え、なぜかって、そんなの.....そこまで長くオリジナルの展開とバトルを書く技量は僕にはないからです!
ユエside
ユエとソーサラーの戦いは、ソーサラーの優勢となっていた。
「っく!」
「やれやれ、この程度ですか。つまらないですねぇ」
「……調子に乗らないで」
「いえいえ、これは調子に乗っているのではなく、余裕というのですよ」
ユエが魔法で攻撃をすれば、ソーサラーも魔法で攻撃をする。二人とも魔法が主戦力なので、当然と言えば当然である。だが、ユエとソーサラーでは、決定的に違うものがあった。
それは……近接戦闘の精度の高さ、である。
「ふん!」ズシャッ!
「ガハッ!」
ソーサラーは、その手に持つ長大な斧『ディースハルバード』で、ユエを斬りつけた。ユエはかなりのダメージを負ったが自慢の再生能力で傷は直ぐに塞がった。
「貴女は、魔法に関しては天才と言っていいでしょう。ですが、それ以外が得意ではない様ですね。私と貴女の違いは魔法を使わない戦いでは、私の方が有利と言うことです」
態々説明するあたり、ソーサラーは、ユエを舐め切っているのだろう。確かに、単純な戦闘力ならソーサラーの方が上だろう。だが、それはこちらも同じ、単純な魔法勝負だけならこちらが有利だ。
それに、こちらを舐め切っているのなら、その隙をつけば勝機はある。
「さぁ、もっと楽しみましょう」
ソーサラーは、そう言うと右手に紫色の指輪をつけると、それを腰にあるソーサラーのベルトに当て、魔法を発動する。
エクスプロージョン・ナーウ
ソーサラーは、先程ユエ達を襲った攻撃魔法を再び発動した。
ユエも直ぐさま後ろに飛び退くが、ソーサラーは、直ぐに距離を詰めディースハルバードを振りかざす。
「さぁ、これで終わりです!」
「……終わるのはお前」
「?何を言って!」
ソーサラーがトドメを刺そうとした次の瞬間、ソーサラーの頭上に直径六、七メートルはありそうな青白い炎の球体が出来上がる。
「〝蒼天〟」
ユエがそう唱えると、青白い炎の球体はソーサラーに向かって落ちてゆく。
「ッチ!」
バリア・ナーウ
「ぐっ、ぐぁぁぁぁぁぁ!」
ソーサラーも魔法で障壁を作り防ごうとするが、防ぎきれずに直撃してしまう。
「はぁ、はぁ」
「どうしたの?そんなところに倒れて」
先程の仕返しとばかりに今度はユエがソーサラーに煽り返す。
「ふふふっ、面白い…ですが、私たちの、本来の目的、は、貴女達、ではなく、豊穣の、女神なので、ね。……殺、れ」
キラキラキラキラ
「!」
ソーサラーは、そう言うと『光の粒』となって消えてしまった。
ユエは少し驚いていたが、それよりも、ソーサラーの最後の言葉に疑問を抱いていた。
「殺れって、どう言う」
だが、今は考えても仕方がないと、愛子達の元へと急ぐのだった。
シアside
ユエとソーサラーの戦いが終わりを迎えていた頃、シアとアマゾンΣの戦いも激闘を極めていた。
ドガッ!バギッ!
「ぐらっ!どらっ!」
「ッ!舐めんな、です!」
「!おっと」
アマゾンΣは、シアに何度も殴る蹴るなどの攻撃を仕掛けるが、シアはドリュッケンをアマゾンΣに向かってフルスイングすることによって、アマゾンΣの猛攻を止めることに成功した。
「ふっ、やるじゃないか、畜生の分際で」
「…一応言っておきますが、そんな言葉では私の動揺を誘うのは無理ですよ」
「あ?」
「確かに貴方達から見たら、私は気持ち悪いのかもしれません。でも、英字さんが、大切な人が認めてくれる限り、そんな言葉では、もう傷付きません!」
それは、シアの覚悟。どれだけ周りに化け物と言われようと、気持ち悪いと言われようと、英字が見捨てないでいてくれる限りは、もう折れないと言う覚悟だ。
「っは!くっだらないんだ、よっ!」
アマゾンΣは、そう言うとシアに急接近し、脚で思いっきり蹴り上げるが、シアもそれをドリュッケンで防御する。
「っく!」
「…最初に言っておくぞ、お前は、次の手で『詰む』」
そう言うとアマゾンΣは、そのまま攻撃したのとは別と手で腰にある『アマゾンズドライバー』についている、グリップを捻り必殺技を発動させる。
バイオレンス・ストライク
アマゾンΣは、そのままシアのこめかみに向かって右回し蹴りを叩き込んだ……はずだった。
「あまいです」
「あ?負け惜し…っ!」
突然、あまいといったシア。アマゾンΣは、何のことだか分からないでいたが、それがシアの罠であることに直ぐ気づいた。
シアは、アマゾンΣが、自分相手に手を抜いている事は、戦っていてわかっていた。それに相手は、シアのことを『兎風情』『畜生』と、馬鹿にしていた。だからこそ、その隙をつこうと思ったのだ。
アマゾンΣは、基本的に武器などを使わない殴る蹴るなどの完全なる肉弾戦特化の戦い方をする。対してシアはドリュッケンを振り回して、相手に叩きつける戦い方。武器持っていない分、機動力という点ではアマゾンΣのほうが上だ。その証拠に先程までこちらからの攻撃は、全て避けられていた。
だが、こういう輩は、意表を突かれるのにめっぽう弱い。
シアは未来視で、アマゾンΣが次にどんな手に出るかを知っていた。それが『後隙の大きい』回し蹴りであることも。
そしてアマゾンΣが右回し蹴りを放った瞬間、ドリュッケンに流していた魔力を切ることで、ドリュッケンは、元の小さな筒の様なものになってしまった。先程までそれを掴んでいたアマゾンΣは、そのままバランスを崩してしまった。
それをシアが見逃すはずもなく、ドリュッケンに再び魔力を流し込みハンマーにするとそのまま倒れ掛かっているアマゾンΣに向かって、思いっきり振り上げた。
「でぇぇりゃぁぁぁぁ‼︎」
「ぐっ!」
ドガァァァァァ‼︎
「ごはっ‼︎」
アマゾンΣも急いで防御の体制に入るが、そんな物で防げるはずもなくそのまま押しつぶされてしまった。
「まっ、まさか、この、俺が、兎畜生に、負けるとは、な。つっ、次の手で、詰んで、いたのは、俺の、方……」
キラキラキラキラ
アマゾンΣは、最後にそういうと、『光の粒』の様になって消えてしまった。
「ふぅ、やっと終わりましたぁ。早くユエさんのところに行かないと」
そう言うとシアはその場を後にした。
ティオside
ティオとリュウガの戦いは、ユエとシアの二人よりもきついだろう。何故なら、直ぐ側に愛子達がいるのだから。
「ふんっ!」
「はぁ!」
ティオは、直ぐ近くにいる愛子達から離れるわけには行かない。だが、それは逆に愛子達の直ぐ近くでリュウガと戦わなければならないと言うことだ。だからこそ、愛子達に攻撃が当たらない様に慎重に戦闘を行う必要がある。
「……強いな。貴様、名は」
「……ティオ。ティオ・クラルス」
「ティオ・クラルス、か。後で貴様の墓に刻んでおこう」
「それはお断りじゃのう」
だが、ティオが不利なのは誰の目から見ても明白だ。
愛子達を守りながら戦っているので、彼女達に影響が出ない様に範囲の大きい技は使うわけにはいかない。だからと言って、今残っている魔力では、竜化することもできない。
だが、リュウガには、そんな事は関係ない。何故なら彼の目的は愛子の抹殺。ティオごと愛子を殺すこともできるのだ。
「諦めろ。お前では私には勝てない。大人しくしていれば痛みなく殺してやる」
リュウガは、そう言いながら『ドラグセイバー』で、斬りつけてくるが、ティオも負けじと炎で攻撃をする。
「……惜しいのぉ」
「何?」
「お主ほどの者なら、もっと強くなれると言うのに。何故『マスター』と言う者の言うことを大人しく聞いておるのじゃ?」
ティオがリュウガに質問をする。これは作戦などではなく、単純に気になったのだ。
リュウガの実力は本物。竜化したティオでも勝てるかどうかと言うものだ。そんなリュウガがマスターと言い使えている者の存在が気になるのは当然のことだった。
「そんな事は貴様には関係ない」
「ふむ。流石に教えてはもらえぬか」
「もういいか?そろそろ決着をつけようじゃないか」
「まぁ、そうじゃのぉ。そろそろ決着をつけるとするかの」
そしてリュウガは腰にある『カードデッキ』から『アドベントカード』を取り出すと、左腕にあるガントレット型の召喚機である『ブラックドラグバイザー』に挿入する。
ファイナルベント
次の瞬間リュウガは空高く舞い上がる自身の契約モンスター『ドラグブラッカー』に合わせて浮遊し、ドラグブラッカーの放つ黒い炎を纏いながら凄まじい勢いの飛び蹴りを繰り出す。
しかしティオも負けじと自身の切り札を使う。
ティオは両手を突き出す。その突き出された両手の先からは周囲の空気すら焦がしながら黒い極光が放たれる。あの竜化状態で放たれたブレスだ。どうやら人間形態でも放てるらしい。
そして、リュウガの必殺技である『ドラゴンライダーキック』と正面からぶつかる。
そして直ぐにティオは詠唱し集中力を高める。
「吹き荒べ頂きの風 燃え盛れ紅蓮の奔流 〝嵐焔風塵〟」
そうして解き放たれた魔法は火炎の竜巻だ。その規模は地球における竜巻の等級で表すならF4クラス。直径数十メートルの渦巻く炎がリュウガを包み込む。
「くっ、ぐぁぁぁぁぁ」
最初は耐えていたリュウガだったが、流石にずっとは耐えられず。そのまま倒されてしまった。
自分で書いてて思いましたが、やっぱり駄文ですね。
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