「なんかやたら強いモブいたよね」って言われたいじゃん   作:わなびさびわなびのわなび

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クラス決め

クラス決めの次の日の事である。

「さて、諸君、席に着いたかね」

 

大聖堂に集められた俺たちをグルリと一望すると、

白いマントで全身を包み顔は仮面で隠している

如何にもお前敵だろと言いたくなる様な

"大司教"が壇上に立っていた。

 

「今年は、優秀な生徒が多くとても心強い結果となった」

 

今年のクラス分けは"大司教"クラスは10人、“司祭“クラスは50人

"シスター"クラス100人と、例年に比べて"大司教"多いと作中では言われている

 

とういか、50年に1人いれば奇跡と呼ばれる

ほぼ不死身の能力持ちが振り分けられる

大司教クラスが10人って

やっぱこの時代イかれてんなぁとしみじみと思う。

 

「さて、諸君の中には、クラス分けの際何故あのような過酷な試練を与えたか疑問に思う者もおるじゃろう」

 

クラスメイト達の目が待ってましたと言わんばかりに校長を睨む

特にシスタークラスに至っては殺気が溢れ出している。

そりゃそうだよね、だって君たち殺されかけたもんね。

 

「近頃では、司教の紹介さえあれば、誰でも入れると言われている我が校だが、

だからと言ってここが魔族や或いは魔術師を討伐するために作られた組織である事には変わらない」

 

魔獣、そして魔術師、

この世界における敵NPCなのだが、そりゃ強い強いのなんの

 

例えるなら、

こっちが機関車で、

あっちが暴走機関車なのである

 

法術側は基本的には、例外を除き

しっかりとした法術のルールが整っている

 

例えば、

法術の神に対する礼儀の言葉を口にする

基本的に、法術は自身の聖力を使わなければならない。

 

魔術側には、複雑なルールはない

ある徹底的な一つを除いて

誰でも代償を払えば使える

 

その為、魔術師たちは真っ先に人を襲う

 

人の命というのは、それはもう唯一無二と言ってもいいほどの価値がある

 

 

それを代償として差し出せば、量にもよるが

どんな魔術も使えるようになるのだ。

 

絶対呪殺戮術やら

変身魔術やら、

人愚物術やら

あっちは大した代償もなく使える。

 

勿論、人を襲う為、信仰が大好きな神様のためにこっちとも敵対する。

他にも色々な勢力から嫌われてる魔術師たちは、、、

 

「なぁ、お前」

 

隣の席の奴が話しかけてきた

 

「何?」

 

冷たく返すと、相手は「おぉ」と言いながら、何か嬉しそうに上空に指を刺す

 

「あれ、お前にも見えてるか?」

 

指の方向を見てみると、何かいる、不鮮明だがあれは、恐らく"魔獣"だ

 

(どういう事だ、原作にはそんなイベント無かったぞ)

 

体がゾクリと震え、瞼をぱちくりさせていると

 

「おっどうやら見えてるみたいだな、見ろよ、大司教クラスの奴らはもう戦闘できる状態にしてるみたいだぜ。」

と呑気な声で、隣はしゃべる。

 

「ふむ、これで入学式を終了ーーー」

 

大司教が終わりの挨拶が途切れ、大聖堂は爆発した。

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