英字達を襲った者は自身を"仮面ライダーソーサラー“と名乗り、その目的はなんと"愛子の抹殺”。
「愛子を殺すだと。ふざけるな!そんなことさせると思っているのか!」
しかしそんな事を愛子を愛するデビットが率いる騎士達が許すはずがなかった。デビット達は魔法を発動させようと詠唱を始める。
「っ!まて!」
英字は、咄嗟にデビット達に詠唱を止めさせようとしたが、
「やれやれ、いつ私が『一人』で豊穣の女神を始末しに来たと言ったんですか」パチっ
キャゴーーー
ソーサラーが指を鳴らすと次の瞬間辺りに大きな鳴き声がこだました。
「な、何によこの鳴き声⁉︎」
優花達が突如鳴り響いた鳴き声に驚いていると、空から黒い竜が、こちらに向かって降下してきた。そしてその背には、黒い竜の様な鎧と仮面を身につけた者が乗っていた。
ドォーン
『ぐぁーーーーー‼︎」
すると次の瞬間デビット達は、黒い竜が体当たりをしてきた事で吹き飛ばされてしまった。
そして黒い竜の背にいた鎧の戦士は、その背から地上に降りてソーサラーと話し始めた。
「呼ぶタイミングが遅かったんじゃないのか、ソーサラー」
「いえいえ、これくらいがベストなタイミングなんですよ『リュウガ』」
「ふんっ、しかし何故七葉英字がここにいる」
「それは、私にも分かりませんよ」
リュウガと呼ばれた仮面ライダーは、そのまま英字達の方に向き、話し始めた。
「初めましてだな。俺はリュウガ、『仮面ライダーリュウガ』だ。ソーサラーが話したと思うが、そこに居る豊穣の女神を始末しに来た」
ソーサラーと同じ様に愛子を始末しに来たと言うリュウガ。そこで英字が彼らに話しかける。
「ソーサラーに、リュウガ、お前達はかつて、『仮面ライダーウィザード』と『仮面ライダー龍騎』に倒されたはずだが……まさか」
「その通り、私達は蘇ったのですよ。『マスター』のおかげでね」
「マスターと言う事は」
ソーサラーは、自分たちを蘇らせた者をマスターと行っていたが、英字は、直ぐに見当がついた。
「まさか、この世界に『奴』がいるとはな……だが先生を殺そうと言うのなら無理な話だ。私がそんな事はさせないからな」
英字がそう言うとユエやシア、そしてティオも戦闘準備に入った。
「勿論分かっていますよ。ですので……貴方はここで退場してもらいます」
「なに?」
ステージ・セレクト
「!」
ソーサラーがそう言った次の瞬間、軽快な声と共に、英字は、消えてしまった。
「英字様‼︎」
「英字さん‼︎」
ユエとシアは、急に英字が消えたことで焦り出したが、ソーサラーが二人を落ち着かせるため…或いは煽り立てるため、説明を始めた。
「ご安心ください。彼は私達では絶対に勝てないので、別の空間に閉じ込めさせていただきました。まぁ、彼なら直ぐに出られるでしょうけど、それでも時間は稼げます。その間に、豊穣の女神を始末すると致しましょう」
ソーサラーはそう言うと、腰から指輪を取り出し腰に巻き付けてあるソーサラーのベルトに、翳す。
コネクト・ナーウ
その音声と共に空中に魔法陣が展開されると、その魔法陣から鉱石が集まった様な魔物、『グール』が召喚された。
「やれ」
ソーサラーがそう言うと、グール達が一斉に襲いかかってくる。
だが……
「〝雷龍〟」
即座に立ち込めた天の暗雲から激しくスパークする雷の龍が落雷の咆哮を上げながら出現し、前線を右から左へと蹂躙する。大口を開けた黄金色の龍に、自ら飛び込むように滅却されていくグールの群れ。
「英字様は、帰ってくる」
「なら私たちのやる事は一つです」
ユエとシアは、再び気合を入れ直し、叫ぶ。
「「愛子/先生さん達を守り抜く」」
それを見たソーサラーは、くすりと笑いながら言葉を発する。
「いいでしょう。貴女達の相手は私たち『三人』です」
シアは、ソーサラーが言った言葉に首を傾げる。
「三人?どう見ても二人だけ…!ユエさん危ない!」
「⁉︎」
次の瞬間、シアがユエを突き飛ばすと、その下から銀色の蜥蜴の様な魔物が襲いかかって来た。
「グラァ」
「っ!」
シアは、何とかドリュッケンでその攻撃を防ぐことができたが、ユエと分断されてしまった。
「シア!」
「他人の心配をしてる場合ですか?」
「っぐ!」
ユエは心配して視線をシアの方に向けたのだが、その隙をソーサラーは見逃さず、ユエに近づくと思いっきり腹を蹴り上げた。
「さぁ、貴女の相手は私ですよ。お姫様」
「ッチ」
いきなり不意打ちをされたからか、かなりイラついているのだが、そんなことで勝てる相手ではないと直ぐに分かったので、冷静さを取り戻す。
「さぁ、始めましょうか」
そして、ユエとソーサラーの戦いが始まる。
ユエがソーサラーと戦い始めた頃シアも敵と戦のいを始めようとしていた。
「なんなんですか貴方は、私は貴方に構ってる暇はないんです。邪魔をするなら容赦しませんよ」
シアが最後の計画を銀色の蜥蜴の様な魔物にする。
「ふっ、兎風情が、立派に吠えるじゃないか。まぁ一応、自己紹介してやる。俺はシグマ、『仮面ライダーアマゾンΣ』だ」
「シグマだかなんだか知りませんが、敵ということでいいんですね。後、私は兎風情じゃないです。ちゃんとシアと言う名前があります」
「畜生の名前などいちいち覚えていられるか」
「っ!」
畜生という言葉に若干イラッと来たがシアは、そのまま続ける。
「まぁいいです。だったらこのまま倒すだけです!」
「やってみろ兎風情が、楯突いたこと、後悔させてやるよ」
そして、シアとアマゾンΣの戦いが始まった。
ユエとソーサラー、シアとアマゾンΣの戦いが始まった頃、優花達の側には、リュウガがいた。
「全く、アイツらは任務よりも遊びを優先したか。まぁ別に構わないが」
そう言うとリュウガは、優花達に剣を向ける。
「俺が豊穣の女神を片付けるとしよう」
優花達は愛子を守るためにそれぞれの武器を取るが、リュウガから放たれる威圧感に押されていた。
そして、リュウガが手に持っていた剣を優花達に振り上げた。が、次の瞬間、紫色の炎がリュウガに襲いかかった。
「!」
リュウガがそれを避けて後ろに下がると、そこには、ティオがいた。
「主の相手は妾がしよう。ご主人様の先生とご学友に手は出させん」
そう言うとティオは戦闘態勢を整える。
「はぁ、いいだろう、軽く揉んでやる」
そして、ティオとリュウガの戦いが始まった。
そして、ユエ達がソーサラー達と戦い始めた頃、英字は別の空間に閉じ込められていた。
「さて、どうするか」
今、英字が閉じ込められている結界はかなりのもので、英字ですら、解くのに時間がかかる。
「奴らは強敵だ。ユエ達では危ないかもしれないし、早く出なければ」
そして英字は、脱出の作業を始めようとしたその時だった。
マイティ・クリティカル・ストライク‼︎
「!」
次の瞬間軽快な音声と共に上から何かが自分に向かって飛び蹴りを放って来たので、英字はそれを避けた。英字が立ち込める土煙の中を見ると、そこには、紫のラインが入っている黒い鎧を纏う仮面ライダー。『仮面ライダーゲンム』がそこにはいた。
「大人しくしていろ、七葉英字」
「ゲンム、か。やはり奴が絡んでいるといつも面倒な者と戦うことになるな」
英字は、面倒臭そうにすると、グリードドライバーとグリードバイスタンプを取り出し、仮面ライダーに変身する。
グリード
『変身』
スクランブル
仮面ライダーグリード‼︎
Lump of desire
英字が仮面ライダーグリードに変身すると、ゲンムも『ガシャコンブレイカー』を装備する。
そして、グリードとゲンムの戦いが始まる。
やっぱりオリジナルのお話を作ると、どうしても短くて、訳のわからない内容になってしまう。
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