~呉鎮守府所属新海上自衛隊第零護衛隊群物語~「全てを魔改造し、全ての運命を変えろ!」(艦これいつ海二次創作) 作:提督兼指揮官兼トレーナー
というわけで、タイトルにもあるように航空攻撃です。
言うことは後書きに書くので前では端折ります。
時間帯は、第零護衛隊群の面々がスリガオ海峡突入より少し手前
呉鎮守府から少し離れたところにコンクリート製の妖精向けの3000メートル級の滑走路、それも現代的なものが新たに敷かれていた。
そして、ここに新たに航空部隊が置かれる。
新航空自衛隊
第1航空団
第991飛行隊 噴式艦上戦闘機「雷華」×16機
第992飛行隊 噴式艦上戦闘機「雷華」×16機
第11航空団
第1000飛行隊 空中弾薬庫艦AAS-1×4機
第1001飛行隊 電子戦機 E/A-1×2機
第21航空団
第2000飛行隊 早期警戒管制機E/P-1×4機並びに空中作戦指揮機SC-1×1機
第2001飛行隊 空中給油機 K/C-1×8機
新海上自衛隊
第9000飛行隊 P-1B×16機
また、現在訓練中のMig-29が8機ほど居る。
今回は、新航空自衛隊、新海上自衛隊の航空部隊のフル出撃であり、新航空自衛隊の防空部隊と、訓練中のミグが防空を担当する。
「艦娘達は今この瞬間も戦い続けている!、速やかに出撃せよ!」
多元の言葉の後、作戦参加機64機が順番に、速やかに離陸し、レイテ湾へと向かった。
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「第零護衛隊群、作戦を第2段階に移行します。航空部隊による対艦攻撃に備え、周辺の艦娘と深海棲艦との識別を急いでください。」
「了解!、あっ……、敵に変化あり!」
その様子はその場にいた全ての艦娘が見ていた。
海峡夜棲姫が、周辺の深海棲艦を吸収……
いや、
「食ってる………」
誰かの漏らした言葉が全てだった。
大和や、扶桑、山城、さらに水雷戦隊などの攻撃によってダメージを受け続けていたはずの海峡夜棲姫が突如として、周辺の深海棲艦を喰らったことで成長し、海峡夜棲姫・ 壊へと進化した。
「全艦対艦誘導弾発射用意!」
「用意良し!」
「攻撃始め!」
だが、姿形は変わってもやることは変わらない。
第零護衛隊群の役目は、スリガオ海峡に展開する全ての艦娘の援護と救援。
残った深海棲艦と、海峡夜棲姫に向けて、対艦ミサイルをロックオン、一斉発射する。
「航空部隊、発艦!」
鳳翔も全艦載機を発艦させ、対艦攻撃を行う。
「主砲、撃ち方始め!」
155mm、127mmがさらに海峡夜棲姫に向けられ砲撃を行う。
「海峡夜棲姫、発砲!、時雨を狙ってる!」
「ぴゃあ!、迎撃!」
レーダー妖精からの報告で、酒匂のVLSが開き、中からSM-6が飛び出し、迎撃する。
「砲弾を……、ロケットで落とすなんて……」
「あれが呉鎮守府で準備していた部隊なのね」
その場で戦闘参加していた第零護衛隊群以外の艦娘達が彼女たちの戦いを戦いながら見ていた。
このままなら勝てる
だが、海峡夜棲姫はしぶとい。
「オノレ、イマイマシイ艦娘共め!!」
対艦ミサイルの一斉射撃、大和含めた戦艦による砲撃を受けてもなおも沈まない海峡夜棲姫。
「時雨、私を援護しなさい!」
「山城……、わかった」
その様子を見た山城が、時雨とともに動く。
「時雨、2人だけの陣形を組みましょう」
「えっ?、ないよそんなの……」
「いいから」
「山城さん、時雨さん、援護します」
鳳翔が艦載機で2人を援護する。
<<機関砲掃射!>>
魚雷を機関砲で破壊し、進路をこじ開ける。
「当たれ!」
時雨が残った魚雷を叩き込み、海峡夜棲姫にダメージを与える。
「時雨!」
「山城!!」
山城が時雨の手を足場に飛び上がり、海峡夜棲姫の上に回り込む。
「撃てぇ!」
命中する直前、海峡夜棲姫が自らに残された数少ない艤装で、防いだため、海峡夜棲姫撃沈には至らなかったものの、最早瀕死である。
「扶桑さん!、落下地点が近くです。山城さんを受け止めてください!」
「わかったわ」
扶桑が落下地点に移動し、山城を受け止める。
「姉……様……」
「山城、大丈夫?」
「はい………、姉様は?」
「何とかね、第零護衛隊群と………、あの子たちのおかげでね」
山城を受け止めた扶桑の周りには、第3部隊の艦娘達が集まっていた。
「みんな………、ありがとう」
その時、山城はハッとしたように周りを見渡すと
「時雨は?」
第3部隊の面々の中に居ない時雨。
「時雨ならここに」
響がそう言うと、肩を組んでいた時雨の方を見る
「山城が扶桑に受け止められるまで、ずっとそばを離れなかったんだ、ちょっと被弾は多かったけど大丈夫だよ」
そう言うと、時雨は目を開けて、山城の方を見る
「山城………」
「時雨、良くやったわ」
「山城は……、大丈夫なの?」
「あんたねぇ……、自分のことは棚に上げて……、無事よ、あんたこそ大丈夫なの?」
「大丈夫だよ」
「ホントでしょうね?」
「ホントだって!」
少々無理をしてもムキになって反論する時雨を見て無事を確信したのか、山城は表情を和らげる。
「まぁ、よく頑張ったわ。後は他のみんなに任せましょうね」
「うん」
ここで、海峡夜棲姫との戦いで被弾の多い艦娘達を撤収させて、後の戦いに影響が出ないように第零護衛隊群が誘導する。
「鳳翔さん、海峡夜棲姫はどうしますか?」
大和が鳳翔に近づき、対応を尋ねる。
「このまま残存艦艇で攻撃するにしても弾薬が不足しているため、困難です。私の46センチ砲も弾薬が心もとないですし………」
「ええ、確かに私たちだけではこのまま海峡夜棲姫を倒すことは困難です。先程の山城さんの一撃は効果的でしたが、あと少しのところで防がれてしまいましたし………」
と、その時、海峡夜棲姫から艦載機が発艦。
「大和さん、こちらで対応します」
<<お艦、任せてくれや!>>
対艦ミサイルを撃ち終えた鳳翔航空隊が、やってくる戦闘機をたたき落とす。
「全機撃墜……、しかし依然として海峡夜棲姫はその力を未だ残しています」
「大丈夫です。相手は最早死に体です」
「でも弾薬が………」
そう大和が言った時、鳳翔に無線が入る。
「特殊暗号<大垣夜行は名古屋を通過>を受信しました!」
それを聞いた鳳翔は次の行動に移る。
「鳳翔より作戦参加中の全艦娘へ!、深海棲艦との距離を直ちに取ってください!、第零護衛隊群所属艦娘は今一度データリンクの確認を!」
「了解!」
それを聞いた第零護衛隊群所属艦娘が一斉に艦娘達を退避させる。
「大和さんも早く!、新航空自衛隊と新海上自衛隊の航空部隊による航空攻撃が始まります!」
「こ、航空攻撃ですか!?、どこから飛ばしてきたんですか?」
「本土からですよ」
「本土から!?」
「ええ、私たちの提督は少々特殊ですから」
そう言ってニコリと笑う鳳翔。
<<鳳翔さん!、艦娘の退避完了しました!>>
<<お艦!、残った艦娘は居ないぜ、深海棲艦の奴ら何をしたいのか理解出来ずに立ち止まっていやがるな>>
「わかりました。通信妖精は特殊暗号の送信を行ってください」
「了解!、特殊暗号<客車は側線に移り、大垣夜行の大垣駅進入良し>を送信!」
その通信を受けて、航空部隊が動き出す………!
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新航空自衛隊第21航空団所属、P-1対潜哨戒機改造型空中指揮管制機SC-1
「鳳翔より特殊暗号入電!<客車は側線に移り、大垣夜行の大垣駅進入良し>です!」
「了解した。早期警戒管制機、レーダーによる深海棲艦の艦艇捕捉はどうだ?」
<<終わっているが……、それにしてもおびただしい数だな>>
「そうか……、水上艦5隻だけであの数の深海棲艦と周りの艦娘の援護はキツイよな、新航空自衛隊並びに新海上自衛隊航空部隊、動きます。全機作戦開始!」
指示を受けた各機体が動く。
「12式改型空対艦誘導弾、発射!」
ステルス性なんか気にすることなく、雷華の翼下パイロンから12式を改良した長射程空対艦ミサイルが放たれる。
その数1機辺り4発、切り離された後、ジェットエンジンに点火して翼を広げて飛翔する。
「空対艦誘導弾、発射!」
P-1や、その改良型、電子戦機型も今回は12式改型空対艦ミサイルを積んでの攻撃に参加する。
対艦ミサイルの飽和攻撃だ。
「攻撃完了、雷華と早期警戒管制機、電子戦機を除いて帰投せよ」
全弾発射した後、空中弾薬庫艦と、支援任務を行う1機を除いた電子戦機は離脱。雷華は接近してウェポンベイの中にまだ残した対艦ミサイルを用意する。
「鳳翔に送信、<お客さんは出し終えた、寝ている人はどうされるか?>」
特殊暗号を送りつつ、雷華と支援機は敵艦隊に接近していった……
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「弾着、今!」
鳳翔航空隊の観測担当が、放たれた対艦ミサイルの弾着を観測する
夜間の視認は絶望的なまでな低く、レーダーによる探知も難しい12式改型空対艦ミサイル。
現時点の新自衛隊の航空戦力の大半を結集して放たれたその槍は、スリガオ海峡に居座る深海棲艦共を次々に屠っていく。
「ネ級、爆沈、駆逐艦全滅、戦艦は既に全滅、輸送船にも撃沈相次ぐ。海峡夜棲姫・壊は撃沈、追加攻撃の必要なし」
史実では、多くの軍艦が沈み、原作でも多くの艦娘が退役せざるを得なかったスリガオ海峡夜戦。
新自衛隊所属部隊は、絶望的状況を見事にひっくり返したのだ。
というわけで、圧倒的対艦ミサイル飽和攻撃でねじふせました(作風的にこれになることは多いんですよね………)
本作は現在放送中の艦これ2期を元に作っているんですが………
とりあえず、ネタバレとかもあるんで感想については何も言いません。
まぁ、ポジティブイメージが無かった時点でお察しというか……、まぁここで愚痴り続けても意味は無いですね。
本作は、いつ海をリスペクトしつつ、私の作風に合わせた解釈で今後も作っていく方針です。
なので、もしかしたら、原作の情報を元に、内容を少し膨らませるかもしれません。
いずれにせよ、続けてまいりますので、お付き合い頂けたらなぁ、と思っています。
感想、コメントお待ちしております。