての業務があるのだ。
・・・・・・なおトライアングルの業務はほとんどユルハが行っている。
シャワーを浴びるために服を脱ごうにも、インナーが引っかかって脱げない。仕方なくレスラーのように引きちぎって浴びることにした。バイザーを洗い、髪の毛の根本を洗おうにも隙間がほぼない。シャンプーの液はわずかな隙間から流し込めたが洗えない。これでは余計に臭くなってしまう。どうするかしばらく考えた彼女ははしたないことを承知で全裸のまま部屋に戻り、銃のクリーニングロッドを回収してブラシを引き抜き、ニケ特有の腕力でロッドを細長くし頭を洗うことに成功した。
シャワーから上がり、髪を乾かしていたプリバティだが、濡れたまま部屋に戻ったため、床が濡れたままなことをすっかり忘れていた。帰宅したアドミが濡れた床で滑って転倒し、床が凹んだ。激怒したアドミに下着姿のまま説教された。外からは猫が威嚇する声が聞こえる。
アドミからの説教が終わり、寝巻代わりのブラウスを着て寝ようとしたのだがなかなか寝付けない。枕が変わると寝られないという人がいるだろうが、彼女の場合枕代わりのバイザーだ。このバイザー、体力や攻撃力は上がるが、寝心地までは上がらないらしい。命中率増加の効果が出ているのだろう、やたら壁の脆くなっている部分に命中する。攻撃力が増加して命中率まで上がったプリバティの頭突きで壁が壊れた。壁が壊れ隣室のユルハと目が合う。彼女はとてもいい笑顔だった。ユルハに殴られ彼女は床で眠ることになった。
翌朝。身だしなみを整え、中央政府軍庁舎の食堂で朝食をとる。数名の兵士に何故バイザーを付けたままなのか聞かれたが、訓練だと言って誤魔化した。プリバティの近くにいる兵士は普段彼女のことを姫様扱いしている。よって疑問を持つことなく受け入れてくれた。
プリバティの行う業務。それはユルハのサポートではなく、兵士たちと一緒にランニングし汗を流し、射撃訓練場で彼らの射撃訓練を監督し、成績の悪い兵士に対して怒鳴ることだ。
「なんですかそのへっぴり腰の射撃は。バーニンガム副指令のファ●クの方が気合入ってますよ」
ちなみに彼女は意味を理解せず、映画で見た台詞をアレンジしているだけである。兵士たちは美少女に怒鳴られ興奮し、今日も訓練に励むのだ。
カウンターズと合同で廃墟都市のラプチャー殲滅任務にあたることになった彼女。屋内に踏み込みラプチャーの殲滅に当たったのだが、床が脆く、彼女は地下に落ちてしまった。落ちた先には一体のラプチャーがいた。慌てて銃を向けるプリバティ。
「クサッ、コノヘヤニオウヨ!」
ラプチャーは謎の台詞を残し逃げて行った。その後彼女はカウンターズと合流し、アークへ帰還した。
ヘルメットを着けたままの生活も数日が過ぎた。いつもの仕事をこなし、今日は休日。ロイヤルロードでショッピングしようと思い外出しようとしたが、アドミに止められた。
「プリバティ、今日は家でおとなしくしておいた方がいいですよ」
アドミにそう言われるのも無視してロイヤルロードに出かけた。折角の休日なのだから、ショッピングくらいさせてほしい。そう思いロイヤルロードに来たが、周囲がやたらこちらを見てくる。バイザーが目立つのだろうと思いきや・・・・・・鼻を抑えている。彼女はメッセージをアドミに飛ばしてみた。
「今の私は臭いですか」
数分後、アドミから返信が来た。彼女の想定通りの内容だった。
慌てて宿舎に戻り、頭を洗う。それでも臭いが取れた気がしない。アドミに兵士たちは平気だったのになぜと聞いてみると、「あの人たちは、その、紳士ですから」となんとも言えない答えが返ってくる。彼らに我慢を強いていたのだと思うとショックを受けた。
彼女はニケ特有の馬鹿力で装備を取ろうとするもびくともしない。アドミに押さえつけられ、指揮官と一緒にマイティツールズで見てもらおうということになった。指揮官は休日だというのに快く応じてくれた。
マイティツールズの工房に着いた一同。早速リターに見てもらう。
「外せるぞ。ほれ」
リターが後部を押すと、うんともすんとも言わなかったバイザーは普通に外れた。プリバティはリターに、オーバーロード装備について疑問を口にした。リターによると一度サイズ調整がされたら他のニケにはサイズが合わなくて装備ができないだけで装備そのものは外せるとのこと。
「じゃなきゃ生活はどうするのじゃ。そうじゃの青二才。って青二才しっかりするのじゃ」
・・・・・・プリバティの臭いで指揮官は気絶した。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
プリバティ:今回の主人公。ゲームで初登場したときこの子ギャグキャラやと直感した
指揮官:ゲーム本編と同様に知識に抜けがある
vマターバイザー:エリシオン用火力型ニケ用頭部装備。作者的にはピルグリムの火力装備が欲しかった
カウンターズ(マリアン含む):素直に祝った
アドミ:苦労人
ユルハ:苦労人
リター:相談に乗った人。リターが臭いに堪えられたのはニケ特有のタフさとレベル200オーバーだから