キタローとハム子の戦争 作:ハーイヨールニャル
私は、全て人間の
意識と無意識の狭間に住まう者……
私は君で、君は私だ
「君も物好きだね。こんな所まで来るなんて」
「お客人に引っ越し祝いを届けに参ったのです」
望月綾時は不意に訪れた来客に驚いていた。妖艶な笑みを携えた来客の名はエリザベス。精神と物質の狭間にあるベルベットルームの住人である。何やら怪しげな荷物をドラ風呂敷に抱えたまま優雅に一礼した。
「引っ越し祝い?」
「ええ、それはもうびっくりするほど貴重で珍妙なものを持参して参ったのですが、私、不詳エリザベスは新居のあまりの荒廃っぷりに、しばし愕然としております。そこでお祝いに代わり細やかな提案をさせて頂くことを決めました」
「提案? まあ確かにひどい場所ではあるけど」
そう言って綾時は辺りを見渡す。そびえ立つような巨大な門に雲海にでもいるような一帯を覆う雲。星は見えれど空はなく、また大地もあらず、立っている場所さえ落ちようと思えば何処までも落ちていける。
精神世界であるが故に生身の肉体に意味はなく、自我の意識と魂の強さがすべてを決める。ここはそういう場所だった。
「そうです。それはこの封印の門一帯のリフォーム計画にございます。こちらがその計画書と費用を概算した見積もり書となっております」
「予め用意してあったみたいだけど」
視線を外した空きにガサゴソと物音を立てて突きつけられた書類の束。明らかに下ろした荷物から出されたであろう計画書に綾時は受け取ることを躊躇った。エリザベスは心外とでも言わんばかりにすまし顔である。
「いえいえ、あくまで突発的に、偶発的に思いついただけにございます」
「悪質なセールスを受けてる気分だけど、そんなことができるのかい?」
結局、無理やり押し付けられた書類をチラ見しながら綾時は問いかける。書類には建設予定、すべり台、ジャングルジム、噴水、etcと書かれている。
「お任せ下さい。私めが先ごろ設立したベルベル工務店『主の長い鼻』に不可能はありません。そもそもニュクスは封印により眠っており、問題となるのはそれに触れようとする人々の意思、エレボスの方であります。つまり、エレボスがやってくる方向さえ限定すればお客人がわざわざ封印の門に張り付く必要はなくなるのです」
「あの門は彼がイメージした外装であり、最奥の封印を含むすべてが彼の力だと思うけど? 後、自分の主の特徴を面白おかしく名付けるのはどうかと思うよ」
「おや? お気に召さないようですのでテナント名は後に一考させて頂くとしまして、本題へと戻りますが、それは正しいですが、力すべてを置いておく必要もまたございません。ある程度残してお客人は新たに建設予定の住居に移ればよろしいのです。
今のお客人は肉体を持たない言わば魂だけの状態です。自我の意識により自らの姿を定義する。肉体がない分疲労はございませんが、受けた痛みは魂へと直に反映される。このような環境下では、その魂すらいつか摩耗することでしょう」
「確かにね。彼はあくまで人だ。僕や君のような存在というわけではない」
エリザベスはもとより綾時もまた精神の怪物たるシャドウと呼ばれるものだ。自分たちには何の問題もないが、自身の半身のことを思えば、エリザベスの提案は呑むべきものだと思えた。
続いて荷物から出された怪しいパンフレットさえなければ。
「そこで本日の目玉となりますのがこちらの住居。エレボスがのこのことやって参った瞬間、ああーっ!!? と驚くような防犯ブザーが鳴り響き、即時の出動を可能とする最新の防犯体制を備えております」
「…………」
「更になんと、なんと、内装も飽きが来ぬよう趣向を凝らした逸品揃いであり、まずは定番、常に悪魔の悲鳴が絶えぬと噂の邪教の館風。続きまして蒙昧な信者に大人気、神々の宮殿カテドラル風。変わり種としてはいつも戦うみんなの味方、僕等の町のサトミタダシ薬局店風などを揃えており──」
「ますます胡散臭くなってきたね」
次々と押し付けられるパンフレットに最初は怪しんでいた綾時だが、やがてその目から光が消えていく。やたらと熱が入ったエリザベスはお構いなしに説明を続けた。
「──こちらは寡聞にして存じ上げませんが、ノアの方舟が如き叡智を乗せた揚陸艦なるもの風と……おおっと、そちらはいけません。そちらはかの高名な猫連れサマナーがけちょんけちょんに罵られて心をへし折られたという曰く付きの説教部屋風にございます。
と、中にはあまりお勧め出来ないものもありますが、様々なものより選択でき、その他各種オプションも豊富。値段も今なら非常にお安くなっております。まぁまぁ~なんと~お買い得~」
「わかったから……もうわかったから……」
投げやり気味な態度で綾時は延べ数十枚に及ぶパンフレットに視線を落とす。確かにオプションは豊富なようだ。何に使うのかわからないが、期間限定サービス、今なら庭に創世のカグツチ(原寸大模型)を無料でプレゼントと書かれていた。
「まあ、僕はいいけど……彼はどうかな。いつもの台詞を繰り返すだけだと思うけど?」
綾時が疲労混じりにそう言った時、エリザベスの端正な口元が僅かに吊り上がった。悪質なセールスマンが家に入り込んだ瞬間である。そのまま二人は巨大な門の上へと視線を向けた。
門の上部では一人の少年、有里湊が仰向けに足を組んで寝転がっていた。右目を隠すような青い髪に青い瞳。着慣れた月光学園のブレザーにお気に入りの音楽プレイヤー。耳にはイヤフォンが付いており話など聞こえていないとも思われたが、あくびを一つ噛み殺すとめんどくさそうに言い放った。
「どうでもいい……」
「ほらね」
綾時の予想通りの台詞であったが、それはエリザベスとて想定済みである。門番である綾時の攻略こそが最重要だった。
「湊様のどうでもいい、は、はい、いいえ、に留まらず多種多様な意味を含んでおりますので問題はございません。つまり、私がここで、どうでもいい……、そう返すことにより契約の成立を確認いたしました」
「やり口が完全に詐欺師のものなんだけど」
「これは心無いお言葉……しかしながら契約は契約。では、ご忠言に従いまして『主の長い鼻』改め『エリザベスの箱庭』略して『エリ箱』による職務に邁進するだけであります。あ、そーれ そーれ そーれ あ、そーれ そーれ そーれ」
「止めたほうがいいのかな、これ。なにか本音が漏れたような気もするし……と言うか、そこには荷物使わないんだね」
綾時はなぜか奇声を唱えて踊りだしたエリザベスを見つめた。とはいえ、言葉とは裏腹に止める気はなかった。エリザベスは変わってはいるが、本気で湊に危害を加えるようなことはしない。
不穏なことを口走りはしたが、それだけが本心だとも思えない。ただ契約料金として後で何を請求されるかは怖かった。
そうやって踊るエリザベスを暫く眺めていたのだが、不意にその動きが止まる、何か一点をじっと見つめているようだった。
「どうしたの?」
「いえ……これはまさか……」
エリザベスは視線を動かさず、やはり虚空にある一点を見つめていた。綾時がそこを見ても何もない。わけが分からず、周りを見渡せば、門にへばりついていた筈の湊がこちらへとやってきた。
「湊……?」
「呼んでる……?」
湊もまた困惑顔だった。エリザベスの隣へと歩いて虚空の一点へと手を伸ばす。次の瞬間──世界が切り替わった。肌を包んでいた空気の質が変わる。どんよりと一層重くなったように。
即座に警戒した湊は召喚器へと手を伸ばす。
ここは精神世界──意識と無意識の果てに在りしニュクス封印の門。確固たる意思により召喚器もまた具現化される。
それが湊が持つ力にしてニュクス封印の要。
しかしだ、その湊を持ってしても綾時へと突如近づき溶け込んだ黒い影を捉えることはできなかった。
「……ッ!!?」
「綾時……っ!!?」
わからなかった。いつ現れたのかも、それが何だったのかも。冷や汗がでる。綾時へとすぐに近寄りたかったが、なんであったのかも、わからない。もし体を操るようなものであれば──苦々しく湊は顔を歪めた。
「あれ、なんともない?」
拍子抜けするような声が響いた。湊はまだ警戒したまま綾時の姿を伺う。特に変化はない。見慣れた泣きぼくろのある顔つきも、体ごと包んでしまえそうなロングマフラーも。綾時自身も体を捻ったり手を開いたり閉じたりと確認しているが問題はないようだ。
「あれ? 綾時なんでそっちにいるの? 後ろにいなかった?」
ほっ、と一息つこうとした所で知らない声が聞こえた。敵意はなく呑気でどこか抜けたような声。
やはり突如として姿を見せたのは湊と同じ年頃の少女だ。赤い瞳にサイドからヘアピンでXXIIと纏め上げた赤茶みがかかった髪型が印象的である。なんと月光館学園の制服を着ていた。
こんな子いたかな、と湊は記憶を漁って見てから湧き出る違和感。
何かがおかしい。そうじゃない。
そうだ、どうやってここに来た? と今更ながらの疑問に驚愕した。
「えっ!? 君は誰かな……?」
それはどうやら向こうも同じだったようで目を大きく見開いて驚いている。綾時が湊と少女を見比べた後、困惑しながらぼそっと呟いた。
「湊に……琴音? これはいったい……」
「琴音……?」
「湊……?」
まるで信じられないといったような表情の綾時。首を傾けて?を飛ばす琴音。そして表情は変えず警戒も解かない湊。三者三様、顔を見合わせながら疑問に陥った。そして、その側でもまた。
「テオ……?」
「エリザベス姉上!!?」
エリザベスと似たような顔だちの金眼銀髪の偉丈夫、テオドアが驚いていた。厳ついとも見える外見にはそぐわず、心なしか何処かオドオドと怯えているようにも見えた。ふむ、と顎先に手をやって考え込むエリザベス。テオはその姿を黙って見守っていた。
やがて考え込んでいたエリザベスは何かに思い当たったようだ。
「テオ、もしや貴方、そちらのお客人のためにニュクス封印の門の周辺座標を弄りましたか?」
「え、ええ……流石にあのような門に縛り付けられては琴音様がお気の毒で……」
「それです!! ああ、なんたることでしょう!!」
「姉上……? はっ!!? こ、これは……!!? よもや、そういうことなのですか!!?」
二人は何かを確信したようだ。テオは琴音、湊、綾時を順に見渡した後に封印の門を見て視線を固定した。
しかし、湊の興味を引いたのはそれではない。
震えていた。あのエリザベスが。
「失態ですね、これは……。如何に私達であろうと懲罰ではすみません……」
「も、申し訳ありません。しかしながら姉上、これは悪いことばかりとは言えないのでは……」
「黙るのです! 口を開く暇があったらさっさと偽装へ向かいなさい。もはやこの座を消すことは不可能。ならば一刻も早く隠れる準備をしなくては」
「い、いえ、しかし、偽装などバレたら更に……」
どうやら相当にまずいことになっているようだ。なにせ、あのエリザベスがおろおろしてボケることなく逃げる準備をしている。湊もまたその姿に震えて動けない。
そんなこと一つも知らない琴音が呑気にテオの服を引っ張った。
「ねえ、テオ、そろそろ説明してほしいんだけど」
「は……っ!? あ……いえ!」
そしてテオは硬直する。
かたや自身のもっとも大切な客人たる琴音、かたや自身の姉にして力の管理者たるエリザベス。
本人たちは意識していなかったが、テオにとってそれは簡単に選べるような選択ではなかった。意図せずも挾まれる形になったテオの額からは一秒ごとに汗が吹き出ていく。沈黙は暫く続いたが、退いたのはエリザベスの方だった。
「……では、テオ。貴方はお客人方への説明をお願いいたします。私は速やかに偽装へと向かいますので。なんとしても隠さねば……」
流石に琴音という弟の客人の前であり、湊ほどは、はちゃっけられない。一礼するとエリザベスは宙に魔法陣を描いて消えるよう足早に立ち去っていった。解放されたテオが大きく息を吐く。琴音はその様子に不思議気だ。
これらをただ見守っていただけの湊だが、琴音とエリザベスの間に何か──因縁が生まれたような気がしていた。
「では、僭越ながら、私の方から御説明させて頂きます。申し遅れましたが、私はテオドアと申します。湊様とは初対面というわけではありませんが、改めてご挨拶させて頂きます」
「おーパチパチ」
「……」
少し経ってから落ち着きを取り戻したテオが仰々しく頭を下げる。琴音は拍手を送り、湊は無言、だが、その裏で湊はテオの言うよう何か記憶に引っかかるものを感じていた。しかし、それは今は関係ないことだと話に集中する。
「まず我々がいる場所は琴音様、そして湊様、御二方が先程まで居られたニュクス封印の門の座ではありません。まさに今、生まれた二つの世界より繋がりし、新たなニュクス封印の門の座です。
引き合ったのは琴音様と湊様という
「僕……?」
綾時が自分で自分を指さして首を傾げた。
「一つの世界に同じ存在は存在できません。仮に出会ってしまえば統合、あるいは片方の消滅という結果を余儀なくさせられます。しかしながら、琴音様と湊様はお会いしながらも自分たちが同一の存在であるとは認識されなかった。
大変珍しいことではありますが、二つの世界は変わらないのに同一である御二方だけが違う。名が違い性別から性格までと異なり、育んだ自我の強さによって統合を免れたとも言えます。当然ですが、私と姉上もそうです。
されど、綾時殿は瞬間的におそらく自分がいると思われた筈です。認識の壁はなく自我の境界も在らず、故に二つの存在は引き合い統合を果たした。そして、それが軸となり座が固定化されて、新たな特異点を生み出したのだと思われます」
「なるほど……道理で僕の中に湊と琴音、二人と過ごした記憶があるはずだ……」
綾時が納得したという顔を見せれば琴音が心配そうに問いかける。
「それって大丈夫なの? ごちゃごちゃにならない?」
「ううん、むしろ楽しいよ。同じ出来事でも二人の反応が違って面白いんだ。と言うか、琴音も湊も自分たちが同一の存在だって言われてるんだけど、それに対して何もコメントないの?」
「うーん、なんか懐かしいような感覚はあるけど……流石に男の子を私だって言われてもなー」
「どうでもいい」
「君、変わってるね」
表情すら変わらない湊、それを不思議そうに見やる琴音。二人は同じだと完全に理解している綾時でさえ同一存在だとは思えなかった。暫く、湊を観察するよう見ていた琴音だが、元気よく手を挙げるとテオへと向き直った。
「はーい、質問でーす。ニュクス封印の門はどうなってるの? 二つあるってこと? 門一つしかないけど」
「ニュクスの本体は月そのものですが、その精神を封じてエレボスが触れられないようせき止めているのが封印の門です。これは人々の意識と無意識の果て、あるいは心の海の果てとでも言うべき場所に存在し、先程まで御二方が居られた場所です。それぞれがそれぞれの場所で悪意をせき止めていた。
しかし、この特異点において門は統合された模様です。門の形は外装であり、意思なき力はただ同一のもの。統合される条件は満たしております」
「えっ、それって取り付いてたら危なかったってこと?」
「いえ、仮に門に全力で取り付いていたしても自我の境界があり認識の壁がある限り統合は在りえなかったでしょう。力に関しても引き出すことも与える事も可能です。琴音様であろうと湊様であろうとです。同一のただの力ですから」
琴音はテオが答える度に驚いたり、ほっとしたりと、なんというか忙しない子だな、という印象を湊が抱いた。
「代わりにと言ってはなんですが、ここは二つの世界からエレボスの悪意が襲いかかります。故に、このように空気が重いのです。また門が封じているのもそれぞれの世界で眠るニュクスの意識です」
「それぞれの世界を守っていた門はどうなったんだい?」
今度は綾時が問うとテオの顔が明らかに曇った。
「そちらはいま現在……機能しておりません。おそらく外装である門の形だけは維持しているとは思われますが、こちらの特異点に新たに出来た門に封印ごと力を吸い上げられる形での統合を果たしたと見ていますので、門が残っていたとしてもただのハリボテかと思われます。
エレボスの悪意はニュクス目指してこちらへと向かうので問題はないのですが、私どもとしては問題がありまして、エリザベス姉上が全力で偽装を行っている最中かと……」
要は二つの世界を結ぶ爆心地を作ったのだ。門が一つになり、破られたら世界が二つ滅ぶ。エリザベスが慌てるのも当然であった。
そして特異点であるこの場所を消すことはできない。封印の門が重なり、無理に消せば二つの世界にどんな影響が出るか、まるでわからないからだ。
また綾時が質問した。
「偽装って……そんなことができるのかい?」
「ええ、まあ……。外装として門が残っているのならばの話ですが、私や姉上は力の管理者という些か大仰な役割を頂いております。琴音様や湊様のようにニュクスの封印そのものとなると不可能ですが、既に存在するものに力を与えるということは然程難しいことでありません。おそらく姉上はハリボテの門に力を注ぐことで以前と変わらないように見せかけるつもりなのではと……」
「なんだか直ぐにバレそうだね」
「私もそう思いますが……姉上の言うことですので……私の口からは反対も申し上げにくいと言いますか……」
そう言ってみるみる小さくなっていくようなテオに慌てて綾時がフォローの言葉を紡ぐ。
「ま、まあ、ここにしたって元の場所にしたって本当に最果てと言っていいくらい辺鄙な場所だから、実際に誰か覗きにでも来ない限り気づかれないと思うよ」
「そうであれば……よいのですが……」
あまり効果はなかった。生真面目なテオとしては気が進むものではなく、それにエリザベスがこういうことをやらかした後にはいつもバレて般若の顔をしたもう一人の姉、マーガレットにこっぴどく怒られた経験があるからである。
その殆どがテオは巻き込まれただけにも関わらず、何故かテオの方が怒られていたとあっては仕方ないのかもしれない。
一連の話を聞き終わると琴音がすべて理解したと言わんばかりに無邪気な笑みを浮かべて宣言する。
「うん、大体わかった。敵も二倍になったけど、こっちも二倍になったってことだね。あ、でも綾時が半分になっちゃったか」
「僕は半分になったわけじゃないんだけどね」
苦笑する綾時を横目に琴音は湊へと手を差し出した。
「私は汐見琴音。よろしくね」
「有里湊」
そうやって握手を交わす二人を見て綾時は微笑んでいた。なにせ綾時の中には二人と過ごした記憶があるのだ。エリザベスやテオがやってきた時には、こんなことになるとは考えもしなかったが、楽しくやれそうだ、と記憶を回想して想いを馳せる。
そして、その途中で顔が強張って思考が凍りついた。
(この二人……仲良くできるかな……)
同一存在だと言うのにあまりにも違う性格と性質。
綾時はふいに湧き出た不安をどうしても消し去ることが出来なかった。